シェア畑とは?料金は高い?都市生活者におすすめの栽培アドバイザーがいる畑レンタルサービス

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みなさま、「シェア畑」というものをご存じでしょうか。「シェア畑」は株式会社アグリメディアが運営する畑レンタルサービスで、農業をやったことがない初心者でも気軽に始められる農業の形として注目されています。コロナ禍でも、密を避けながら体を動かせるとして人気です。今回は、土いじりや農業に一歩踏み出してみたい方に向けて、シェア畑の特徴やメリット・デメリットなどを解説していきたいと思います。

こちらの記事では、シェア畑以外にもおすすめの貸し農園の料金や特徴を紹介していますので、あわせて参考にしてください。

シェア畑のサービス基本情報を解説

シェア畑は、耕作放棄地や遊休農地をサポート付き農園として再生させ、畑の小区画を利用者が契約し“自分の畑”として野菜作りができるサービスです。今や利用者は全国で5万人以上、利用者は右肩上がりに増えています。ここからは、シェア畑の基本的な情報について1つずつ説明していきたいと思います。

手ぶらでOK。農具や資材、苗や種などの用意は不要

シェア畑では、野菜の種・苗や肥料、農具などの用意は不要です。すべて畑に用意がされているので、身軽な格好で畑に行けます。汚れてもいい服装と軍手、帽子があれば十分です。

菜園アドバイザーが畑で栽培サポート。有料プランでは管理代行も

シェア畑には菜園アドバイザーがいます。週4回以上畑にいて、土づくりや種まき、植え付け方法などを教えてくれます。また、忙しい方向けに、お世話付きの区画や単発オプションの代行サービスの利用も可能です。

定期的に講習会を開催。栽培資料の配付もあり

菜園アドバイザーが、定期的に実演付きの講習会を開催してくれます。講習会に参加すれば野菜の植え付け方などの指導を受けることも可能です。また、入会時に栽培テキストを配布してくれたり、畑の掲示板にも資料の掲示があります

栽培は農薬・化学肥料不使用

シェア畑では、農薬や化学肥料は使用しておらず、鶏糞や牛糞などの有機肥料を使用しており、子どもと一緒の作業も安心です。

駐車場、共用スペース、季節のイベントもあり

駐車場はほとんどの農園に準備してあります。また、旬の野菜を使い、夏はカレー、秋は焼き芋、冬は鍋など季節に応じたイベントも開催しているそうです。

シェア畑を利用できる地域

2022年4月18日現在の情報では、シェア畑は全国122か所に展開されています。利用できる地域は以下の通りです。

  • 東京都:世田谷区、葛飾区、江戸川区、板橋区、杉並区、練馬区、足立区、目黒区、大田区、調布市、狛江市、三鷹市、府中市、国分寺市、国立市、西東京市、日野市、八王子市、町田市、多摩市
  • 神奈川県:横浜市、川崎市、藤沢市、相模原市、茅ヶ崎市、綾瀬市、逗子市、大和市、伊勢原市、足柄上郡大井町
  • 千葉県:千葉市、流山市、市川市、船橋市、八千代市、柏市
  • 埼玉県:さいたま市、越谷市、川口市、草加市、八潮市、朝霞市
  • 大阪府:大阪市、吹田市、茨木市、箕面市、高槻市、門真市、八尾市、東大阪市、豊中市、堺市
  • 兵庫県:明石市、尼崎市、西宮市、伊丹市、神戸市
  • 京都府:京都市
  • 福岡県:福岡市

シェア畑で借りられる畑の広さ

区画の面積は農園によって異なりますが、1区画3~13㎡程度(およそ1.6〜7.1畳)となっています。ご自身の都合に応じて選びましょう。

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シェア畑の解約方法

シェア畑を解約する際は、契約満了の3ヶ月前に解約申請を提出する必要があります。期日までに解約申請しないと、2万円の違約金または1年間の自動更新となりますので気を付けましょう。ホームページなどで解約方法が説明されていないため、問い合わせなどから、解約の旨を連絡して確認してみるのがおすすめです。

シェア畑の利用料金は? コスパはどうなの?

基本サービスが充実していて、初心者でもすぐに野菜づくりを始められるシェア畑。とても魅力的ですが、気になるのはその料金です。シェア畑のホームページを見ても料金についてまとまった説明を見つけることができず、困っている人もいるかもしれません。ライターが収集した情報をまとめると以下のようになります。

シェア畑の利用料金

シェア畑の料金体系は、「入会金」と「月額利用料」の2つで構成されています。金額は区画面積や農園の立地により異なり、2022年4月現在はこのような状況でした。

  • 入会金:11,000円(税込)から ※初年度のみ
  • 月額利用料:3㎡で6,000円(税込)から ※年間契約

入会金は税込11,000円が基本となるようですが、基本サービス以外に農業レジャー系のイベント等を強化している農園の中には「入会金22,000円」と書かれている農園もありました。

月額利用料は郊外よりも都会の農園のほうが高い傾向がみられます。例えば、東京都内では郊外の『シェア畑 八王子』と、都心に近く人気の『シェア畑 三軒茶屋』とでは、利用料金に2倍以上の差があります。

東京都内のシェア畑月額利用料金の例
  • シェア畑 目黒本町:3㎡ 14,000円
  • シェア畑 三軒茶屋:3㎡ 13,900円
  • シェア畑 駒沢:3㎡ 13,400円、8㎡:14,900円
  • シェア畑 久我山駅前:3㎡:9,300円、6㎡:12,400円
  • シェア畑 葛飾柴又:3㎡:8,900円、4.8㎡:11,900円
  • シェア畑 深大寺:3㎡:7,800円、6㎡:10,400円
  • シェア畑 町田金森:3㎡:7,400円、6㎡:9,900円
  • シェア畑 国分寺:3㎡:6,900円、8㎡:9,900円
  • シェア畑 狛江:3㎡:6,400円、6㎡:9,400円
  • シェア畑 八王子:3㎡:6,000円、10㎡:8,000円〜

※金額は全て税込

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シェア畑は高いの?安いの?

