レモンはどうやって栽培するの?種類・必要な物・栽培のコツまとめ

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レモンの木

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料理の味付けに、彩りに一役買ってくれるレモン。
レモンがあるだけで食卓が鮮やかになり、特別感を演出してくれますよね。
フレッシュなレモンをかけるだけで、料理もひときわ美味しくなります。

そんなレモンは、毎回購入しているとちょっぴり高価…。
また、ほとんどが輸入品のため、残留農薬も心配ですよね。
実は栽培が難しそうなレモンも、日本でも栽培できるって知っていましたか?
今回は、レモンの栽培方法やコツ・必要なものについて紹介します。

レモンの特徴と栽培におすすめの環境

レモン

レモンはミカン科ミカン属で、インド原産の常緑低木です。
背が高くなく害虫がつきにくいので、管理がしやすいのも特徴。
レモンの鮮やかな黄色からは想像もつかない、白くて可憐な花をつけます。

レモンは耐暑性は強いのですが、耐寒性は低く3度以下になると枝から枯れてしまいます。
そのため、真冬は防寒対策をしてあげることが必要。
また、風が強く当たりすぎると病気になる原因に。
湿気が苦手なので、日当たりがいい場所で栽培してあげましょう。

日本で栽培できるレモンの種類

レモン 栽培

寒さと湿気に弱いレモン。
日本でも育てられるレモンは、どのような種類があるのでしょうか。
レモンにもたくさんの品種があるので、育てる地域の環境に合わせて選んでみてください。

レモンと言えば「リスボン」

一般的にレモンとして販売されている定番の品種が「リスボン」。
アメリカのカリフォルニア州が産地のレモンです。
スーパーで並んでいるレモンは、リスボンレモンのことがほとんど。

トゲが多いのですが、栽培は比較的簡単な種類です。
寒さに弱いので、寒い地域では冬は防寒対策が必要。
一般的に「レモン」と販売されているものの形、味が好きな人にはおすすめです。

果汁が多い「ユーレカ」

リスボンレモンに比べてトゲが少なめ、そしてより寒さに弱いのが「ユーレカ」です。
リスボンレモンよりもトゲが少ないため管理はしやすいのですが、耐寒性が弱いため、防寒はより気をつけないといけません。
味はリスボンレモンと似ていて、酸味が強いタイプ。
種が小さく、果汁がたっぷりつまっているのも特徴です。

トゲが少ない「ビラフランカ」

「レモンの栽培はトゲが怖い…」という人におすすめなのが「ビフランカ」。
レモンは鋭いトゲがあることが特徴ですが、ビフランカは「トゲなしレモン」と呼ばれているくらい、トゲが少ない品種です。
子供がいる環境で育てる場合や、トゲが苦手な人にとって栽培しやすい種類ではないでしょうか。

島レモンとも呼ばれる「マイヤーレモン」

鉢植えでも育てることができるほど、簡単に栽培できる「マイヤーレモン」。
島レモンや、菊池レモンなどとも呼ばれています。

産地は北マリアナ諸島。
一般的に「レモン」と想像される上下が尖って楕円状になった形ではなく、みかんのように丸みをおびた形をしているのも特徴です。
鉢植えでも育てることができるのですが実が小さくなるので、観賞用にする人は鉢植え、食用に栽培したい人は地植えがおすすめです。

レモンの栽培に必要な物

レモンの芽

育てたいレモンの品種を決めたら、次にレモン栽培に必要な物を揃えましょう。

1.植木鉢

植木鉢で育てる場合は、最低でも直径24cm以上の8号鉢以上の大きさのものを選びましょう。
プラスチックのものも販売されていますが、おすすめは素焼きで重ためのもの。
レモンの果実が実ったときに頭が重くなって、倒れてしまわないよう重めのタイプがおすすめです。

ホームセンターや園芸店、インターネットから購入できます。
大きめで重たいものは、持ち運びが大変なので注意してくださいね。
レモンは寒さに弱いため、瀬戸内地方よりも東の地域で育てる場合には、地植えより鉢植えが栽培しやすいですよ。
瀬戸内地方よりも西で地植えで育てる場合は、植木鉢は必要ありません。

