一人暮らしの買い物で節約するためのポイントやおすすめ食材を解説
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食費は毎月の出費で必要なお金ですが、工夫によっては削れる部分でもあります。しかし、一人暮らしだとそこまで買い物に時間をかけたり、節約を考えることは難しいかもしれません。
例えば、社会人であれば週末の土日にしか買い物に行けず、平日の特売日は行けないことも多いでしょう、このように節約が難しく感じる一人暮らしですが、少し工夫をするだけでも食費は大きく変化します。
今回の記事では、一人暮らしの買い物で節約するためのポイントや、おすすめの食材を解説していきます。
目次
一人暮らしの食費は平均いくら?
総務省の統計によると、単身者の平均食費は月に3万8,410円とのことです。このデータは2021年のものになるため、現在でも大きな違いはないでしょう。
ただ、男性のほうが少し高く、年齢が上がるほど食費も上がる傾向にあります。また、アルコールも食費に含まれているため、学生の単身者よりは社会人の単身者のほうが食費は高くなっていると考えられます。
一人暮らしで買い物をする際のポイント
一人暮らしで買い物をする際、無駄がないように必要なポイントを解説していきます。
1ヶ月の予算を決めておく
まずは1ヶ月の予算を決めておきましょう。食費は給与の15%ほどが理想と言われているため、20万円の収入であれば3万円ほどに設定します。
ただし、所得が上がれば上がるほどこの計算では食費が高くなってしまうため、先ほどの平均も参考にしてみてください。例えば、1日3食とした場合、1食を330円ほどに抑えれば月に3万円ほどということになります。
この金額を考えた時に難しいのか、余裕があるのかでも考えてみてください。
各スーパーの特売日を把握しておく
ほとんどのスーパーは特売日があり、火曜日や木曜日など、週ごとに決まっています。
まずは自宅近くのスーパーに行ってみて、特売日を確認しておきます。最近はスマホのアプリでも広告がチェックできるため、チラシが自宅に入らない場合は確認してみてください。
また、スーパーごとにLINEやインスタグラムの公式ページが用意されている場合もあり、登録しておくことで特売の情報も見逃さなくなります。
ただし、社会人にとって平日の買い物は難しいかもしれません。できれば寄れる日は仕事帰りに少量でも買い物するなど、特売日を利用できるようにしましょう。
ポイントカード・プリペイドカードを作る
スーパーにはポイントカードが用意されていることもあります。毎回使うスーパーであれば、ポイントを貯めることで割引などのサービスも受けられるため、用意されていれば作成しておきましょう。
また、お金をチャージしておくプリペイドカードのシステムもあります。例えば、1万円の入金で千円分が追加で付与されるなど、お得に利用できる場合もあり、同じスーパーを利用するのであれば使いたいシステムです。
買い物の回数を減らす
スーパーに行く回数を減らすことで、無駄な買い物を減らせます。週に何回も買い物に行く場合、その度にお酒やお菓子など、普段の食事に必要ないものを買ってしまいやすくなります。
スーパーに行くのは週に1回にするなど、まとめ買いすることも一人暮らしで買い物するポイントです。
買い物の回数を減らして、宅配弁当を利用するのも一人暮らしには、おすすめです。1食分で届くので食材を無駄がありません。
夕方以降に買い物する
スーパーではお惣菜やお肉など、期限が近くなった時に大きな割引があります。基本的には夕方以降に値下げが始まるため、安くなる時間帯も狙ってみましょう。
値下げのタイミングはスーパーによって異なることが多く、まずは近くのスーパーの傾向を探ってみてください。
重量物はネットスーパーを活用する
家まで食材を届けてくれるネットスーパーは、一人暮らしにもぴったりです。例えば、水などをスーパーで購入している場合、毎回自宅まで持って帰るのは重労働です。
また、一度に1週間分の水を購入するのは重く、何回かに分けると無駄な出費が生まれてしまいます。こういった重量物はネットスーパーを利用することで、楽に買い物が完結します。
