【2023年】家庭用ミニ耕運機おすすめランキング|ニーズ別・主要メーカーや選び方
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家庭菜園を始める際に必要なのが耕運作業。いくら小規模の畑でも、全てを手作業で行うのはなかなか重労働ですよね。重労働な作業を簡単に行いたい方におすすめなのが「家庭用ミニ耕運機」です。家庭用ミニ耕運機の購入を検討しているけど、種類が多くて何を選んだらいいか分からない方にも、ポイントに注目して選び方を解説していきます。ぜひ参考にしてみてください。
また、農作業を快適にする機能的な農作業着についても別記事で紹介しています。こちらも併せて参考にしてみてください。
目次
家庭用ミニ耕運機のできること
「家庭用ミニ耕運機と大型の耕運機で、できることに違いはあるの?」「ミニ耕運機で何ができるの?」と思っている方も多いはず。
結論からいうと、家庭用ミニ耕運機と大型耕運機でできることは異なります。しかし、ミニ耕運機の家庭用でも、さまざまな作業が簡単にできるようになります。
それでは、実際にどんなことができるのか詳しく見ていきましょう。
耕運
家庭用のミニ耕運機は、「耕運」作業を行うことができます。耕運作業とは、田畑を耕す作業の一つです。土を掘り起こして空気を混ぜることで、土の中に水分や肥料が取り込みやすくなり、野菜が育ちやすい環境をつくることができます。耕運機を使用することにより、その作業を簡単に効率よく行えます。
うねを立てる
家庭用のミニ耕運機は、「うねを立てる」作業を行うことができます。うねを立てるとは、耕した土を盛り上げ、畑の中に溝をつくることを意味します。溝を作ることで、「野菜を育てるスペース」と「作業するスペース」に分かれるため、効率よく作業を行うことができます。
除草する
家庭用のミニ耕運機では、「除草」作業をすることができます。畑に生えてくる雑草に栄養を取られてしまわないよう、雑草を刈り取ることです。手作業だと面倒な「除草」作業が、ミニ耕運機を使うことで、簡単に済ませられます。
家庭用ミニ耕運機の種類
耕運機には、さまざまな種類が合って選ぶのが難しいですよね。耕運機は、ロータリーというツメの部分を回転させることで、土を耕す仕組みとなっています。そのロータリーが本体のどの部分についているかで、耕運機は3種類に分かれています。
- 車輪タイプ
- フロントロータリータイプ
- リアロータリータイプ
車輪タイプ
車輪に直接ロータリーがついているタイプを指します。前方にロータリーがついているので、初心者でも安全に使えること。また小回りがきくので、女性でも使いやすいのが車輪ロータリータイプのメリットです。
クワ代わりに使用できますが、パワーは他のタイプと比べて弱いので、硬い土などは何度も耕す必要があります。
フロントロータリータイプ
前方にロータリーがついているタイプを指します。こちらも前方にロータリーがついているので、足が巻き込まれる心配がなく、安全に使えること。また、方向転換がしやすく、畑の隅まで耕せるのがメリットです。
重力が後ろにあるため、重さがロータリーに伝わりづらく、深くまで食い込めないことがややデメリットとして挙げられます。
リアロータリータイプ
後方にロータリーがついているタイプを指します。車輪が前面にあり、引っ張って耕運機を動かすので、直線的に耕すことができます。また重さがロータリーに伝わりやすく、深くまで食い込みやすいので、硬い土でも耕せる1番定番の種類になっています。
後方にロータリーがついているため、足と近く巻き込まれる危険性があるので、扱いに注意が必要です。
ここを見ればOK!家庭用ミニ耕運機の選び方