2.鉢底石

鉢植えで育てる場合は、水はけを良くして根腐りを防ぐために鉢底石を入れましょう。

3.果実専用土

果実を育てるときには、肥料が入った土を使うのがおすすめです。
自分でも赤土と腐葉土を7:3の割合で混ぜて作ることも可能。
よくわからない場合は「果実専用土」として、市販で販売されているものを使うと失敗が少ないですよ。

4.肥料

果実を育てるには栄養分が必要です。
ホームセンターや園芸店で販売されている有機性の肥料を用意しましょう。
堆肥や酒粕などがおすすめです。

こちらの記事では、有機肥料について紹介していますので、あわせて参考にしてください。

5.剪定ばさみ

鉢植えで育てる場合、伸びてきた枝を整えて形作りをする必要があります。
レモンの枝は太くはありませんが、トゲがあるため一般的なはさみではなく、植物用の剪定ばさみを使うのが安全です。
切れ味がいいものを選びましょう。

こちらの記事では、剪定バサミのおすすめを紹介していますので、あわせて参考にしてください。

レモンの栽培方法

レモン

レモンの栽培方法でおすすめなのは、販売されている苗を使うこと。
今回は苗を購入した段階からの栽培方法について紹介します。

1.苗の植え付け

3月下旬〜4月上旬、少し暖かくなってきた頃に苗を鉢、もしくは土に植え替えます。
苗の場合は鉢底石を入れるのを忘れないようにしましょう。

2.剪定

ある程度大きくなったら剪定が必要です。
中心になっている幹から3本の枝をメインに育てていくのがおすすめ。
横から出てきた枝は、バランスを見ながら剪定していきましょう。

地植えの場合は、収穫がしやすいように大きくなりすぎた部分だけ整える程度で大丈夫です。

こちらの記事では、剪定に必要な剪定のこぎりのおすすめを紹介していますので、あわせて参考にしてください。

3.摘果

レモンは春〜秋まで花を咲かせて、実をつけます。
花をつけるようになるには、植え付けてから3〜4年程度たってから。
受粉は必要ありませんが樹への負担を考え、全ての実を育てるのはNG。
7月以降に咲いた花から実ったものだけを、果実として育てるのがおすすめです。

4.収穫

春に咲いた花は9月にはフレッシュな青レモン、10〜11月には熟したレモンへと成長します。
色づき始めたころが収穫のサイン。
収穫してから追熟させることで香り高いレモンになりますよ。

レモンの栽培のコツ

レモン 支柱

最後にレモン栽培のコツについて紹介します。
栽培しやすいレモンですが、以下のことに注意して立派なレモンを育てましょう。

1.害虫対策

レモンの栽培で注意したいのは「アゲハチョウ」。
アオムシがつきやすいので注意が必要です。
葉っぱを食い荒らされるので、見つけたら排除するようにしましょう。
その他にもアブラムシやカイガラムシもつきやすいので注意しましょう。

こちらの記事では、アブラムシの駆除方法を紹介していますので、あわせて参考にしてください。

2.防寒対策

レモンは寒さに弱いため、地域別・品種別に防寒対策を忘れないようにしましょう。
鉢植えの場合は、3度以下にならないように注意。
室内に移動させるなど、暖かい場所で育てましょう。

3.たっぷりの水やり

土の表面が乾燥してきたときが水やりのサイン。
夏は乾燥するスピードが早いので、定期的な水やりを欠かさず行いましょう。

4.肥料は遅延性のもの

レモンの実を育てているときは、肥料を与えるとよく実ります。
3,6,9,11月の計4回、遅延性の有機肥料を使ってゆっくりと吸収させましょう。

5.支柱を立てる

レモンの実は重いもの。
たくさん実ると、風に吹かれたとき重みに絶えきれず枝が折れてしまうことも。
支柱を立てて倒れないように固定したり、壁側によせるなどの工夫することがおすすめです。

こちらの記事では、支柱とは何か詳しく紹介しています。立て方や種類なども解説していますので、あわせて参考にしてください。

まとめ

レモンは樹木のため、それほど手をかけなくても簡単に育てることができます。
白い花を咲かせたり、黄色い実をつけたりと観賞用にもかわいいので、ぜひレモンの栽培に挑戦してみてはいかがでしょうか。