こちらの記事では、当日配送のおすすめネットスーパー15社を解説しています。配達エリアや時間、注意点も紹介しているので参考にしてください。
一人暮らしの買い物で食費を節約するためのポイント
続いて、一人暮らしの買い物でも食費を節約するポイントを、いくつか解説していきます。
家にある食材を確認しておく
家にある食材は買い物前に確認しておきましょう。生鮮食品だけではなく、調味料なども確認しておきます。
食費が高くなる要因のひとつは、食材などの買いすぎです。例えば、自宅にあるものと同じ商品を購入してしまうと、本来必要なかった食費になってしまいます。
意外と家にある食材を確認している人は少なく、商品が重複しても気にしていない方が多いです。ひとつひとつは安い商品でも、積み重なると大きな金額になってしまうため注意しましょう。
買い物リストを作る
買い物リストは買い忘れだけではなく、買いすぎも抑えられます。買い物リストに入っている商品だけを購入すると、他に欲しいものがあってもついでに買うことが少なくなります。
また、先ほどの家にある食材もリストを作成する際に確認でき、無駄な買い物になりません。リストは手書きでも大丈夫ですが、スマホのチェックリストなどを利用すると、買い物しながらでも使いやすくなります。
使い切れる大きさを買う
例えば調味料など、家族用の大きさを買うと使い切る前に賞味期限が切れてしまうことも珍しくありません。多少は割高でも、普段使わない食品などであれば、小さめの商品を購入しましょう。
こちらの記事では、冷凍・冷蔵・常温を正しく選び長持ちするコツを解説しています。参考にしてください。
空腹状態で買い物に行かない
基本的なことですが、空腹で買い物に行くとついつい食材を多く買ってしまいます。そのため、空腹状態では買い物に行かないようにしましょう。
もし、空腹状態で買い物に行く場合は、できるだけ早めに切り上げる、買い物リストにある商品のみにしぼって買い物してみてください。
買い物後にはレシートを確認する
買い物後のレシートは必ず確認してください。買いすぎていないか、無駄な買い物がなかったかの確認は重要です。
もし可能であれば、過去のレシートを保管しておきましょう。値段の変動や、買いすぎなどにも気づきやすくなります。
家計簿をつける
家計簿をつけておくと、去年の同じ時期の食費やどれくらいの量を買っていたのかなど、確認することで節約に役立ちます。手書きでも構いませんが、最近はアプリでも家計簿があるため、レシートも簡単に写真で保管できます。
トクポチを利用する
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| 月額料金(税込) | スタンダード：130円 プレミアム：330円 |
|---|---|
| 取り扱いカテゴリー | 缶詰・飲料・お菓子・レトルト食品 調味料・サプリメント・冷凍食品・ペットフード |
一人暮らしの買い物で食費を抑えられる食材
一人暮らしでも食費を抑えられる食材をご紹介します。
もやし
もやしは1袋あたり50円以下と非常に安く、かさ増しにもぴったりの食材です。例えば少量のお肉と炒めるだけでもボリュームのあるメインになるため、一人暮らしには欠かせない食材と言えるでしょう。
ただし、もやしは傷みが非常に早く、無駄にしてしまう可能性も高くなります。購入した場合はすぐに使うか、冷凍がおすすめです。
きのこ類
きのこ類は1年を通して価格変動が少なく、1パック100円ほどで購入できます。食べた時の満足感が高いだけではなく、メインや副菜、汁物など、さまざまな料理に使えます。
また、もやしと同様に冷凍保存も可能なため、安い時に多めに買って冷凍しておくといった方法も可能です。
パスタ
パスタは安いと400gあたり120円ほどで購入できます。1食分が100gほどということもあり、安い食材のひとつです。
ただし、パスタソースは高い場合もあるため注意しましょう。ふりかけや梅昆布茶といった別の調味料をパスタソース代わりにすると、想像以上の節約になります。
お米