ミニ耕運機を選ぶ際に、以下のポイントに気をつけて選ぶと、自分に合ったミニ耕運機を見つけることができるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 動力(燃料)
- 耕作面積
- 土質
- 耕幅
- 作業のしやすさ
- 使用目的
動力(燃料)
耕運機を動かすための手段が3つあります。畑の規模や、周りの環境を考えながら選ぶことをおすすめします。
電気式
電源のある小規模な畑や、自宅の庭であれば、耕運機の電気式を選ぶと良いでしょう。電気なので、他の燃料と比べても地球に優しいですし、とても経済的です。また、匂いや騒音も気にならないので、近隣への心配が一切ありません。なので、自宅の庭で家庭菜園をされる方や、小規模の畑での使用を考えている方は、電気式をおすすめします。
ガソリン式
メリット
- パワーが強い(広い畑や硬い土を耕すことができる)
デメリット
- メンテナンスが大変(燃料コスト/オイル交換/ガソリン抜きなど)
ガソリン式の耕運機は、比較的小型で軽量なものが多く、安定したパワフルなパワーで動かすことができます。しかし、排気や騒音が発生することや、ガソリンは長期保存ができないので2~3ヶ月で交換が必要といったメンテナンスに手間がかかるのがデメリットとして挙げられます。
畑の規模が大きい方や、メンテナンスがしっかりとできる方は、ミニ耕運機のガソリン式を選ぶのがおすすめです。
ガス式
ガス式の耕運機は、家庭でもよく使われるカセットコンロ用のガスボンベで動かすことができます。ガソリン式よりも、簡単にガスボンベを入手できますし、保存にも困りません。
パワーはガソリン式よりは弱くなってしまうので、小規模な家庭菜園におすすめです。
耕作面積に合った耕運機を選ぼう
耕運機を選ぶ際には、畑の大きさを確認することが大切です。大きさやパワーによって、1度に耕すことができる広さや、スピードが変わります。広い畑には「大きくパワーのある耕運機」、小さな畑には「パワーよりも小回りのきく耕運機」を選ぶと良いでしょう。
ほとんどの場合、耕せる面積の目安が、カタログや説明書に書かれているので、確認してみてくださいね。
土質によって選ぶ重量が変わる
耕運機を選ぶ際には、自身の畑の土質に合うかどうかを確認することも大切です。柔らかい土質の畑であれば、軽量設計された耕運機がおすすめです。
硬めの土質の畑であれば、30kg以上の重さがある耕運機を選ぶと良いでしょう。
軽量設定された耕運機の場合、自分の体重を利用して土に食い込みやすくするため、作業が大変になります。一方で、重量の重い耕運機は、耕運機自体の重量で、深く土耕すことができます。なので、重さだけで決めずに、土質に合った、扱いやすい耕運機を選びましょう。
耕幅
耕運機のシ種類によって、耕すことができる幅が異ってきます。もちろん広い畑には、耕幅が広い耕運機を選んだほうが、作業効率が上がるのでおすすめです。一方で小規模な家庭菜園等には、小回りがきいて、畑の隅まで耕すことができる狭い耕幅のものを選ぶのがおすすめします。
作業のしやすさ
せっかく買ったのに使いずらい…なんてことがあったら嫌ですよね。操作をする上で大事なのが、耕運機のハンドル部分です。Y字のハンドルもあれば、ループ型のハンドルもあります。長時間使うものなので、腕力が弱い方は、ループ型のハンドルを選ぶことをおすすめします。
また、スイッチを入れると自動で耕運が始まる「クラッチレバー」や、「デッドマンクラッチ」がついているものを選ぶと便利です。左右のハンドルに「旋回レバー」がついているものであれば、簡単に方向転換ができるのでおすすめです。ぜひチェックしてみてくださいね。
使用目的
「耕す」「うねを立てる」「除草する」以外にもミニ耕運機でできることはあります。アタッチメントを付け替えることで、作業の幅もぐんと広がるので、ぜひ見てみてください。
