どれがおすすめ?国内・海外で人気がある農機具メーカーの特徴を解説

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海外製トラクターの写真

国内・海外で有名な農機具メーカーの特徴を主に解説している記事です。将来的に売却することを視野に入れた農機具の選び方や中古市場の需要、新品・中古品の利点・欠点なども解説しています。これから農機具の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

農機具を製造・販売するメーカーは数多くありますが、それぞれの得意分野や魅力は異なります。農機具の購入を考えているなら、メーカーの特徴を知っておくと、製品を選びやすくなるでしょう。

この記事では、国内・海外で有名な農機具メーカーの特徴を解説するほか、新品と中古の長所や短所、将来的に売却する場合の需要や価値などについて解説しています。農機具の購入をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

国内で有名な農機具メーカー

日本の農機具メーカーの製品は、その性能や扱いやすさから、国内だけではなく、海外でもとても人気です。まずは国内で特に人気が高い、農機具主要4社についてご紹介します。

クボタ

Kubotaトラクター
出典:株式会社 Kubota TOPページ

クボタは、日本のみならず、世界的にシェアを獲得している農機具メーカーです。国内ではトップシェアを獲得しています。トラクターを主力商品としており、利用者からの評判も上々です。

クボタ製農機具の魅力は耐久性にあります。数十年も前に発売されたモデルが、今でも現役で活躍しているほどです。クボタの農機具は、この耐久性からもわかるとおり、「迷ったらクボタ」といえる手堅い選択肢になるでしょう。

ヤンマー

ヤンマートラクター
出典:YANMAR TOPページ

ヤンマーは、クボタの次に人気のメーカーです。企業規模が大きく、農機具以外にも船舶や建設関係など、さまざまな事業に取り組んでいます。

農業分野においては、トラクター、耕運機、田植え機などを主力にシェアを獲得しています。ヤンマー製農機具の特徴は、高いクオリティとシンプルな操作性です。

ヤンマーは、クボタと比べると海外でのシェア率はひかえめです。海外進出にもそれほど積極的ではないため、メンテナンス体制が整っていません。これが海外でのシェア拡大を妨げている要因だといえるでしょう。

イセキ(井関農機)

イセキ トラクター
出典:イセキ農機 TOPページ

1926年創業の老舗農機具メーカーです。世界で初めて脱穀・刈取を1台で行う自脱型のコンバインを開発したメーカーでもあります。

イセキは、国内ではヤンマーに勝るとも劣らない人気を誇るメーカーです。農業に関する機械なら一通り生産しています。

そんなイセキの特徴は、リーズナブルな価格設定とメンテナンスのしやすさです。アフターサービスも充実しています。

ただ、故障が若干多い傾向にあり、耐久性や品質面では、クボタやヤンマーに及ばずといった印象があります。中古農機具の大きな市場である新興国であまり人気がないため、海外でのシェア率も低めです。

三菱マヒンドラ農機

三菱マンドラ農機 トラクター
出典:三菱農業機械 TOPページ

三菱系列の老舗農機具会社です。もともとは1914年に「佐藤造機株式会社」として創業しており、のちに合併により「三菱農機」という社名に変わりました。

さらにマヒンドラ社(インド)との協業合意により、2015年に「三菱マヒンドラ農機」に生まれ変わります。「三菱農機という名前に聞き覚えがあっても、三菱マヒンドラはあまり聞いたことがない」という方もいらっしゃるかもしれません。しかし、名前に変化はあっても、長い歴史で培われた実績・経験は今も健在です。

三菱マヒンドラ農機の製品は、耐久性が高く堅実な作りで、中古でも人気があります。古いモデルよりも2000年代以降に発売されたモデルの需要が高いようです。

海外で有名な農機具メーカー

海外メーカーの農機具(トラクター)は、日本の農機具とは異なり、ほとんどが65馬力を大きく超えることが特徴です。ここからは、海外で人気が高い農機具メーカーについてご紹介します。

ジョンディア(ディア・アンド・カンパニー)

ジョンディアトラクター
出典:ジョンディアトラクター紹介ページ
(YANMAR)

ディア・アンド・カンパニーは、世界的に有名なアメリカの農機具メーカーです。ブランド名からジョンディアとも呼ばれています。

ジョンディアの魅力は、なんといっても馬力です。日本とは異なるアメリカの広大な農地で活躍しているジョンディアは、全体的に大きめに作られていてパワーがあります。

日本ではヤンマーが輸入・販売を行っています。海外製ではありますが、パネルは日本語化されているため、操作で困ることはありません。

北海道など、一部の広大な耕地での利用に適しています。

フェント

フェント FENDT トラクター
出典:FENDT International

フェントはドイツの有名農機具メーカーです。対向車線からはみ出るほど大型なので、広大な農地での使用に向きます。

フェントの製品には、先進的なテクノロジーが搭載されています。フェントの製品は高額です。しかし、その値段はハイパフォーマンスに見合ったものだといえるでしょう。

マッセイ・ファーガソン


出典:MASSEY FERGUSON INTERNATIONAL

アメリカやカナダで有名なトラクターメーカーです。北アメリカだけではなく、ヨーロッパ、オーストラリア、アジアなど、世界中でシェアを獲得しています。日本国内ではMFMが輸入販売を行っています。

