さつまいもの保存方法!長持ちするコツや長期保存期間について解説!
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大学芋やスイートポテトなど、さまざまな調理方法のあるさつまいも。保存方法を工夫すれば、半年長持ちさせることも可能です。冬と夏でさつまいもの保存方法は異なるので、時季にふさわしい保存を心がけましょう。さつまいもを長期保存する方法や保存期間について詳しくチェックしましょう。
目次
さつまいもを長持ちさせる保存方法とは?
さつまいもは上手に保存すれば、十分長持ちします。さつまいもの特徴と季節に合わせて保存方法を変化させるのがポイントです。
さつまいものの特徴
青果物は低温保存が基本なので、冷蔵庫の野菜室で保存されることが多いですが、実はさつまいもは低温が苦手です。さつまいもは寒さに弱い食材で、温度が低い場所に置かれると、低温障害を起こします。
低温障害とは、低温により内部の細胞が破壊され、変色したり腐敗したりする現象のこと。10℃~5℃以下の低温保存では逆に日持ちしないので、冷蔵庫に入れるのはおすすめできません。低温障害はさつまいもだけでなく、他の食材にも起こります。下記の野菜や果物は冷蔵庫に入れずに保存するようにしましょう。
低温障害が起こる野菜
- なす
- ピーマン
- トマト
- きゅうり
- かぼちゃ
- アボカド
- さといも
- しょうが
- ウメ
- バナナ
- グレープフルーツ
季節によって適切な保存方法が違う
寒さに弱いさつまいもを上手に長持ちさせるには、冬と夏で保存方法を変えるのがコツです。季節によって温度と湿度が大きく変化する日本の気候に合わせ、保存方法を選びましょう。
冬場は基本的に常温保存ができます。さつまいもは低温保存ができない一方で、高湿と高温も苦手です。湿度と温度の高い夏に外に置いておくのもおすすめできません。高い温度の場所にそのまま置いていると発芽してしまうので、夏は野菜室に入れて保存するといいでしょう。
こちらの記事では、冷凍・冷蔵・常温を正しく選び長持ちするコツを解説しています。参考にしてください。
冬場のさつまいもの保存方法
季節に合わせたさつまいもの保存方法を詳しく確認していきましょう。気温の低い秋から冬にかけた寒い時期に、さつまいもをおいしく長持ちさせる3つのコツを紹介します。
常温で保存する
秋冬の寒い時期は、常温がさつまいもにとって心地いい温度になります。低温障害が起きないように外の寒い場所ではなく、10℃以上20℃以下が保たれる屋内が保存に適しています。
この時期に冷蔵庫の野菜室で保存してしまうと、黒ずんできて甘さがなくなってしまうので注意しましょう。
水や空気に触れないよう注意する
さつまいもは水にも弱い食材です。濡れた状態で保存されると腐りやすくなるので、水分に触れない場所での保存がいいでしょう。
土の汚れなどは水で洗い落さないようにしてください。もしも濡らしてしまった場合は、しっかり乾かしてから保存しましょう。
水だけでなく、空気にも触れないように保存すると長持ちしやすくなります。乾いた新聞紙は通気性が良く、乾燥から保護するのに最適です。さつまいもは新聞紙で包んでから保存しましょう。ポリ袋に入れると蒸れやすくなるので、新聞紙で包むだけで大丈夫です。
日の当たらない場所に置く
直射日光は避けて、冷暗所に置きましょう。冬場の冷たい外気に触れないようにしてください。屋内の日の当たらないところ、涼しく湿気の少ない場所などがさつまいもの保存に適しています。
二重の新聞紙で包み、穴をあけた段ボールや紙袋にいれておくと、湿気・乾燥・温度変化などから守れます。もみ殻を詰めた木箱などもおすすめです。
夏場のさつまいもの保存方法
春や夏の暑くなる時期のさつまいもは、冬場とは違う工夫が必要です。さつまいもは常温保存が基本ですが、20℃以上になると発芽することが多いようです。湿気や温度の高い夏は、そのまま置いているとすぐに芽が出てしまいます。春や夏の時季のさつまいもの保存方法を見てみましょう。