- 整地作業⇒耕した後の土を均平にすることができます。
- 中耕、培土作業⇒うねの間を軽く耕すことで、新たな空気が土に入り、水分が届きやすくなります。
- マルチ作業⇒フィルムで土壌の表面を覆うことで、水分の蒸発を防ぐ効果があります。
家庭用ミニ耕運機主要メーカー紹介【5社】
ミニ耕運機メーカー各社の特徴を5社厳選して紹介していきます。
- ホンダ
- クボタ
- ヤンマー
- アルミス(ALUMIS)
- 高儀
ホンダ
出典:HONDA 耕うん機
ホンダの耕運機は、シンプルな操作方法で使いやすい、かつ性能がいいのが特徴です。ホンダの耕運機は、「ガソリン式」と「ガス式」のみです。
ホンダのベストセラーミニ耕運機といえば、40年という長い年月の間愛されている「こまめシリーズ」が有名でしょう。操作が簡単で、コンパクトな設計なのにパワフルなエンジンなのが特徴です。
クボタ
出典:kubota 耕うん機
クボタは、国内販売シェアが1位で有名な農機具メーカーです。
クボタの耕運機は、「電気式」「ガソリン式」「ガス式」の3つのラインナップです。
故障が少ないので耐久性が高いことと、価格のバランスが良いので、本格的な家庭菜園をしたい方におすすめです。
ヤンマー
出典:YANMAR耕うん機
ヤンマーは、農機具の国内販売シェアが2位と、クボタの次に有名な農機具メーカーです。農機具だけでなく、マリン製品や、大型舶用エンジン・建設機械などを手掛けています。
ヤンマーの耕運機は、故障がしにくいのはもちろん、ワンタッチ機能や、楽なお手入れ、デザイン性の高さが特徴です。「ガソリン式」のみの販売となっています。
アルミス「ALUMIS」
アルミスとは、地球と人に優しいアルミニウム製品を販売している会社です。
アルミスの耕運機は、耕しやすいナタ刃を使用しているのが特徴です。
「電気式」を主に販売しており、電気代も30分の使用で約13円なので、とても経済的です。
高儀
出典:高儀 園芸用品
高儀は、道具メーカーとして耕運機を販売しています。すべて「電気式」の耕運機を販売しており、耕運機の中では手頃な値段で、エンジン始動の手間がかからず、初心者でも扱いやすい設計です。
おすすめの家庭用ミニ耕運機を紹介!
ミニ耕運機の主要メーカーを紹介しましたが、結局どれがいいの?と思っている方に向けて、ユーザーごとに合わせたミニ耕運機を紹介します!
総じて人気のミニ耕運機はこれだ!
実際に、みんなが買っているミニ耕運機はどれなのか自社で調べた結果を発表します!
1位アルミス(ALUMIS)「耕す造」
アルミスの「耕す造」は、わずか4kgの耕運機の中では、超軽量設計です。ハンドルを握るだけで、動かすことができる簡単な操作と、調節可能なハンドル、二重ロックボタンで安全性を確保した商品です。価格も高くないので、家庭菜園などでミニ耕運機を試してみたいと考える方に、おすすめです。
2位ホンダ「プチな」
自動車メーカーとして有名なホンダが販売しているミニ耕運機です。
工具が不要で、ハンドルが折りたためたり、高さを3段階に調節することが可能です。プチな専用の爪を搭載しているので、土にしっかりと食い込ますことができます。もちろん安全性や、持ち運びも容易で扱いやすいので、できるだけ小さいものをお探しの方や、操作のしやすさを重視している方におすすめです。
3位ナカトミ「ドリームパワー」
ハイパワーかつ手元スイッチで簡単に操作可能な、高機能のミニ耕運機です。土の反転性に優れたナタ爪刃を搭載しているので、硬い土でも楽に掘り起こすことができます。
タイヤが付いているので、移動がとても楽なのが他と比べて違う特徴です。
価格重視の方におすすめなミニ耕運機はこれだ!
ミニ耕運機をなるべく安く手に入れたい…と思っている方に向けて、高スペックかつ低価格なミニ耕運機はどれなのか、紹介していきます!