マッセイ・ファーガソンの特徴としてまず挙げられるのが、シンプルな操作です。トラクターは日々進化しており、性能や機能が向上していますが、同時に操作が複雑化してきています。しかし、マッセイ・ファーガソンのトラクターの操作は、とてもシンプルです。

手厚いアフターケアもマッセイ・ファーガソンの魅力のひとつです。日本にも営業所があるので、何かトラブルがあったときでもスムーズに対応してくれます。

アフターサービスは国内・海外メーカーであまり変わらない

どのメーカーもアフターサービスには力を入れています。海外メーカーの農機具でも、何か問題が発生した場合は、輸入元の営業所が対応してくれますし、修理や部品の取り寄せも可能です。

アフターサービスの細かい内容は、メーカーそれぞれ異なります。専門の技術者がメンテナンスや修理を行うなど、基本的なサービスはどのメーカーでも変わりません。

農機具の購入を考えているのであれば、基本的に、自宅から販売店や営業所が近いメーカーを選ぶとよいでしょう。トラブルが起きてしまった場合でも、すぐに対応してもらえます。

将来の売却を見据えてメーカーを選ぶ

中古車の売却ではメーカーやモデルにより査定額が変わるように、中古の農機具もメーカーにより査定額が大幅に変わります。メーカーは、いつか売却することを考えて選ぶのが基本です。ここからは、売却を視野に入れた農機具メーカーの選び方をご紹介します。

メーカーの細かい説明からアタッチメントの選び方まで紹介している記事もございます。是非参考にしてみてください。

中古市場における農機具の需要

中古の農機具は、想像以上に多くの需要があります。クボタやヤンマーのような主要メーカーのモデルであれば、売却しやすいでしょう。

日本製の農機具は品質がよく、海外の中古市場でとても人気です。また、海外では1台の農機具を修理して使い続けることも多く、修理用の部品にも多くの需要があります。故障している機械でも、部品がお金になるので、主要メーカーの製品なら、売却できる可能性は高いでしょう。

中古市場における農機具メーカーごとの需要

基本的に国内の農機具メーカーなら、中古でも多くの需要があります。特にクボタの製品は耐久性や品質に優れるため、人気モデルなら査定価格も期待できるでしょう。作りがよく、長く使えるため、新型はもちろん、古いモデルでも需要があります。

ヤンマーの製品は、新型モデルの中古需要が高めです。ヤンマーのサービス店が多い地域では、特に人気があります。

数年のサイクルで農機具の入れ替えを考えるのであれば、クボタとヤンマー、イセキ、三菱マヒンドラ農機という主要4社の製品を購入するのがおすすめです。中でもクボタとヤンマーは無難な選択肢だといえます。

海外メーカーの製品も、有名なブランドであれば需要はあります。しかし、海外製は機械が大きく、広大な農地を持つ農家向きなので、全体的な需要は少なめです。日本製の農機具と比べると、やはり人気は落ちます。

新品・中古農機具のメリット・デメリット

予算が許すなら、新型モデルの新品を購入するのが一番です。最新の技術と機能が搭載された農機具なら、作業効率もアップするでしょう。これは新品の農機具を購入する大きなメリットだといえます。

一方、デメリットは購入費用が高額になることです。

価格が安いことは、中古の農機具を購入する大きなメリットです。ただし、購入後、どれぐらいの期間、使えるのか把握しにくいことや、新型モデルと比べると機能面で劣る場合があること、などがデメリットだといえます。

中古トラクターをお得に購入するポイント、価格相場などをこちらでご紹介しています。

農機具は新品と中古品どちらがおすすめか

安さだけを考えるなら、中古品がおすすめです。しかし、中古品は故障リスクが高いため、何度も修理しなければならないようなら「新品のほうがかえって安かった」ということもありえます。

新品の場合、状態がよければ、高値で売却可能です。中古品でも同じことはいえますが、耐久性の面で限度があります。購入価格が安ければ、売却価格も当然、安くなります。

農機具は、使用頻度や使用する方の年齢、栽培面積などを総合的に考えて選ぶことが重要です。若い方で、広い農地をお持ちの方には新品の農機具が向いています。今後、長い期間にわたり使えるので、年間の原価を低く抑えられるでしょう。

反対に、高齢の方や、せまい農地をお持ちの方の場合は、中古の農機具が選択肢に入ってきます。使用期間や稼働時間が短いことがその理由です。

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まとめ

おすすめ農機具メーカーは、クボタとヤンマーです。特にクボタは、日本だけでなく海外の需要も多く、古いモデルから新しいモデルまで人気があります。マッセイファーガソンなど、海外の農機具メーカーの場合は、広大な農地を持つ一部の農家に人気です。

農機具を選ぶ際は、営業所や店舗が自宅の近くにあるメーカーを選ぶとよいでしょう。トラブルが起きたときに迅速に対応してもらえます。