シェア畑は、安い農園でも月額6,000円から。これを12ヶ月分に入会金を合算した初年度料金は、83,000円にもなります。自治体が運営している市民農園ならば月500円程度で借りることもできると考えると、「シェア畑ってすごく高い」と感じた人は多いと思います。

しかし、「シェア畑は高いから市民農園にしよう…」と結論を出すのはもう少し待ってください。利用料金が安い市民農園には、安いなりのデメリットもあります。特に、これまで野菜づくりをしたことのない初心者の場合は要注意です!

利用料以外の出費がある市民農園、利用料だけのシェア畑

シェア畑の利用料が市民農園と比較して高くなっている主な理由は、種や苗、肥料などの消耗品、スコップや鍬などの農具、支柱やビニールマルチなどの資材、さらには菜園アドバイザーの指導料など、野菜作りに必要な物事がすべて月額料金の中に含まれているからです。

同じことを市民農園でやる場合はどうでしょうか。安い市民農園では農具も含めて全てを自前で用意しなくてはいけない場合が多く、初期投資に万単位のお金がかかることも珍しくありません。勝手がわからない初心者なら、本やインターネットで情報収集をして勉強をする時間も多く必要です。

しかし、野菜作りはそんなに簡単ではありません。独学で何時間もかけて勉強しても、購入した道具が合わずに買い直したり、栽培に失敗してしまったり、雑草や虫の対応に途方に暮れたり……。軽い気持ちで始めた結果、飽きたり管理しきれなかったりして1年でやめてしまえば、道具や資材の処分にも費用がかかるかもしれません。利用料の安い市民農園には、このような見えないコストが多くかかるのです。

シェア畑は「ちょっと畑やってみたい」人にはコスパ良い

以上のように、シェア畑はすでに野菜づくりのイロハがわかっていて、長く野菜づくりを続けていきたいと考えている人には高いといえます。一方、「ちょっと試しに畑でもやってみようかな」と思い立って貸し農園を探している人には、市民農園よりもシェア畑の方がコストパフォーマンスは良いといえるでしょう。

シェア畑のメリットデメリット

ここからは、シェア畑のメリットデメリットについて説明していきます。

シェア畑のメリット

まずは、メリットについてです。

都会に住む忙しい人でも週末レジャー感覚で楽しく農業体験でき、心身のリフレッシュにもなる

アグリメディアと東京大学がインターネットで行った調査によると、シェア畑利用者の健康レベルは、非利用者の2.3倍という結果が出ています。その要因として「農作業での適度な運動によるストレス解消」「家族や他者とのコミュニケーションによる健康」などがあるとみられています。

子どもの食育になり、野菜の食わず嫌いも克服できるかも

実際に利用者からは「野菜がどうやってできるのかを子どもに教える機会になった」「子どもが畑に来るのを楽しんでいるし、採った野菜は美味しいと言ってくれる」といった声が上がっています。市場に出ている野菜は収穫から時間が経っていますが、畑なら収穫してすぐ食べることもできますし、自分でお世話をしたという意味合いも重なって、子どもが野菜を積極的に食べるようになるかもしれません。

農地問題の改善につながる

シェア畑サービスは、農地問題の改善にも役立っています。農家数の減少などにより、遊休農地や耕作放棄地が全国で増え続けています。それを有効活用しようと始まったのがシェア畑サービスでした。荒れていた農地を持て余していた人と、畑を始めるきっかけを探していた人の要望を叶えているのがシェア畑なんです。

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シェア畑のデメリット

続いて、デメリットについてです。

市民農園と比較すると料金が高い

1つ目のデメリットは、市民農園と比較すると料金が高いことです。市民農園の相場は年間5,000円前後ですが、シェア畑はそれよりも高くなっています。理由としては、種や苗、肥料の代金、さらに農具の利用料金や指導料などが含まれているからです。たとえば、東京都足立区のシェア畑では、1区画 7,200/月(税込)(別途入会金¥11,000(税込))となっています。

地域が限られている

2つ目のデメリットは、地域が限られていることです。先述の地域を見ると、展開されている地域は主に首都圏と関西圏です。また、市内・区内にあったほうが畑を見に行きやすいと思うので、さらに場所が増えると利用しやすくなりますね。

こちらの記事では、貸し農園で起こるトラブルについて紹介していますので、あわせて参考にしてください。

気になったら資料請求、無料オンライン説明会を利用しよう

ここまで記事をお読みいただきありがとうございます。シェア畑を試してみたくなった方は、資料請求とオンライン説明会に参加することをお勧めします。その後、畑に見学に行った上でご決断されるのがよいのではないでしょうか。

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まとめ

シェア畑は、利用料金は少しお高めですが、今まで畑をやったことがない人にとってみたら初体験の連続だと思いますし、収穫の喜びも一入になるでしょう。また、野菜を食べた後の生ごみを畑に戻せば、ごみの量を減らし、資源の循環に貢献することもできます。運動不足解消や新たな趣味としても魅力的ですし、安全安心で美味しい野菜も収穫できて、生活が豊かになるのではないでしょうか。

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