バジルの上手な育て方は?さまざまな方法で増やせるバジルの魅力

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バジルのリゾット

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バジルは「ハーブの王様」と呼ばれるほど、世界中で高い人気を誇ります。プランター一つで手軽に育てられるのはもちろん、挿し芽や水耕栽培などさまざまな方法で増やせるので、初心者でも比較的挑戦しやすいハーブです。

そこで本記事では、基本となるバジルの育て方やたくさん収穫するためのポイント、よくある病害虫を防ぐコツなどについて解説します。

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バジルは食用として世界中で親しまれている

バジルは、シソ科メボウキ属のハーブです。インドやタイなど、熱帯アジアを原産とする植物で、シソ科らしいさわやかな芳香を持っています。食べるとつんとした風味があり、ほんのり甘みが感じられるのも特徴です。

ジェノベーゼパスタやカプレーゼなど、イタリア料理でよく使われるイメージのある人もいるかもしれませんね。実はタイのガパオライスや、ベトナムのフォーに、メキシコのタコス、あるいはスペインのガスパチョなど、世界のさまざまな料理でもバジルは欠かせないアクセントとして使われています。

バジルを育てるための基礎知識

まずは適切な管理方法を確認しておきましょう。バジルを育てるためには、適切な温度、十分な量の水と肥料、栄養に優れた土が必要です。

バジルは夏に強く冬に弱い

熱帯原産のバジルは、暑さに強く、寒さに弱い植物です。40℃を超える夏の暑さには耐えられる一方、気温が10℃を下回ればすぐに枯れてしまいます。発芽するには20℃以上の気温が必要となるため、種まきの時期にも注意が必要です。

バジルは本来多年草ですが、日本では冬の寒さに耐えられないため1年草となります。葉が黒くなった場合は、寒さでバジルがダメージを受けている証拠です。プランターなどで育てているのであれば、ハウスの中に移動するなど寒さ対策をしてあげましょう。

毎日水をたっぷり与える

乾燥に弱いバジルは、たっぷりと水を与えて育てます。庭や畑に直植えする場合は、雨で水分をまかなえるため水やりは不要です。ただし、雨の降らない日が続いて乾燥している場合はジョウロなどで水を与えてください。

注意点として、水のやりすぎもよくありません。特にプランターで育てる場合、常に根が水に浸る状態にしておくと根腐れの原因となります。

水やりの量は、プランターであれば水が鉢の底から流れる程度が目安です。常に湿った状態とならないよう、土の表面が乾燥してから次の水やりを行いましょう。

栄養をたくさん含んだ土を用意する

バジルはたっぷりの水と栄養を必要とするため、水もちのよい栄養豊富な土を用意します。酸性の土壌はバジルの栽培に適していません。酸性に偏っている場合は石灰をまいて酸性度を調整し、土を耕しておきましょう。

自分で土をブレンドする場合は、赤玉土6・腐葉土3・バーミキュライト1の割合で混ぜた土に、苦土石灰と肥料を少量加えます。初心者なら、ホームセンターでハーブ用の土や野菜用の土を購入すれば、調整せずにそのまま使えて便利です。

簡単!バジルの育て方

バジルは、「種を発芽させる」「苗を植える」「挿し芽で増やす」の3つの方法で育てられます。まずは種から育てる方法を解説します。

播種

種をまくのに適した時期は、関東から中部地方であれば4~6月上旬です。早すぎると遅霜で発芽しなかったり、遅すぎても育ちにくくなったりします。

種をまくときは、育苗箱やプランターに土を入れ、水で十分に湿らせましょう。種同士が重ならないよう2cmほど間隔をとって種をまき、上からごく薄く土をかぶせてください。

バジルは好光性種子なので、土をかぶせすぎると種に日光が当たらず、発芽できません。また、土はかぶせなくても発芽しますが、水やりの際に種が流れてしまったり、発芽前に種が乾燥してしまったりする可能性があるため、うっすらと土をかぶせておくことをおすすめします。

発芽までにかかる時間は約3~7日です。

発芽温度は20~25℃

バジルは暑さに強い植物ですが、発芽に最適な温度は20~25℃です。気温が低くなかなか発芽温度に達しない場合、種まきの時期を遅らせるか、育苗箱やプランターなどをビニールで覆って保温しましょう。

特に春先は昼夜の寒暖差が激しいため、日中は温かくても朝方や夜は冷え込むこともあります。気温が下がりそうなときは、朝や夜のみ室内へ取り込むようにしてください。

間引き

発芽後、ポットやプランターなどで育てている場合は、できるだけ日当たりのよい場所に置いてあげましょう。本葉が2〜3枚ほど出たら間引きをして葉っぱ同士が重ならないようにします。

本葉が8〜10枚程度まで増えたタイミングでも弱い芽を引き抜き、株同士の間隔を20〜30cm空けましょう。なお、間引いた葉は食べられるので、料理の彩りなどに使うのもおすすめです。

