もったいない野菜の通販サイト7選!規格外・訳あり野菜を買ってフードロス削減
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
味は変わらないのに「形・色が悪い」「大きすぎ・小さすぎ」「キズが付いている」などの理由で棄てられてしまう規格外や訳ありの野菜たち。
そんな「もったいない野菜」を取り扱う通販サービスが、フードロス削減や節約の観点から注目を集めています。
本記事では、もったいない野菜が買える通販サイトや、利用するメリット・デメリットなどを解説します。
「大地を守る会」のもったいナイ&規格外
・傷がついている
・形や大きさが不揃い
・欠けていたり割れている
6,600円相当が70%OFFの1,980円(税込)
農薬に頼らずに作られた野菜は旨味や甘みが強く、季節を感じられます。
※期間によって内容や価格がことなりますので、ご注意ください。
※この記事の情報は2024年4月26日時点の情報です。最新の情報は各サービスサイトにてご確認ください。
目次
「もったいない野菜」ってどんな野菜?
「もったいない野菜」とは、味は同じでも、形・色・大きさ・キズなど様々な理由で棄てられてしまう野菜たちのことです。
「規格外野菜」「訳あり野菜」などとも呼ばれます。
農林水産省のデータから算出すると、規格外野菜は年間生産量の30〜40%ほど。
そのうち一部が加工品や自家用として消費され、残りの20〜25%ほどは廃棄されていることが分かります。
近年、もったいない野菜を有効活用できる環境が整ってきたものの、まだまだ課題は多く、農家さんや販売業者にとって大きな悩みのタネです。
この現状に気づいた私たち消費者1人1人が「もったいない野菜を選んで食べる」という意識を持つことが、農家さんの応援やフードロス削減につながるのではないでしょうか。
参考:農林水産省
もったいない野菜の通販サイト7選
ここでは、もったいない野菜を取り扱っている通販サイトを9つ紹介します。
- 大地を守る会
- 食べチョク
- ポケットマルシェ
- tabeloop(たべるーぷ)
- Let(レット)
- フリフル
- タダヤサイ
順番に見ていきましょう。
大地を守る会
年会費 | 1,000円(税込) |
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送料(税込) | 【自社便】 4,320円未満:352円 4,320円~:165円 5,940円~:77円 8,640円~:0円 |
【宅急便】(地域により追加送料あり) 4,320円未満:1,078円 4,320円~:308円 5,940円~:110円 8,640円~:0円 |
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時間指定 | 宅急便で可能 |
置き配 | 自社便で可能 |
ミールキット | なし |
配達可能エリア | 北海道・青森県・岩手県・秋田県・宮城県・山形県・福島県・茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・新潟県・富山県・石川県・福井県・山梨県・長野県・岐阜県・静岡県・愛知県・三重県・滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県・鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県・徳島県・香川県・愛媛県・高知県・福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県 |
大地を守る会は、40年以上の歴史を持つ老舗の野菜宅配サービスです。
「オイシックス」や「らでぃっしゅぼーや」と同じ会社が運営しています。
野菜宅配業界でも指折りの企業かつ、無農薬や有機野菜が中心のため、安全性はトップクラス。
小さな子どもがいる家庭や、食材にこだわりがある人におすすめです。
大地を守る会自慢の野菜が楽しめる「旬野菜お試しセット」は、6,600円相当の商品が入って1,980円と非常にお得。
入会する際には、頼まないと絶対に損です。
大地を守る会のもったいない野菜
大地を守る会では、商品カテゴリとして「【WEB限定】わけあり超得品」と「もったいナイ&規格外」の2つがあります。わけあり超得品は賞味期限間近や季節限定の商品が、もったいナイ&規格外は折れ・傷ありで出荷できない野菜や、ふぞろい・小さすぎなどの規格外野菜が対象です。
▷大地を守る会のお試しセットについて詳しく知りたい方は、大地を守る会のお試しセットの口コミや注文方法を解説した記事もご覧ください。
食べチョク
年会費 | なし |
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送料(税込) | 配送方法や金額により異なる |
時間指定 | 可能 |
置き配 | 可能 |
ミールキット | なし |
配達可能エリア | 北海道・沖縄・一部の離島以外 |
