猿の駆除方法|狩猟免許の法律やもらえる報酬・被害の予防や対策法
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農家のみなさま、猿の被害に困ったことはありませんか?「どう対策すればいいのか?」「どうしたら農作物を守れるのか?」と考えることも多いかと思います。また、「対策するにはお金や手間がかかりそう」と思ったことはないでしょうか。できれば、費用を抑えつつ、農作物もきちんと守りたいですよね。そこで今回は、猿の被害に遭わないための対策方法などをご紹介します。
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目次
猿について
猿の生態や猿による被害について紹介します。
猿の特徴
ニホンザルは昼行性の動物で、体つきはがっしりしており、オスの体長は0.5〜0.6m、メスは0.4〜0.5mほどの大きさです。五感も優れており、人間とさほど変わりません。複数のオスと複数のメスからなる、数十~数百頭の群れをなして行動します。
交尾は年1回秋から冬にかけてで、出産期は春から夏です。一般的には2~3年に1頭の割合で出産するとされていますが、餌が豊富にあれば年1頭産むこともあります。知能も高く、一説には幼稚園児程度の知力があると言われていて非常に賢い動物です。雑食性で、果実や植物の葉、花、種子、キノコ、卵、昆虫なども食べます。
感情のままに従うところがあるので、個体によっては攻撃的なこともあります。ですから、野生のニホンザルには近寄らないほうが賢明です。
猿による被害
農作物の被害
農林水産省によると、令和元年度の猿による農作物被害額は8.6億円。獣類ではシカ、イノシシについで3番目に大きくなっています。これは、鳥獣・害獣による被害額全体の約5%です。
猿は雑食のため、比較的なんでもたべますが、畑で栽培されている野菜や果物などの美味しい農作物を見つけて食べてしまします。そのため、農家にとっては、大きな被害となります。
人的被害
猿が市街地や住宅地に出没し、人に被害が及ぶといったニュースがよく見られます。猿の生活範囲が、人間の生活範囲へと拡大し、環境に慣れていることが要因だと考えられます。威嚇をしたり、噛み付いたりするなどの危害を加える可能性もあるため非常に危険です。
猿の駆除は許可が必要
猿を駆除するためには、自治体の許可が必要です。狩猟免許や捕獲を行う申請を行いましょう。被害にあっているからと言って、許可なしに猿を駆除・捕獲してしまうと法律違反になる場合があるので注意してください。
免許があれば報酬を受けとれる
自治体によっては、新たに狩猟免許を取得した場合に補助金をもらうこともできます。
たとえば、神奈川県箱根町では、以下のような仕組みになっています。
対象
町内に在住または町内に在勤し、今年度新規に狩猟免許(第1種銃猟免許及びわな免許に限る)を取得した方で、免許の種類に応じ、それぞれ次の要件を満たす方
- 第1種銃猟免許 箱根町鳥獣被害実施隊員として有害鳥獣の捕獲に3年以上従事できる方
- わな免許 自己の所有するまたは所有者から依頼された町内の土地で有害鳥獣の捕獲を実施する方
引用:箱根町
対象費用
講習会の受講料や免許申請の手数料、医師の診断書料などが対象です。
補助額
取得にかかった費用の2分の1です。ただし、免許ごとに限度額があります。第1種銃猟免許では4万円、罠免許では1万円となっています。
申請方法
狩猟免許を取得した日から3か月以内に、免状の写しや領収書を添えて申請しましょう。
猿の被害への予防・対策
ここからは、農作物を猿に荒らされないようにするための予防と対策を解説していきます。
電気柵
猿被害を防止するために重要なのが電気柵です。猿は非常に賢いので、1秒毎に通電するタイプですと、その1秒の間隔に通過される可能性があります。確実に通電部分に触れるよう、忍び返しを設けたり、電気柵の上に樹脂ネットを被せたりすることをおすすめします。
また、電気柵を設置する際は、設置が終わった部分から通電してください。サルが危険を記憶し、以後近づかなくなるように対策しましょう。
餌場を作らない
“つもり”はなくても、餌付けとなってしまうようなことはやめましょう。
農業をしていると、野菜くずを畑に捨てたままにしている方もいると思いますが、それが命取り。放置しておくだけでも、サルは山から下りてきます。
追い払い
サルを見かけたら、できるだけ大人数で追い払いましょう。恐怖心を与えるのが目的です。犬を活用するのも効果的。
また、「ニオイで追い払う」という方法もあります。特に効くのはオオカミの尿です。通販などでキットが販売されています。付属の容器に尿を入れて吊るすだけなので、簡単に対策できるのでおすすめです。
見通しを良くする
見通しを良くすることで、猿が隠れる場所を少なくするのです。余計な木々は定期的に伐採し、猿が木を伝って侵入してくるのを防ぎましょう。
猿は立ち木を伝って上に逃げるので、立ち木を中心に伐採するのがおすすめです。
おすすめの猿の駆除業者
害獣駆除を個人でやろうとすると、手間と労力がかかります。被害が大きく、今すぐ駆除したい場合は、専門業者に依頼したほうが素早く改善ができるのでぜひ参考にしてみてください。
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【ムシプロテック】に見積もりを依頼するこちらの記事では、害獣駆除業者の選び方を紹介していますので、あわせて参考にしてください。
まとめ
今回は、猿への対策方法について解説してきました。猿が人里に降りてきたニュースを見ても分かるように、猿を追い払うには根気が必要です。農作物被害の報道も毎年たくさんあります。猿は賢く、思いがけない方法で畑を荒らしに来るので、可能な限り対策をしましょう。エサの在り処はメスが子どもに教えるので、特にメスには気をつけてください。正確な情報をできるだけ集めて、猿対策を講じましょう。
こちらの記事では、モグラの退治方法について解説していますので、あわせて参考にしてください。