トラクターの修理とよくある故障|費用とメンテナンス方法を解説!

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トラクター

トラクターの修理やメンテナンスについてまとめています。トラクターに多い故障の種類やその修理、普段から注意しておきたいメンテナンス方法をお伝えします。また、年数が経ったトラクターや、修理をしていないトラクターでも売れるかどうかについて解説します。

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農作業でトラクターを使用していたら経年劣化や消耗で故障してしまった、何らかの衝撃で不具合が生じてしまったということはありませんか。トラクターは、故障しても早めに修理をすれば長い期間使えます。今回は、トラクターによくある不具合、トラクターを長期間使用するためのメンテナンス・ポイント、高く売るコツなどを解説します。

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トラクターのよくある故障と修理方法

トラクターのよくある故障には、エンジンオイルの不具合が代表的です。その他、キャブレターの詰まり、パンクなどもあります。それぞれどのようなときに故障しやすいのか、また、簡単な修理についても解説します。

エンジンオイルの不具合

エンジンオイルの不具合は、起きやすいトラクターの故障原因です。エンジンオイルは潤滑油の役割を果たしています。そのため、適正量よりも少なかったり古くなったりしている場合には、エンジンの焼き付きなどの故障につながる恐れがあります。

故障を予防するにはエンジンオイルを定期的に点検して、オイルが不足しているときには補給し、汚れているときには交換しなければなりません。交換頻度はトラクターの機種や搭載されているエンジンによって異なります。一般的に新車の初期点検以降2回目から交換するときは、100時間毎が推奨されています。エンジンオイルのフィルタについても、200時間ごとの交換がおすすめです。

エンジンの焼き付きはかなり重い故障です。その場合は、エンジンの乗せ換えやオーバーホールを行わなければなりません。トラクターの取扱説明書をしっかり確認し、点検時にオイルの汚れを確認し、必要な時期にオイル交換をしましょう。

キャブレターの詰まり

トラクターは農作業シーズンが終わるとしばらく使用しないため、長期保管時に問題が起きることがあります。保管前にメンテナンスをせず放置していると、キャブレター内の燃料が劣化して詰まり、エンジンがかからなくなる場合があります。こうした不具合を避けるため、長期保管時はキャブレター内の燃料を抜いてから保管する必要があるでしょう。

キャブレターが詰まった場合にはオーバーホールを行い、キャブレターの穴や周りを掃除、洗浄して組み直しましょう。

タイヤのパンク

タイヤのパンクは、劣化などが原因でタイヤにひびが入っているとき、あるいは釘などがタイヤにささったときに生じる場合があります。タイヤの空気圧が低い状態で農作業を行ったときにもパンクしやすくなります。使用前にはタイヤの空気圧をしっかり確認しましょう。

トラクターで移動するとき、アスファルトの上を走るとタイヤが減りやすくなります。走行時はできるだけ舗装していない道路を選びましょう。パンクの修理費用はトラクターの種類やタイヤサイズによって異なります。一般的に前輪よりも後輪の方が高修理費用は高めです。

急なパンクは農作業に支障がでます。ラグが減ってきたときやひび割れができたときなど、不具合を見つけたときに早めにタイヤ交換をしておくことが肝心です。

トラクターのメンテナンスと修理

トラクターは、簡単な点検や修理なら自分で行えます。田んぼや畑で使うため、砂や土などの汚れがつきやすく、洗浄やこまめなメンテナンスが必要です。トラクターを少しでも長持ちさせるためのメンテナンス方法や注意点について解説します。

エアクリーナーの掃除

エアクリーナーはエンジンに送り込む空気からごみやホコリを取り除く働きをするパーツです。エアクリーナーが汚れたり破損したりしていると、エンジンのパフォーマンスが下がる不具合が起きます。

エンジン周りに不具合が生じているときにはエアクリーナーエレメントを外して点検し、汚れていれば内側からコンプレッサーでエアーを吹き付けて掃除しましょう。

冷却水の交換

冷却水には、運転中に熱くなるエンジンを冷やす役割があります。タンク内の水分量を確認し、冷却水量がFULLからLOWの目盛り内に収まっていないときには、必要な量を補給してください。冷却水が原因でオーバーヒートする場合には、水を交換すると不具合が改善します。

また、キャップ、キャップ内側にあるゴムなどの劣化はオーバーヒートやエンジンの破損につながります。冷却水点検や補給、交換などのメンテナンスは常日頃からしっかり行いましょう。

また、特に不具合がないからと冷却水をずっと交換しなければ、冷却効果が落ちていきます。特に問題がない場合でも、1~2年を目安に交換するとよいでしょう。

ファンベルトの点検

ファンベルトにはエンジンの動力による発電や、ラジエーターでエンジンを冷却する働きがあります。エンジンがかかっているときには常に回転しています。そのため、ファンベルトは劣化しやすいパーツのひとつです。ファンベルトが伸びていたり切れかかっていたりすると、ファンがうまく回らずエンジンをしっかり冷却できません。