食べチョクは、生産者から直接購入する産直通販サービスです。
生産者とのつながりが強く、直接メッセージのやり取りができます。
新鮮で美味しい野菜が通常よりも安く購入可能で、全国の野菜から気に入ったものを試せます。お試し価格の商品も生産者ごとに多数出品されています。
食べチョクのもったいない野菜
食べチョクで買える「もったいない野菜」には、規格外や訳ありなどがあります。
しかし、商品検索にもったいない野菜だけを絞り込んで表示する機能はないので、キーワード検索で「規格外」「訳あり」などの言葉を入力してヒットする商品の中から、自力で探していくしかありません。
▷食べチョクについてさらに詳しく知りたい方は、食べチョクの口コミ・評判・品質をまとめた記事もあわせてご覧ください。
ポケットマルシェ
年会費 | なし |
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送料(税込) | 690円~(地域や金額により異なる) |
時間指定 | 生産者により異なる |
置き配 | 宅急便業者により異なる |
ミールキット | なし |
配達可能エリア | 全国 |
ポケットマルシェは、全国の農家さんと直接やりとりしながら野菜を買える産直通販サービスです。
生産者から直接届くので、非常に鮮度が高く美味しい、そして安心して口にできます。
お試し価格の商品も生産者ごとに多数出品されているので、全国の野菜から気に入った商品をお試し可能です。
ポケットマルシェのもったいない野菜
ポケットマルシェでは、規格外・訳ありなどの野菜を購入できます。
検索メニューの「注目のキーワード」の中にある「#訳あってお買い得」タグを活用すると、様々な理由で通常価格よりお得に買える商品だけが表示されます。
また、トップページ上部の「訳ありポケマルシェ」バナーからは、規格外・売り場がない・賞味期限が近いの理由別で商品を探すこともできます。
▷ポケットマルシェの評判が気になる方は、ポケットマルシェの口コミやレビューを紹介した記事も読んでみてください。
tabeloop(たべるーぷ)
利用料 | 無料 |
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送料 | 0円〜(商品による) |
お試しセット | 生産者ごとに少数 |
配達エリア | 全国 |
tabeloop(たべるーぷ)は、環境に配慮した「エシカル消費」と「食品ロス削減」をテーマとし、社会課題の解決に取り組んでいるサービスです。
産地直送のオーガニック野菜・果物や、訳あり商品などを購入できます。
商品は農家さんや漁師さんだけでなく、食品系メーカーや小売店などからも出品されており、一般的な家庭はもちろん飲食店や団体利用にもおすすめ。
時期によってはお試し価格の商品も出品されているので、気に入った商品をぜひお試しください。
Let(レット)
利用料 | 無料 |
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送料 | 0円〜(商品による) |
お試しセット | 生産者ごとに多数 |
配達エリア | 全国 |
Let(レット)は、フードロス削減をテーマとして作られた食品専門のフリマアプリです。
農家さんだけでなくメーカーや小売などの企業も多数出品しており、規格外・訳あり野菜を中心にさまざまな食品をフリマ感覚で購入できます。
お試し価格の商品も生産者ごとに多数出品されているので、全国の野菜から気に入ったものをお試し可能です。
フリフル
利用料 | 無料 |
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送料 | 0円〜(商品による) |
お試しセット | なし |
配達エリア | 全国 |
フリフルは、規格外・訳ありなどのもったいない野菜が無料でもらえるサービスです。
農家さんやサービスを支えるサポーターとして登録し、抽選に当選すると生産者から直送で規格外・訳ありの野菜や果物が届きます。
基本的に送料無料のものが多いですが、商品によっては有料のものもあります。
送料がかかる場合の支払い方法は、2022年9月時点では代金引換のみとなっており、代引き手数料として300〜1,000円かかるためご注意ください。
タダヤサイ
利用料 | 無料 |
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送料 | 650〜900円(沖縄県は+2,000円) |
お試しセット | なし |
配達エリア | 全国 |
タダヤサイは、全国の農家さんから集めた規格外・訳ありの野菜や果物を、当選した人に「タダ」でプレゼントしてくれるサービスです。
規格外野菜を無料でおすそわけする代わりに手をかけて作った野菜をPRできる、農家さんにとっても嬉しいシステムとなっています。
抽選だけでなく、通常販売している規格外・訳あり商品も多数取り扱っており、一般的な価格よりも安く購入可能。
なお、当選した場合には、送料650〜900円ほどがかかるのでご注意ください。
なぜフードロスを削減したいの?
