シェア畑が家庭菜園初心者におすすめな5つの理由!市民農園との違いも解説

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シェア畑が家庭菜園初心者におすすめな理由を解説します

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

「シェア畑」は、株式会社アグリメディアが運営する畑レンタルサービスです。都会に住む人や野菜栽培の初心者でも気軽に家庭菜園を始められるため、人気を集めています。

この記事では、これから家庭菜園をはじめてみたいと考えている方に向けて、シェア畑の特徴やメリット・デメリットなどを解説します。

シェア畑とは


シェア畑のホームページのスクリーンショット

シェア畑は、株式会社アグリメディアが運営するサポート付き貸し農園です。

準備も知識も不要!手ぶらでOKの貸し農園

シェア畑の最大の特徴は、畑をするために必要なものがほとんど用意されていることです。

鍬などの農具や支柱などの資材、種や苗まで農園側が用意してくれます。

また、野菜の栽培スケジュールや栽培方法の資料も用意されています。畑には「菜園アドバイザー」と呼ばれる経験豊富なスタッフが週数日ほど勤務していて、栽培に必要な知識を伝授してくれたり、利用者の手が回らない部分のお手入れなどをしてくれます。

もちろん、水場やお手洗い、休憩スペースなども設置されています。

シェア畑の利用者がやることは、週1回程度畑に行って、資料をみながら作業をして、あとは楽しむだけ。誰でも気軽に楽しく家庭菜園を始められます。

全国約130ヶ所で開園中。今後も続々展開予定!

シェア畑は全国約130箇所16,792区画にまで増えています。

立地は首都圏などの都市部に多く、都会に住む人にとって貴重な土とのふれあいの場となっています。

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菜園初心者にシェア畑をおすすめする5つの理由

シェア畑は、初めて野菜栽培にチャレンジする都市居住者におすすめのサービスです。その理由を、さらに詳しく見ていきましょう。

農具や資材、苗や種などは農園が用意してくれる

シェア畑では、野菜の種・苗や肥料、農具などの用意は不要です。すべて畑に用意がされているので、身軽な格好で畑に行けます。汚れてもいい服装と軍手、帽子があれば十分です。

菜園アドバイザーがサポート・管理代行

シェア畑には菜園アドバイザーがいます。土日を含む週4日以上畑にいて、土づくりや種まき、植え付け方法などを教えてくれます。

また、忙しい方向けに、お世話付きの区画や単発オプションの代行サービスも用意されています(有料)。

定期講習会、栽培資料もある

シェア畑では、菜園アドバイザーによる実演講習会を定期的に開催してくれます。講習会に参加すれば野菜の植え付け方などの指導を受けることも可能です。

また、入会時に栽培テキストを配布してくれたり、畑の掲示板にも資料の掲示があるので、自分のペースで作業を進めることもできます。

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栽培は農薬・化学肥料不使用

シェア畑では、農薬や化学肥料を使用しない栽培方針を採用し、肥料には鶏糞や牛糞などの有機肥料を使用しています。手間やテクニックが必要な有機栽培も、気軽に行えます。

▷こちらの記事では、有機栽培の畑づくりに欠かせない土づくりの基礎知識について紹介しています。

お試し農園にちょうど良い広さ

シェア畑で借りられる区画の面積は農園によって異なりますが、1区画3~13㎡程度(およそ1.6〜7.1畳)となっています。

週1回の作業で十分に手入れでき、お試しで始めるのにちょうど良い広さだといえます。

駐車場、共用スペース、季節のイベントもあり

駐車場はほとんどの農園に準備されています。休憩などのための共用スペースがある菜園も多く、そこで利用者を集めたイベントが開催されることもあります。

シェア畑で育てた野菜を使用してカレーや鍋などを作り、家族で楽しんだり、利用者同士の交流も可能です。

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無料オンライン説明会開催中!

