ニプロ松山の農業機械とは|ロータリー・代かき機の特徴と性能を他社比較!

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代掻きの田園風景

ハローやロータリーなどの農機メーカーである「ニプロ松山」「コバシ」「ササキ」の3社の特徴や、作業機械の性能、価格を比較してご紹介します。作業機はトラクターとの相性を確認することが重要です。中古作業機を探すなら「UMM 中古農機市場」をおすすめします。

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日本の農機市場では、「クボタ」や「ヤンマー」、「イセキ」が有名で、農業機械全体の売上高トップ3を占めます。ただ、農機メーカーには代かき機やロータリー、あぜぬり機など、農作業用途に特化した作業機械を専門に製造するメーカーもあることをご存じでしょうか。

作業機械に限れば、全国シェア6割を超える「ニプロ松山」はそのひとつです。今回は主要な作業機械であるハロー(代かき機)や、ロータリーを製造するメーカー3社の農機を比較してご紹介します。

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ニプロ松山など、作業用途に特化した農機メーカー

ニプロ松山 ハロー

ハローやロータリー、収穫機など農業用作業機械のメーカーは「ニプロ松山」のほかに、「コバシ」や「ササキ」などがあります。それぞれのメーカーの特徴や強みをご紹介します。

NIPLO(ニプロ松山株式会社)

長野県上田市に本社を持つ「ニプロ松山株式会社」は、農業用作業機械の代表的なメーカーです。ニプロ松山の作業機械は赤いボディが目を引きます。

農業用作業機械の開発メーカー

1900(明治33)年に、現在のスキの原型を考案して創業以来、農業用作業機械の開発メーカーとして、現在まで一貫して作業機械を製造し続けています。農業の大規模集約化が迫られている日本の農家に必要な省力化や効率化、ICT化などを取り入れた、高品質で高性能な作業機械を提供しています。また、日本の環境保全活動にも積極的です。

主力製品はハロー・ロータリー

ニプロ松山の主要製品は、トラクター用作業機械のハローやロータリーです。代掻き(しろかき)機のスタンダード「ドライブハロー」や、折りたたみ式の「ウィングハロー」など、新機能を搭載した豊富なラインナップをそろえ、耕うんやすき込みなど、土づくりに欠かせないロータリーも用途に応じて選べます。中古市場でも人気です。

コバシ(小橋工業株式会社)

岡山県岡山市に本社がある農業用作業機械メーカー「小橋工業株式会社」は、TVドラマ「下町ロケット」のモデル企業として有名になりました。耕うん機のメンテナンスに欠かせない耕うん爪も製造しています。

作業機と耕うん爪を生産するメーカー

コバシは、ロータリーやハローなどの作業機械と、耕うん機の爪の両方を製造している貴重な国内メーカーです。

1910(明治43)年に鍛冶屋として創業し、1964年に国内初の大型トラクターロータリーを開発しました。2011年には土がつかないタイプのロータリーを発表しています。持続可能なSDGsへの取り組みにも積極的です。

低燃費でメンテナンスしやすい設計

コバシは、作業機械と耕うん爪を設計段階から同時に開発しています。バランスの取れた組み合わせが可能で、これにより低燃費を実現し、コストカットにつなげています。耐久性、そしてメンテナンス性のよさも特長です。

ササキ(株式会社ササキコーポレーション)

「ササキ」は、青森県十和田市に本社がある農業機械と環境システム機器のメーカーです。電動バッテリーの床づくりや草刈り、除雪機械のほか、バイオマス機械なども開発・製造しています。

一貫生産体制と多くの特許を持つメーカー

ササキは、1901(明治34)年に北海道で鉄工場を創設し、早くから洋式耕作農機具の製造・販売を手がけました。青森で農機メーカーを設立後、中耕・除草を行うカルチベーターが業界初の発明賞を獲得。以降も多くの特許を取得しています。

自動化システムやコンピューターによる、開発から生産までの一貫したプロセスも、ササキの特徴だといえるでしょう。

高速ハロー・ロータリーで作業効率アップ

ササキには、高速で代掻き(しろかき)作業ができるハロー、耕うん速度をアップさせたロータリーなどの「超耕速」シリーズがあります。作業効率が上がることで生産コストの削減、農地面積の拡大につなげられます。

ハロー(代かき機)を3社で比較

農機メーカー3社のハローを比較してみましょう。各メーカーのスタンダードなおすすめモデルを取り上げます。

ニプロ松山

ドライブハローのプレミアムモデル「HR30」シリーズをご紹介します。これまでのスタンダードモデルより、対応可能な馬力が幅広いのが特徴です。

特徴・性能

20~60馬力に対応する「HR30」シリーズのドライブハロー。トラクターの車輪跡を消すソイルスライダーと砕土性能を向上させる加圧装置を装備し、ニプロ松山独自のスイングラバーを採用しています。