1位 アルミス(ALUMIS)「耕す造」
アルミスの「耕す造」が連続の1位という結果になりました。わずか4kgの耕運機の中では、超軽量設計です。ハンドルを握るだけで、動かすことができる簡単な操作と、調節可能なハンドル、二重ロックボタンで安全性を確保した商品です。また、隅まで耕すことができるのが特徴です。これだけの高スペック耕運機が、1万円以下という圧倒的な安さで手に入るので堂々の1位です。
2位 ブラック&デッカー「ミニ耕運機・除草機」
他の耕運機と比べて、スタイリッシュなデザインです。この耕運機は、初めて耕す場所や、硬くなってしまった土をピンポイントで耕すことができるミニ耕運機です。また、土をほぐして、草木を根本から掘り起こすので、雑草の除去作業にも使用することができます。
1.5円前後で手に入れることができ、幅を取らないので収納のも困りません。家庭菜園にもってこいです!
3位 高儀「菜援くん」
コンセントに繋ぐだけで動かすことができるミニ耕運機です。10mの延長コード付なので、庭先の家庭菜園や花壇でしたら問題なく使えるでしょう。充電式ではないので、電池が切れる心配もありません。800Wモーターが搭載されていてパワーにも申し分ない上、値段も1.5万円前後で手に入るので大変人気です。
女性や初心者でも使いやすいミニ耕運機はこれだ!
女性や初心者の方は、操作方法や扱い方が難しかったり、重くて動かすことができなかったらどうしよう…などと考えている方に向けて、操作方法が簡単で、できるだけ楽で、安全に動かすことができるミニ耕運機を紹介します。
1位ホンダ「こまめ」
ホンダのベストセラーミニ耕運機である「こまめ」は、自動車メーカーのノウハウを生かしたパワフルなエンジンで、コンパクトだが力強く耕運することができます。エンジンを入れたら、ハンドルを握るだけで動かすことができる操作の簡単さも人気を集めています。また、安定感も抜群で小回りも自由自在にできるので女性や初心者の方でも、安心して使うことができます。
2位 YARDFORCE「コードレス耕運機」
重さが3.5kgと超軽量設計かつコードレスなので、女性でも簡単に運ぶことができます。また、車などにも乗せることができるので、近所のレンタル畑などをしている方にもおすすめです。小型ですが、パワフルな4枚刃でカチカチの土も、フカフカに耕せる優れもの。サイズが合っていないと腰が痛くなりますよね。しかし、YORDFORCEの耕運機は、長さが105cm~135cmに調節が可能なので、色々な身長の方にお使いいただけます。
3位 HAIGE(ハイガー)「52ccミニ耕運機」
小型ながら52ccのエンジンを搭載しているので、新しい畑や、硬い土でも力強いパワーで耕すことができます。
小さくて軽いので、どんな方にもおすすめできるミニ耕運機です。女性や初心者の方の力強い見方になってくれること、間違いなしです。
お得に家庭用ミニ耕運機を購入するには
どうせミニ耕運機を買うなら、できるだけ安く買いたいですよね。そんな方におすすめな方法が「中古」で買うということです。耕運機の大手メーカーなら、故障が少なく、耐久性に優れているのが特徴です。
まだまだ使える耕運機を、ぜひ安く手に入れてみませんか?
中古家庭用ミニ耕運機はいくらで買える?
実際に中古のミニ耕運機がどれくらいの値段で販売されているのか気になりますよね?
下記がホンダ「こまめ」の販売実績です。
メーカー希望小売価格と比べて、32,780円もお得なことが分かります。
中古の家庭用ミニ耕運機を買うなら【UMM】
中古農機市場UMMでは、クボタやヤンマー、ホンダなど、他の主要メーカーの耕運機をたくさん取り扱いしています。
10年以上の実績があり、取引件数も非常に多いので、オンラインでも安心してお取引していただくことが可能です。ぜひ会員登録して、中古のミニ耕運機を購入してみてはいかがでしょうか。
まとめ
耕運機は、畑を耕す際に必要な道具ですよね。この記事の中で、耕運機の選び方のポイントを知りや、自分に合った耕運機を見つけることができていれば幸いに存じます。
また、少しでも安く買いたいと思う方は、ぜひ中古農機市場UMMへ。お探しの耕運機農機具が安くみつかるかもしれません。