お米は1回で買う量が多いため、高いと思われがちです。食べる量にもよりますが、実際には5kgで2ヶ月ほどは持ちます。
また、チャーハンや雑炊、リゾットなど、アレンジが幅広いため飽きることなく消費できます。
味噌
お米と同様に一人暮らしでは避けられがちな味噌ですが、一度買ってしまえば長く持ち、コストパフォーマンスの良い食材です。例えば安い野菜を入れてお味噌汁にすると、あとはご飯を用意するだけで立派な1食になります。
鶏むね肉
一人暮らしだとついついお肉を避けがちになりますが、栄養のためにも定期的に摂取は必要です。お肉の中でも鶏むね肉は安く、1食を100gほどに抑えれば家計の負担にはなりません。
新鮮なものであれば冷凍して2週間ほどはもつため、安い時期に数日分の鶏むね肉を買って冷凍しておきましょう。
納豆
納豆は3パック100円以下で購入できる安い食材です。栄養価も非常に高く、少し物足りない場合のもう1品にもちょうど良く使えます。
また、賞味期限も他の食材ほど気にしなくて大丈夫です。
一人暮らしの買い物で長持ちする食材
一人暮らしでは、食材が長持ちするかが重要です。この項目では比較的、長持ちする食材をご紹介します。
じゃがいも
じゃがいもは常温でも長持ちする野菜です。冷蔵する必要はなく、1週間ほどは問題なく食べられます。
ただし、芽には毒があるため、長期保存で芽が出てしまった場合には必ず取り除いてから調理しましょう。
玉ねぎ
玉ねぎもじゃがいもと同様に常温で日持ちの良い野菜です。また、メインの料理から副菜、汁物まで幅広く使えるのも玉ねぎの特徴です。
ただ、切って保管する場合は持ちが悪くなるため、切ったあとは冷蔵庫で保管してください。
こんにゃく
こんにゃくの賞味期限は長く、未開封であれば1ヶ月以上の期限があります。一人暮らしでは少し使いにくく感じる食材ですが、鍋に入れたりシンプルに焼くだけなど、メインでも副菜でも活躍してくれます。
缶詰
定番ではありますが、缶詰の賞味期限は数年と非常に長いです。常時使う食材としては価格が高いものの、非常時用に保管しておくのがおすすめです。
加工肉
ベーコンやウインナーといった加工肉は意外と賞味期限が長く、大容量を購入しておけば便利です。ただし、一度開封した場合はフリーザーバッグなどに入れて保管しましょう。
基本的に記載されている賞味期限は未開封の場合ということもあり、できるだけ未開封時に近づける工夫が必要です。
一人暮らしの買い物に関するQ&A
最後に一人暮らしの買い物に関する疑問を解決していきます。
買い物に出かけるおすすめの頻度は?
買い物に出るおすすめの頻度は週に1回です。これは前述している通り、無駄な買い物を減らすことが目的で、特売日などにまとめることで節約になります。
ただし、自己管理できるのであれば、週に複数回の買い物でも問題はありません。1回にまとめた場合は荷物も重くなりすぎるため、負担であれば買い物リストを活用して数回に分けましょう
ネットスーパーで節約できる?
ネットスーパーは自宅まで運ぶという特性上から、実店舗よりも高くなりがちです。ただし、商品による部分が大きいため、併用であれば節約にもつながります。
例えば、飲料はネットスーパーのほうが安いことも多く、重い水だけをネットスーパーで買うという使い方はおすすめです。
こちらの記事では、おすすめのネットスーパーを比較していますので、さまざまなサービスを検討してみてください。
冷蔵庫は大きいほうが良い?
基本的には大きいほうが食材も多く入り便利ですが、一人暮らしに大きな冷蔵庫は不要でしょう。週に1回の食材が入る大きさであれば問題はなく、ファミリー用は電気代などを考えても一人暮らしの節約にならないと考えられます。
また、「直冷式」は冷蔵庫内に霜ができて手入れも大変なためおすすめしません。基本は「関冷式(ファン)」の120Lほどの大きさがおすすめです。
まとめ
一人暮らしの買い物で節約するポイントは多く、やりくりによっては大きな節約につながるでしょう。最初は難しく感じるかもしれませんが、まずはできる部分から始めてみてください。
買い物リストを作る、家にある食材を確認しておく、これだけでも節約につながります。この記事を参考に、食費の節約に挑戦してみましょう。