スイングラバーは、農地の凸凹を吸収し、安定した走行が可能。独特な形状の爪は、すぐれた砕土埋め込み性能を持ち、均等で美しい仕上げを実現します。

価格表

「HR30」シリーズの価格帯は48万4,000~76万3,400円(税込み)です。価格は適応馬力や装着方法により異なります。

コバシ

基本性能を徹底して高めた「ライナーハロー」シリーズのスタンダードモデルをご紹介します。軽量とハイパワー、低コストが追求されているモデルです。

特徴・性能

18~51馬力の小型から中型トラクターに対応する「ライナーハローPX」。特許取得の代かき専用SC爪と特殊な複数爪の配列により、砕土性能をさらに向上させました。大型スプリングレーキを装備し、大きな土塊や稲ワラ、草を確実にすき込み、田植えに最適な土づくりを行えます。

価格表

「ライナーハローPX」(18~51ps)の価格帯は50万3,800~73万9,200円(税込み)です。価格は適応馬力や装着方法により異なります。

ササキ

作業時間が短縮できる高速代かき機「マックスハロー」シリーズのスタンダードモデルをご紹介します。「マックスハロー」シリーズには、より高速な作業を可能にする超耕速モデルもあります。

特徴・性能

20~35馬力の標準トラクターに対応する、低燃費で省エネ型の「マックスハロー・スチールレベラー」。高速作業でもタイヤ跡が残らず、稲株やワラ、大きな土塊を確実にすき込みます。

整地圧は、粘土質や砂質など、さまざまな土壌に合わせて調整可能です。

価格表

「マックスハロー・スチールレベラー」(20~35ps)の価格帯は50万500~69万9,600円(税込み)です。適応馬力や装着方法で価格が変わります。

ロータリーを3社で比較

コバシ ロータリー

次に農機メーカー3社のロータリーを比較してみましょう。小型から中型トラクター用の標準モデルで選びました。

ニプロ松山

安定した性能と新機能が搭載されたロータリーのうち、耐久性にすぐれたロータリー「SX10」シリーズをご紹介します。豊富な作業機器がオプションとして用意されています。

特徴・性能

22~50馬力の中型トラクターに対応するロータリー「SX10」ホルダータイプ。「ニプロ松山」のロータリー爪にはボルト1本で固定するホルダータイプと、ボルト2本のフランジタイプがあり、ホルダータイプのほうが爪の交換が容易です。

特殊金属で加工されたG爪は摩擦に強く、土砂や泥水に強いフローティングシールや熱処理ガードも採用され、耐久性にすぐれます。

価格表

ロータリー「SX10」シリーズ(22~50ps)ホルダータイプの価格帯は、70万6,200~(税込み)です。適応馬力ごとに装着方法の種類があり、価格が変わります。

コバシ

コバシのロータリーのスタンダード「ハイパーローター」シリーズ。そのうち小型・中型用の「ハイパーローターJr」をご紹介します。特許を取得した快適なハイパー爪が採用されています。

特徴・性能

24~35馬力の標準トラクターに対応する「ハイパーローターJr KJM」。耐久性のあるハイパー爪は、低馬力での作業を実現しています。多彩な作業機器を装着できるのもポイントです。

価格表

「ハイパーローターJr KJM」(24~35ps)の価格帯は約64万4,600~(税込み)です。同様の馬力で作業幅が大きくなると価格帯が上がります。

ササキ

ササキの「トップロータリー」は、耐久性能の向上が図られたロータリーです。そのうち中型用「TS」シリーズをご紹介します。

特徴・性能

30~50馬力の中型トラクターに対応する「トップロータリー TS」シリーズ。刃先には、硬い合金で加工されたLT爪が採用されています。リヤカバーの接地面やセンターカバーにはステンレスが採用され、土の付着を防ぎ、馬力ロスを減らすのに効果的です。

価格表

「トップロータリー TS」(30~50ps)の価格は74万8,000~(税込み)です。作業幅や爪の取付方法などにより価格は異なります。

作業機選びはマッチングがポイント

ハローやロータリーなどの作業機械を選ぶときは、保有しているトラクターとの相性が重要です。買い替えたトラクターに手持ちの作業機械を装着する際も注意しましょう。

トラクターと相性が悪い作業機の問題

作業機械とトラクターの相性が悪いと、前後のバランスが不安定になったり、作業機械が車体にぶつかったり、持ち上げる力が上手く伝わらなかったりなどの問題が起こります。

トラクターの馬力や作業機械の幅、エンジンの回転力を作業機械の動力に変えるPTOのジョイント部分のマッチングなどを、必ず確認するようにしてください。

互換性の高い作業機械メーカーを選ぶ

ご紹介した作業用農機メーカーの中では、ニプロ松山がトラクターと互換性を持つラインナップを提供しています。「クボタ」や「ヤンマー」「イセキ」「三菱」など、メーカーごとに選べます。

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まとめ

作業用農機メーカー「ニプロ松山」「コバシ」「ササキ」という3社のハローやロータリー製品をご紹介しました。ハローやロータリーが主力商品のニプロ松山は、各メーカーのトラクターと互換性のあるラインナップをそろえています。

コバシは耕うん爪も製造し、低燃費でメンテナンスしやすいという特徴があり、ササキは高速作業を可能にするシステムに特徴があります。3社の作業機械の購入を検討するなら「中古農機市場UMM」がおすすめです。