冷蔵庫で保存する
夏にさつまいもを長持ちさせるには、冷蔵庫を活用しましょう。冷蔵庫はさつまいもにとって温度が低すぎるので、冬場の常温保存と比べると長持ちしませんが、野菜室なら夏の湿度や高温からさつまいもを守れます。
冷蔵庫の野菜室でさつまいもを保存する場合、2つの方法があります。
冷蔵庫でさつまいもを保存する
- 新聞紙にさつまいもを1本ずつ包んで冷蔵庫に入れる
- カットしてから水に浸して冷蔵庫に入れる
丸ごと1本の場合は、新聞紙に包んでそのまま冷蔵庫で保存できます。さつまいもを半分使った場合など、すでに切り口がある場合は、保存容器に水を入れて水に浸しながら保管するのがおすすめです。
冷蔵保存では低温障害で変色が起きやすいので、水に浸すことでそれを防げます。毎日水を交換しながら保存しなくてはいけないので手がかかりますが、料理に合わせてカットして水に浸せば次の調理のときの時短になるでしょう。カットしてしまったさつまいもを、鮮度を保ちながら保存したい場合はぜひ試してみてください。
さつまいもを水に浸しながら保存する手順
- さつまいもをしっかり水洗いする
- さつまいもを料理に合わせてカットしておく
- 水に2~3分さらす
- 保管容器に水を入れ、さつまいも全体に水がかぶるように浸して冷蔵庫に入れる
- 毎日水を交換しながら2~3日で食べきる
新鮮な食材が届く野菜宅配については、こちらの記事で紹介していますので、参考にしてください。
さつまいもは冷凍保存もできる
さつまいもを冷蔵保存するより長持ちさせたいなら、冷凍保存がおすすめです。生でも加熱したあとでも保存が可能で、料理に合わせてカットしておけば調理の助けにもなるでしょう。さつまいもの冷凍保存のメリットとデメリットは次の通りです。
さつまいもの冷凍保存のメリット
- 生で冷凍すれば料理のときに煮崩れしにくい
- ペースト状のものや加熱処理したものを冷凍して時短料理ができる
- 冷蔵より長期保存ができる
さつまいもの冷凍保存のデメリット
- カットや調理の手間がかかる
- 調理によって形や処理の異なるものを用意する必要がある
生のさつまいもの冷凍保存方法
生のさつまいもを冷凍するなら、解凍後どう活用するかを予想して切り方を考えましょう。いちょう切り・輪切り・乱切り・スティックなどがポピュラーです。
生のさつまいもを冷凍する手順
- さつまいもをしっかり水洗いする
- 料理に合わせてカットする
- 水に2~3分さらす
- 水から上げたら、ペーパータオルなどでしっかり水気をふき取る
- いちょう切りやスティックなど切断面が多いカットはラップで包む
- フリーザーパックの袋に平たく並べて、空気を抜きながら口を閉じる
- 平らな状態で冷凍庫へ入れる
冷凍前に水にさらしておくと、アク抜きができます。アク抜きはさつまいもの変色を防ぐために必要な工程です。アク抜きは省かずに冷凍しましょう。
空気に触れると腐食しやすいので、フリーザーパックの空気はしっかり抜いてください。解凍するときに楽をしたい場合は、耐熱容器で保存するのもおすすめです。
凍ったまま衣をつければてんぷらに、解凍せずに油で揚げればほっくりした芋けんぴや大学芋がつくれるでしょう。
加熱したあとのさつまいもの冷凍保存方法
加熱処理してある冷凍さつまいもは、時短料理に最適な冷凍食材になります。素揚げしたりゆでたりしたさつまいもを冷凍保存する方法もチェックしましょう。
加熱後のさつまいもを冷凍する手順
- さつまいもをしっかり水洗いする
- 料理に合わせてカットする
- 水に2~3分さらす
- 水から上げたら、ペーパータオルなどでしっかり水気をふき取る
- 素揚げ・蒸す・ゆでるなど加熱処理をする
- 粗熱が取れたらフリーザーパックの袋に平たく並べ、空気を抜きながら口を閉じる
- 平らな状態で冷凍庫へ入れる