シェア畑では、利用を検討中の方のために無料オンライン説明会を開催しています。

気になることを直接聞いてみよう

オンライン説明会では、運営スタッフから1対1で説明を受けられます。所要時間は20分で、平日休日問わず朝10時から夕方18時まで、6つの区分で予約枠が設けられています。

また、資料請求だけをすることも可能です。興味はあるけれど対面で話すほどでもない場合や、時間の都合が付かない場合などにはぜひご利用ください

予約はホームページから

予約や資料請求はホームページから行えます。下記のリンク先にてご確認ください。

▷資料請求はこちらから

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シェア畑の地域と利用料金

基本サービスが充実していて、初心者でもすぐに野菜づくりを始められるシェア畑。とても魅力的ですが、気になるのはその料金や借りられる畑の場所です。

シェア畑のホームページを見てまとまった説明を見つけることができず、困っている人もいるかもしれません。ライターが収集した情報をまとめると以下のようになります。

利用可能な地域

2023年6月28日現在の情報では、シェア畑は全国約130か所に展開されています。利用できる地域は以下の通りです。

  • 東京都:世田谷区、葛飾区、江戸川区、板橋区、杉並区、練馬区、足立区、目黒区、大田区、江東区、調布市、狛江市、三鷹市、府中市、国分寺市、国立市、西東京市、日野市、八王子市、町田市、多摩市
  • 神奈川県:横浜市、川崎市、藤沢市、相模原市、茅ヶ崎市、綾瀬市、逗子市、大和市、伊勢原市、足柄上郡大井町
  • 千葉県:千葉市、流山市、市川市、船橋市、八千代市、柏市
  • 埼玉県:さいたま市、越谷市、川口市、草加市、八潮市、朝霞市
  • 愛知県:名古屋市
  • 大阪府:大阪市、吹田市、茨木市、箕面市、高槻市、門真市、八尾市、東大阪市、豊中市、堺市
  • 兵庫県:明石市、尼崎市、西宮市、伊丹市、神戸市、宝塚市
  • 京都府:京都市
  • 福岡県:福岡市

利用料金は月額6,000円から

シェア畑の料金体系は、「入会金」と「月額利用料」の2つで構成されています。金額は区画面積や農園の立地により異なり、2022年4月現在はこのような状況でした。

  • 入会金:11,000円(税込)から ※初年度のみ
  • 月額利用料:3㎡で6,000円(税込)から ※年間契約

入会金は税込11,000円が基本となるようですが、基本サービス以外に農業レジャー系のイベント等を強化している農園の中には「入会金22,000円」と書かれている農園もありました。

月額利用料は郊外よりも都会の農園のほうが高い傾向がみられます。例えば、東京都内では郊外の『シェア畑 八王子』と、都心に近く人気の『シェア畑 三軒茶屋』とでは、利用料金に2倍以上の差があります。

東京都内のシェア畑月額利用料金の例
  • シェア畑 目黒本町:3㎡ 14,000円
  • シェア畑 三軒茶屋:3㎡ 13,900円
  • シェア畑 駒沢:6㎡ 13,400円、8㎡:14,900円
  • シェア畑 久我山駅前:3㎡:9,300円、6㎡:12,400円
  • シェア畑 葛飾柴又:3㎡:8,900円、4.8㎡:11,900円
  • シェア畑 深大寺:3㎡:7,800円、6㎡:10,400円
  • シェア畑 町田金森:3㎡:7,400円、6㎡:9,900円
  • シェア畑 国分寺:3㎡:6,900円、8㎡:9,900円
  • シェア畑 狛江:3㎡:6,400円、6㎡:9,400円
  • シェア畑 八王子:3㎡:6,000円、10㎡:8,700円

※金額は全て税込、確認日;2023年6月28日

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シェア畑は高い?市民農園と比較

シェア畑を検討する際に、比較対象となるのが自治体等が運営する市民農園です。

市民農園とは?