フードロス問題を耳にするとき、「自分がお金を払って買った食品を捨てて何がいけないの?」 「消費者レベルでのフードロス対策が何の役に立つのか?」と感じる人もいるかもしれません。
確かに、個人が削減できるフードロス量には限りがあります。しかし、「チリツモ(塵も積もれば山となる)」とも言うように、たくさんの人の小さな行動が集まれば、それなりに大きな結果が出るという考え方もあります。
この章では、フードロスがなぜ問題なのか、なぜ削減しようとしているのかをまとめます。
フードロスとは
「フードロス(食品ロス)」とは、本来は食べられるにも関わらず捨てられてしまう食べ物のことを指します。
日本のフードロス
日本の食品ロスは、年間522万tにも及びます。国民1人あたりに換算すると、年間で約41kg、1日で約113gとなり、私たち1人ひとりが毎日茶碗1杯分のごはんに相当する量の食品を捨てていることになります。
参考:消費者庁 「食品ロス量(令和2年度推計値)の公表」について(PDF) 令和4年6月9日
世界のフードロス
国連食糧農業機関(FAO)によると、世界では年間約13億tもの食品が廃棄されています。また、国連環境計画の2021年の報告書では、2019年に販売された9億3000万t以上の食品が廃棄されたとされています。
どこからがフードロス?
日本では、不可食部位を含む廃棄を「食品廃棄物」、可食部の廃棄を「食品ロス」と呼び分けています。また、食品ロスのうち、家庭で発生するものを「家庭系食品ロス」、小売りや飲食などの食品関連事業者から発生するものを「事業系食品ロス」と呼んでいます。
一方、世界での定義は日本とは異なります。
FAOでは、生産、加工、流通といった小売に到達する前段階の損失を「Food Loss」と呼び、小売・外食や家庭などの消費段階での廃棄を「Food Waste」と呼んでいます。また、不可食部分や、堆肥等にリサイクルされた食品は、 Food Loss にも Food Waste にも含まれません。
日本でも世界でも、消費者の手に渡る前後で呼び方に違いを設けていることから、消費者と事業者との間では食品ロス問題解決のアプローチに違いがあることが推測できます。
消費者ができる食品ロス対策は、主に Food Waste に該当する部分です。家庭で食品を廃棄しないように気を付けるだけでなく、すぐに食べるものなら賞味期限が近い商品を積極的に買う、特売だからといって必要以上に買いすぎないなど、個人レベルでできることを少しずつ積み重ねることが大切です。
フードロスの何がいけないのか
フードロスを削減したい理由には、倫理的なものや資源問題など、いくつかの領域があります。
もったいない!の問題
最もよく耳にし、消費者が共感しやすいのは、「もったいない」の問題です。
「元は生きものの命なのに」
「お百姓さんが大切に育てたのに」
「世界では満足に食べられない人がたくさんいるのに」
などの「もったいない」の感情を起こさせる理由付けは、子供でも理解しやすく多くの人の共感を得られやすいです。
環境負荷の問題
現実的には、昨今話題のSDGs(持続可能な開発目標)にも関連する環境への影響があります。
食品を生産し加工し運搬し販売する一連の流れの中では、多くのエネルギーを消費します。熱帯雨林を伐採し、化石燃料を燃やして得られた食品を食べずに捨てることは、無為に二酸化炭素量を増やしたことと同じです。
天然資源管理の問題
また、食品を生産するためには、天然資源の利用が不可欠です。農地や資材はもちろん、天然の魚介類の資源管理は深刻な問題となりやすいです。水温や水質等の変化や乱獲等で生息数が減ってしまうと、回復までに長い時間がかかるからです。
食品ロス削減は、必要以上に天然資源を消費しないことにつながります。持続可能な食料生産体制を築き、人口爆発で懸念される世界的な飢餓に備え予防するためにも重要です。
経営の問題
食品ロスを減らすことは、経営面でも重要です。
たとえば、小売や飲食店の廃棄率を減らすことは経営改善への効果がありますが、事業者だけの努力で改善できる範囲には限りがあります。
食品流通では、製造日から賞味期限までの日数の3分の1を過ぎた商品は小売店に納入できなかったり、賞味期限までのこり3分の1を切った商品は卸業者に返品したりという「3分の1ルール」と呼ばれる商習慣があります。また、コンビニではフランチャイズ契約により値引きをしにくかったり、販売ノルマがあったりなどの理由で、食品ロスが多くでてしまいます。
最近ではこうした慣習の見直しが進みつつありますが、浸透させるには業界関係者だけでなく消費者の理解も必要です。光熱費や資材価格の高騰で経営状況が厳しい事業者も多いなか、消費者が積極的に食品ロス削減に協力することは、消費者自身の生活環境を守ることにもつながります。
まずはおためし!/
もったいない野菜を通販で買う3つのメリット