ファンベルトの不具合はオーバーヒートや電力不足によるバッテリー上がりの原因になります。トラクターの機種にもよりますが、ファンベルトの交換目安は稼働時間100時間ごとが一般的です。ファンベルトに損傷がないか、たわみがないかなどを点検し、必要に応じて交換しましょう。

ラジエーターホースの交換

ラジエーターホースは、ラジエーターとエンジンを結ぶ冷却水の通り道です。劣化によるラジエーターホースの亀裂やホースバンドのゆるみなどが起きると、冷却水が漏れてオーバーヒートの原因になります。

破損がみられない場合でも、劣化による不具合を避けるため約2年での交換が推奨されているパーツです。点検によりホースバンドがゆるんでいるだけなら締め直して改善されることもありますが、破損しているときには、ホースをホースバンドと一緒に新品へ交換する必要があります。

燃料フィルタカートリッジの定期点検

燃料の不純物を取り除き、きれいにしてくれるのが燃料フィルタカートリッジです。燃料フィルタカートリッジに不具合が生じていると、不純物の混ざった燃料がエンジンに届きます。そのため、エンジンがかかりにくくなったり、パフォーマンス低下、エンジン内部の破損など、さまざまな問題をもたらします。

燃料フィルタカートリッジは、稼働時間約400時間で交換するのが一般的です。定期点検で汚れの状態を確認して、適切な時期に交換しましょう。もし交換時期より前に不具合が生じてしまった場合は、他の部品に影響が及ばないように、早めの交換を行いましょう。

燃料ホースの交換

燃料ホースは燃料タンクとエンジンを結ぶホースです。破損すると燃料漏れが生じてエンジンが動かなくなり、漏れた燃料に引火する危険があります。急にエンジンがかからなくなったときには、燃料ホースの不具合が生じていないか確認しましょう。

定期点検では、ホースにひび割れや剥がれができていないかも確認し、不具合がなくても2年程度を目安に交換するとよいでしょう。

セパレータの洗浄

燃料と水を分離するセパレータに不具合が起きているときにも、エンジン関係のパーツ不具合と同様にエンジンがかかりにくくなります。そのままにしているとパフォーマンス低下、エンジン破損につながります。不具合が起きているときには、水抜きをしてセパレータに溜まっている水を排出しましょう。

稼働約400時間ごとにカップやエレメントなどを軽油で洗浄することも推奨されています。

早めの修理や定期的なメンテナンスのメリット

トラクターは定期的にメンテナンスを行い、不具合が生じたときにはこまめに修理を行うことが大事です。正しく整備していると、トラクターを常に万全な状態で使えるようになり、長期間使用できます。一般的にトラクターの寿命は10~20年ほどといわれているため、大切に使っていれば20年以上使うことも可能でしょう。

メンテナンスや修理をこまめに行ってきたトラクターは、新品購入から10年以上経っていてもまだまだ使えるため、買い替えをしたいときに高額で売れる場合があります。

故障したままでも買い取ってもらえる?

トラクターのエンジンが故障したまま買い取ってもらえるでしょうか。トラクターは、自分で修理やメンテナンスができる買取業者や個人も多いため、故障したまま修理をしていない状態でも買い取ってもらえることがあります。

故障しているトラクターは、バラバラに分解し、部品にしてから売られる場合もあります。エンジンがかからなくても買い取りしてもらえる場合があるため、あきらめずにまずは一度買取査定に出してみることをおすすめします。

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トラクターを少しでも高く売るポイント

人気の高いメーカー品や馬力のあるトラクターは需要が多いため、高く売れるケースもあります。買取業者は自社で修理・整備ができるので、故障したトラクターでも状態によっては買取額がそれほど減額されない可能性もあります。

トラクターを修理に出して高額な修理代を支払ってから売却した場合、多少買取額が上がってもあまり利益にはならないかもしれません。修理代金が高額になる場合は、トラクターに故障があっても修理に出さず、買取査定を依頼した方がお得になることもあります。

トラクターを高く売るためには、なるべく多くの業者に見積もりを依頼するのがおすすめです。買取業者の1社だけから見積もりを取ると、その見積額が適正かどうかわかりません。しかし、全国の複数業者から見積もりをとると、それぞれの価格を比較できるメリットがあります。たくさんの業者に見積もりを依頼して比較検討すると、より高値で買い取ってもらえるでしょう。

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まとめ

トラクターにはエンジンオイルの不具合など、起きやすいトラブルがあります。実際に使用しているときだけでなく、農作業シーズンが終わってトラクターを使わず長期保管している間に起きる不具合もあるでしょう。

もし修理せずに故障したままの状態でも、日本製のトラクターは高品質で丈夫なので、買い取りに出せる可能性が十分にあります。なるべく高額で売却をしたいときは、一括査定などを利用して、できるだけ多くの業者から見積もりをもらいましょう。