「市民農園」は、農家でも農村でもない都市部に住む人々が、自家用の野菜等を栽培したり、子どもの体験学習に活用したりするための小規模な農園です。開設できる団体は、自治体、農協、農家、企業、NPO等です。

農林水産省の2021年のデータによると、全国に4,235箇所の市民農園が開設されていて、そのうち2,089箇所が地方公共団体によるものとなっています。

利用料は市民農園が安い

利用料金だけをみると、シェア畑よりも市民農園の方が圧倒的に安いです。

農地のイメージがあまりない東京都区内でも、多くの自治体が市民農園(区民農園)を設置しています。面積や金額は自治体により異なりますが、1区画8〜15㎡、利用料は年額3,000〜24,000円程度、利用可能期間は1年未満から長くても3年ほどです。

一方、シェア畑は、安い農園でも月額6,000円から。これを12ヶ月分に入会金を合算した初年度料金は、83,000円にもなります。この金額だけを考えると、「シェア畑ってすごく高い」と感じる人は多いと思います。

しかし、「シェア畑は高いから市民農園にしよう…」と結論を出すのはもう少し待ってください。

利用料金が安い市民農園には、安いなりのデメリットもあります。特に、これまで野菜づくりをしたことのない初心者の場合は要注意です!

重要なのは土地代以外のコスト

シェア畑の利用料が市民農園と比較して高くなっている主な理由は、種や苗、肥料などの消耗品、スコップや鍬などの農具、支柱やビニールマルチなどの資材、さらには菜園アドバイザーの指導料など、野菜作りに必要な物事がすべて月額料金の中に含まれているからです。

同じことを市民農園でやる場合はどうでしょうか。

安い市民農園では農具も含めて全てを自前で用意しなくてはいけない場合が多く、初期投資に万単位のお金がかかることも珍しくありません。勝手がわからない初心者なら、本やインターネットで情報収集をして勉強をする時間も多く必要です。

しかし、野菜栽培しかも農薬不使用の有機栽培をして十分な収穫を得るのは、そんなに簡単ではありません。

独学で何時間もかけて勉強しても、購入した道具が合わずに買い直したり、なかなか畑に通えず栽培に失敗してしまったり、雑草や虫の対応に途方に暮れたり……。軽い気持ちで始めた結果、飽きたり管理しきれなかったりして1年でやめてしまえば、道具や資材の処分にも費用がかかるかもしれません。

利用料の安い市民農園には、このような見えないコストが多くかかるのです。

市民農園は競争率が高い

市民農園には、他にもデメリットがあります。

市民農園のデメリット

  • 人気すぎる
  • 利用可能期間が短い
  • 特定の時期にしか募集していない

市民農園を開園している多くの自治体で毎年新規利用者を募集してはいるものの、区画数に対して応募者が多く、抽選となっていることが多いです。

また、募集が特定の時期にしか行われず、やりたいと思ったタイミングで始められないことや、利用期間が1〜3年程度と短いため栽培期間が長い作物を栽培できないことも大きなデメリットといえるでしょう。

市民農園の抽選に落ちてしまい、次年の募集までの間に一時的に使用できる畑を探している人は、シェア畑の利用を検討する余地は十分にあるでしょう。

結論:手軽にエンジョイするならシェア畑がコスパ良し

以上のことから、すでに野菜づくりのイロハがわかっていて、長く野菜づくりを続けていきたいと考えている家庭菜園中〜上級者には、シェア畑よりも市民農園の方が向いているといえます。

しかし、「ちょっと試しに畑でもやってみようかな」と思い立って貸し農園を探している人には、市民農園よりもシェア畑の方がコストパフォーマンスは良いといえるでしょう。

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シェア畑のメリット

ここからは、シェア畑のメリットデメリットについて説明していきます。

まずは、メリットについてです。

都会でも家庭菜園ができる!