もったいない野菜を通販で買うことには、以下3つの非常に大きなメリットがあります。
- 味は変わらずお得に買える
- 農家さんの応援につながる
- フードロス削減で地球にも優しい
味は変わらずお得に買える
規格外・訳ありなどのもったいない野菜は、形や色、大きさやキズで見た目がよいとは言えませんが、その味に変わりはありません。
さらに、通常の卸ルートでは値段が付かないことが多いため、ほとんどの場合は一般的な野菜よりも安い価格で購入できます。
中には、無料で野菜がもらえるサービスもあるため、積極的に利用すればかなりの節約になるでしょう。
▷お得な野菜宅配を探している方は、野菜宅配の安いサービスをまとめた記事も参考にしてください。
農家さんの応援につながる
本記事の冒頭でも述べたように廃棄される野菜は、年間生産量の約20〜25%ほどと言われています。
近年では棄てられる野菜も有効活用できる環境ができ、需要も確実に増えています。
しかし、在庫処分にかかる費用の問題や赤字になる可能性もあり、どうしても廃棄せざるを得ない野菜も多いのが実情。
「丹精込めて作った野菜を棄てなければならない」というのは農家さんにとって、非常に苦しいことです。
そのため、もったいない野菜を選んで買うことは、生産者にとって非常に大きな応援となるでしょう。
フードロス削減で地球にも優しい
農林水産省による令和2年度の調査では、日本のフードロスは年間522万トンとされており、これは「日本の全国民が、毎日お茶碗1杯分のご飯を捨てている」のと同じ量です。
フードロス522万トンのうち、ほぼ半分の47%は家庭で発生。
一家庭ごとの影響は少なくても、多くの消費者がフードロスの現状を知って意識を向けていけば、フードロスは確実に減っていくはずです。
フードロス問題に気づいた私たち1人1人が、もったいない野菜を積極的に利用して、フードロスの削減に貢献していきましょう。
参考:農林水産省
まずはおためし!/
もったいない野菜を通販で買う2つのデメリット
もったいない野菜を利用するメリットを紹介してきましたが、当然デメリットも存在します。
実際に利用する前に、しっかり把握しておきましょう。
もったいない野菜を通販で買うデメリットは、以下の2つです。
- 形や大きさなどの見た目が悪い
- 賞味期限が短いものが多い
形や大きさなどの見た目が悪い
規格外・訳ありなどのもったいない野菜は形がいびつだったり、大きさがバラバラだったり、キズが付いていたりと見た目がよいとは決して言えません。
そのため、大きさを揃えたい場合や、野菜の見た目が重要な料理には向いてないと言えるでしょう。
しかし肝心の味に関しては、一般的な野菜となんら変わりません。
見た目の違いに抵抗さえなければ、大きな問題にはならないでしょう。
賞味期限が短いものが多い
規格外・訳ありなどのもったいない野菜は、賞味期限が短い傾向があります。
消費できる量を考えて購入しないと「フードロス削減のために購入したのに、食べきれなかった」ということになりかねません。
もったいない野菜を、フードロスにしてしまっては本末転倒ですよね。
通販サイトを利用する際には、野菜の賞味期限と内容量をかならず確認して購入しましょう。
まずはおためし!/
もったいない野菜を通販で買うときの注意点
もったいない野菜を通販で購入する際には、以下の3点に注意してください。
- 送料
- 内容量
- 賞味期限
とくに送料には要注意です。
農家直送の通販サイトでは、商品や配達エリアによって送料が大きく変動する場合があります。
送料が高くなってしまうとほとんど節約にならなかったり、むしろ高くなってしまう可能性も十分に考えられます。
節約を目的の1つとしている場合は、なるべく送料無料の商品を選び、送料がかかる場合にはかならず確認してください。
またデメリットでも前述した通り、もったいない野菜は賞味期限が短いものが多くなっています。
食べきれずに棄ててしまっては、せっかくのフードロス削減効果もなくなってしまうため、かならず内容量と賞味期限を確認し、消費できるか考えてから購入しましょう。
まずはおためし!/
▷いろいろな野菜宅配サービスを見てみたい方は、一人暮らし向けやお試しセット、安いサービスなどの野菜宅配をまとめた記事も読んでみてください。
まとめ
もったいない野菜が買える通販サイトや、利用するメリット・デメリットなどを解説しました。
もったいない野菜を買うことは、生産者応援や社会貢献しながら節約もできる、三方よしの活動です。
ぜひ気になったサイトから、規格外・訳あり野菜をお得に購入してみてください。
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▷オーガニックの野菜宅配を探している人にはこちらの記事がおすすめです。
※この記事の情報は2024年4月26日時点の情報です。最新の情報は各サービスサイトにてご確認ください。