定植

本葉が4~6枚になったら、暖かい日を狙って定植をします。株間は30~40cmほど空けましょう。固まった根をほぐしてから植え替えると、根を伸ばしやすくなります。

種まき後、定植できるぐらいまで株が成長していても気温が上がってこない場合、いったん5月頃まで待ってから定植すると枯れずに育つはずです。

プランターは大きめのものを用意する

バジルは大きく根を張って成長するため、地植え以外では大きなプランターが必要です。プランターが小さいと、根をそれ以上は張れなくなり、成長が止まってしまいます。

幅60~65cmのプランターに2〜4株くらいを目安としましょう。なお、土の量は65cmプランターで12〜13l程度です。

摘芯

本葉が10枚以上、草丈が20cmほどになった頃合いで摘芯を行います。摘芯とは、花が咲く前に芽を摘み取る作業です。

バジルは葉をたっぷりとつけ、こんもりと育った状態が理想です。何も手入れをしていないと茎がひょろひょろと伸びて見栄えがよくないだけでなく、葉の数も少なくなります。

茎の頂点にある芽を摘み取ると、脇から新たな茎が伸びてきます。これを繰り返していくことで、1本のひょろりと伸びた姿ではなく、幾重にも枝分かれし、こんもりと葉が茂った状態になるのです。

花も摘み取る

バジルの花は白くかわいらしい姿で7~9月頃に開花しますが、鑑賞目的でないなら花が咲く前に芽を摘み取りましょう。花が咲いてしまうと葉に行くはずの栄養が取られてしまい、葉が固くなって味も落ちてしまいます。

もし花が咲いた場合、花は食用になるので料理の飾りとして利用するのがおすすめです。

追肥

栄養の足りているバジルの葉は青々としていますが、栄養不足になると色が薄くなり、黄緑色になってしまいます。育成期となる6〜10月頃は養分を多く必要とする時期です。2〜3週間に1度のペースで追肥を行いましょう。

株元に化成肥料をまいてスコップで土に埋めるか、化成肥料の代わりに液体肥料を使っても構いません。下の葉がパラパラと落ちてくるは栄養不足のサインです。葉の色が黄色くなる前に肥料を与えましょう。

収穫

葉を収穫するときは、上部にある葉を4枚ほどまとめて茎ごと切り落とします。こうすると切った脇からまた新しい芽が出てくるので、どんどんバジルの葉を増やせます。

冬にさしかかると急に元気がなくなって枯れてくるので、収穫できる葉はそうなる前にすべて収穫しておきましょう。

芽を残して種を取ることもできる

芽を切らないでそのままにしておくと、やがて花が咲き、枯れて最後に種が残ります。この種を翌年まくと、またバジルを育てられます。十分に葉を収穫した後であれば、あえて芽を摘まずに成長させるのもよいでしょう。

種以外からバジルを育てる方法

バジルを育てる方法は、種をまく以外にも、市販の苗を購入したり、挿し芽にしたりといったやり方があります。

挿し芽で増やす場合

挿し芽で増やすには、摘芯の際に切り落とした茎や、料理用に購入したバジルの葉を利用します。茎や葉を湿らせた土に挿し、半日陰に置いておきましょう。根が出るまでは土が乾燥しないよう適度に水やりをします。

1〜2週間後、茎に触れてもぐらつかなければ根が張っている証拠です。根を傷つけないよう注意しながらポットに植え替えましょう。

苗から育てる場合

苗から育てる場合は最初の苗選びが肝心です。葉が青々としているもの、茎が太くしっかりとしているもの、徒長せず節の間が詰まっているものを選びましょう。葉の色が薄い場合は栄養が足りていない証拠です。

また、バジルは寒さに弱いため、せっかく植えても遅霜で苗がダメになってしまうことがあります。ポット苗をプランターなどに定植する場合は、5月以降の気温が暖かく安定している時期を狙って行いましょう。

バジルは水耕栽培もできる

バジルは水耕栽培にも適した植物です。水耕栽培の基本的なやり方は、水を張った容器に切れ込みを入れたスポンジを入れ、切れ込み部分に2〜3粒の種をまきます。あとは毎日水を取り替えながら根が出るのを待ち、根が10cm、茎が4cm程度まで成長したら土に植え替えましょう。

摘芯の際に切り落とした茎を使う方法もあります。茎が水を吸いやすいよう先端を斜めにカットし、水の入ったコップに浸けておくと、数日後には根が出てきます。この方法では、根が出てくる様子を目視で確認できるので、初心者でも育てやすいでしょう。

芽が出た茎はそのまま水の中で育てることもできますし、土に植え替えてもOKです。ただし、水だけでは栄養が足りないので、水を交換する際に毎回液肥を混ぜておくとよいでしょう。

病害虫に注意

バジルは比較的害虫に強い植物といわれていますが、それでも病害虫の被害を受ける可能性はあります。バジルなどの葉物をよく好む病害虫の一つがヨトウムシです。「夜盗虫」という名前の通り夜に活動して葉を食べるため、一夜にして葉がぼろぼろになってしまうこともあります。

ヨトウムシは葉の裏に卵を産みつけます。孵化した幼虫は葉を食べてしまうので、定期的に葉の裏をチェックし、黄緑や黒褐色の虫が付いていたら葉ごと切って駆除します。日中は土の中にいるので、掘り出して駆除するのも効果的です。

また、アブラムシが発生することもあります。見つけたら粘着テープや、牛乳スプレーなどで駆除してください。

そのほか、ハダニの被害を受けることもあります。ハダニが付いていたら、水やりするときに葉の表裏全体に水をかけるようにして流しましょう。

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まとめ

バジルは生命力が強く、種をまいたり苗を植えたりする以外にも、挿し芽などでも育てられます。また、摘み取った茎や葉を水の入ったコップに入れておくだけで、手軽に増やせるのもポイントです。

ただし、バジルは水や肥料が切れるとすぐに枯れたり色が変わったりしてしまいます。バジルを長く楽しむためにも、土や葉の状態をよく観察し、水や肥料の過不足がないようにしましょう。