生の場合と同様、アク抜きとフリーザーパックの空気抜きはしっかり行いましょう。さつまいもの煮物を作る場合は、固めに加熱しておくと煮崩れしにくく便利です。
ペースト状にしたあとのさつまいもの冷凍保存方法
冷凍ペーストがあればさつまいものサラダなども簡単に作れます。電子レンジですぐに下処理できるので、さつまいもがたくさんあるときはペーストにして冷凍保存しておくといいでしょう。
さつまいもの冷凍ペーストを作る手順
- さつまいもをしっかり水洗いする
- 輪切りでカットし、皮をむいておく
- 水に2~3分さらす
- 水から上げたら、ペーパータオルなどでしっかり水気をふき取る
- 電子レンジでやわらかくなるまで加熱する
- マッシャーやすりこぎなどでさつまいもをつぶす
- フリーザーパックの袋に入れる
- 粗熱が取れたら平らな状態で冷凍庫へ入れる
皮と実の間には繊維が多く含まれているので、厚めに皮をむくとなめらかなペーストになります。冷凍庫に入れる際は、しっかり粗熱をとるのを忘れずに。
さつまいもの解凍方法
冷凍したさつまいもは、解凍しておいしく食べれます。生の冷凍さつまいもはそのままゆでたり加熱したりして、お味噌汁や煮物を作れるでしょう。加熱処理してあるものも、すぐに炒めたり煮たりして調理が簡単です。
解凍してから調理したい場合は、自然解凍と電子レンジの2つの選択肢があります。時間がなくてすぐに解凍したいときは電子レンジを活用できますが、水っぽくなりがちです。できるだけ冷蔵庫で自然解凍しましょう。
こちらの記事では、野菜を冷凍する方法を解説しています。コツや美味しく解凍するために必要なことも紹介しているので参考にしてください。
さつまいもの保存可能な期間は?
さつまいもを上手に保存して長く楽しみたいものですが、保存期間はだいたいどれくらいになるのでしょうか。保存方法によっておいしく食べられる期間が変動するので、常温・冷蔵・冷凍のそれぞれのパターンで保存可能な期間を確認しましょう。
常温の場合
常温でさつまいもを保存した場合、少なくとも1ヶ月はおいしい状態をキープできるでしょう。上手に保存すれば3ヶ月以上持たせることも可能です。
湿度や温度管理がされた状態で常温保存すると、10月に収穫したばかりのさつまいもを4月まで長持ちさせられます。最長で半年の保存期間になりますが、半年も経ったさつまいもはかなり消耗してしまいます。早めに食べたほうが当然おいしいので、できるだけ早いうちに味わいましょう。
スーパーなどで売られているさつまいもは、一度水洗いされているので味が落ちやすい状態です。1ヶ月前後を目安に早めに使い切るようにしましょう。
冷蔵の場合
冷蔵が最も鮮度を保ちにくい保存方法です。夏場は湿度と温度が高いので、どうしても冷蔵庫保存が必要になり、1週間ほどで味が落ちてしまいます。よりおいしく食べるには、2~3日を目安に食べきりましょう。
冷凍の場合
冷凍では1ヶ月ほど保存できます。それ以上冷凍室に入れていると味や食感はどんどん落ちてしまうので、できるだけ早めに消費してください。
一度解凍したものを再度冷凍保存するとおいしさが損なわれてしまうので、解凍したらその場で調理してしまいましょう。
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こちらの記事では、OniGO(オニゴー)の特徴や口コミ・評判を紹介しているので、参考にしてください。
まとめ
さつまいもは寒さにも乾燥にも弱いので、保存に工夫が必要です。でも保存方法を工夫すれば、数か月にわたっておいしく食べられる状態をキープできるでしょう。
冬場は新聞紙にくるんで常温保存、夏場は水に浸して冷蔵庫で保存がおすすめです。季節によらず冷凍保存もできます。上手に保存して、できるだけ長くおいしいさつまいもを楽しみましょう。
最後にこちらの記事では、当日配送のおすすめネットスーパー15社を解説しています。配達エリアや時間、注意点も紹介しているので参考にしてください。