まずは、都会に住みながら家庭菜園をできることです。

シェア畑なら、マンションのベランダのプランター栽培では作れない作物も育てられますし、市民農園ほど競争率が高くもありません。

収穫体験をするためにわざわざ遠くの地方へ行く人もいる中、家の近くにいつでも行ける菜園があることは、日常的に農に携わりたい人にとって非常にうれしいことです。

土に触れてリフレッシュ

自然と触れ合うことで心身がリフレッシュされると感じる人は多いと思います。

しかし、都会ではきれいに整備・植栽された公園はあるものの、そこで自由に遊んだり、土を掘ったりできる場所はあまり多くありません。そのため、多くの都市生活者は、土と触れ合いたければお金と時間を使って郊外まで行く必要があります。

そんな時にシェア畑の存在を知っていれば、自宅からそれほど遠くない場所で野菜を育てながら、土や植物・虫などと触れ合うことができます。

市民農園は健康によい影響を及ぼす

アグリメディアと東京大学がインターネットで行った調査によると、シェア畑利用者の健康レベルは、非利用者の2.3倍という結果が出ています。

要因としては、「農作業での適度な運動によるストレス解消」「家族や他者とのコミュニケーションによる健康」などがあるとみられています。

出典:アグリメディアのプレスリリース(2020/5/26)

子どもの食育に

シェア畑の利用者からは「野菜がどうやってできるのかを子どもに教える機会になった」「子どもが畑に来るのを楽しんでいるし、採った野菜は美味しいと言ってくれる」といった声が上がっています。

市場に出ている野菜は収穫から時間が経っていますが、畑なら収穫してすぐ食べることもできますし、自分でお世話をしたという意味合いも重なって、子どもが野菜を積極的に食べるようになるかもしれません。

農地問題の解決につながる

シェア畑のサービスは、農地問題の改善にも役立っています。

農家数の減少などにより、遊休農地や耕作放棄地が全国で増え続けています。それを有効活用し、荒れていた農地を持て余していた人と、畑を始めるきっかけを探していた人の要望を共に叶えているのがシェア畑なのです。

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シェア畑のデメリット

続いて、デメリットについてです。

市民農園より料金が高い

1つ目のデメリットは、市民農園と比較すると料金が高いことです。

市民農園の相場は年間5,000〜10,000円前後ですが、シェア畑はそれよりも高くなっています。理由としては、種や苗、肥料の代金、さらに農具の利用料金や指導料などが含まれているからです。

たとえば、東京都足立区のシェア畑では、1区画 7,200/月(税込)(別途入会金¥11,000(税込))となっています。

▷こちらの記事では、関東地区のレンタル農園の料金・特徴などについて紹介しています。

地域が限られている

2つ目のデメリットは、地域が限られていることです。

展開されている地域は主に首都圏と関西圏です。これからさらに場所が増えてくれると良いですね。

年間契約なのですぐに解約できない

3つめのデメリットは、解約方法です。

シェア畑を解約する際は、契約満了の3ヶ月前に解約申請を提出する必要があります。期日までに解約申請しないと、2万円の違約金または1年間の自動更新となりますので気を付けましょう。

ホームページなどで解約方法が説明されていないため、問い合わせなどから、解約の旨を連絡して確認してみるのがおすすめです。

▷こちらの記事では、貸し農園で起こるトラブルについて紹介していますので、あわせて参考にしてください。

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まとめ

シェア畑は、利用料金は少しお高めですが、今まで畑をやったことがない人にとっては初体験の連続だと思いますし、収穫の喜びも一際大きなものになるでしょう。

また、野菜を食べた後の生ごみを畑に戻せば、ごみの量を減らし、資源の循環に貢献することもできます。運動不足解消や新たな趣味としても魅力的ですし、安全安心で美味しい野菜も収穫できて、生活が豊かになるのではないでしょうか。

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▷こちらの記事では、家庭菜園でおすすめの夏野菜について紹介しています。

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