トラクターの値段は?費用相場より安く買うなら中古がおすすめ

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トラクター

トラクターなどの農業機械を、中古で安く買いたいと思っている農家さんに向けての記事です。農業機械の値段を決める要素はなにか。どうしたら良い商品を安い値段で購入できるのか。そうした疑問に、具体的な方法を交えてお答えします。

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本記事では、トラクターなどの農業機械を安く購入するために有益な情報を、豊富に記載します。中古トラクターの値段を決める要素は何か、どうしたら安くて良い機械を手に入れることができるのか、などをわかりやすく解説します。農林水産省がまとめた、農家一般の機械購入事情もご紹介していますので、ぜひ、機械購入を検討する目安として役立ててください。

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農業機械にかかる費用を抑えたい方へ

農業に従事していると、「より良い農業機械が欲しくても、予算面で妥協する」という経験を多くしていることでしょう。ここでは、まず平成25年(2013年)に農林水産省が公表した「農業機械をめぐる現状と対策」という報告書から、農業従事者の機械購入事情をまとめます。そして、中古で良い農業機械を購入する方法を解説します。

良いトラクターが欲しいけど値段が高い。農業従事者の実情

トラクターなどの農業機械は新しいほど性能が高いです。しかしその分値が張りますので、頻繁に最新型へ買い替えられる農家はごく少数でしょう。まずは農家一般の収入と、農業機械価格との変遷などを見ながら、新品機械購入をめぐる実情を見ていきましょう。

農林水産省の報告書「農業機械をめぐる現状と対策」では、昭和50年(1975年)には56.6万台も出荷されていた農業機械が、平成22年(2010年)には2割以下の9.5万台まで減少していることがわかります。一方、上記報告書で、農業機械の値段に着目すると、昭和50年(1975年)に5,000億円弱だった国内出荷額が平成23年(2011年)までに2,784億円となっています。つまり出荷台数は2割以下になったのに対し、出荷額は半減すらしていません。

この2つのデータを見ると、国内の農業機械出荷台数が大幅に減っていることに対して、出荷額の下げ幅はそれほど小さくなっていないことがわかります。つまり、トラクターなどの農業機械1台当たりの値段は、平均的に上がっているということが読み取れるわけです。

農業機械購入価格が上昇しても、その分農家の収入も上がっていれば、新品購入は厳しくないはずです。それを踏まえて、次は農家一般の収入推移に着目しましょう。「農林中金総合研究所」の清水徹郎氏が2013年に出した「農業所得・農家経済と農業経営」という文書と、農林水産省の「農業総産出額及び生産農業所得の推移」を参照します。

昭和50年(1975年)に5兆円程度ある「生産農業所得」という数値は、平成22年(2010年)に2.8兆円とやはり半減に近い減少が見られます。つまり先述の報告書と合わせると、ここか農家の収入は上がっていないのに、機械の値段は上がっているということが、理解できます。

次は個々の農家に着目し、経営事情を見てみましょう。政府統計「農業経営統計調査」の「平成30年経営形態別経営統計(個別経営)」を見ると、調査対象となった農家の全国平均所得は174.1万円にとどまっています。そのうえ、所得がマイナスと答えた農家は28.37%にも上っていることまで明らかです。

引用元:e-Stat 統計で見る日本

国税庁の発表によると「1年を通じて勤務した給与所得者の1人当たりの平均給与」は平成30年(2018年)には440.7万円と発表されています。つまり農業従事者の所得は平均的な給与所得者の1/4程度しかないことがわかります。この事実と、先述した農業従事者の約28%は所得がマイナスになっている事実とは、「農業機械の新規購入がいかに困難であるか」を如実に物語っています。

引用元:平成30年分民間給与実態統計調査結果について

農業機械を安く手に入れるには中古の購入が有効

前項目で農業従事者の経済状況が大変であること、収入が減少傾向にあるのに農業機械は安くなっていないことがわかりました。これらのことから、「効率化のために新しい農業機械が欲しいと思っても簡単には購入できない」という実情は明白です。

続いて、農林水産省の「農業機械をめぐる現状と対策」という報告書を見ると、そうした農家が、農業機械にかける費用を少なくするためにどんな取組をしているかがわかります。「農業者による農業用機械費低減の取組内容」で1番目に行っているのは、買い替えまでの期間を長くする(38.8%)で、2位が中古品を購入する(19.9%)です。

引用元:農業機械をめぐる現状と対策

この調査から「中古品を買うこと」が費用低減の上位になっている、と理解できます。ちなみにリースやレンタルという選択肢も存在はしますが、費用低減方法としては6番目の3.5%にとどまっています。実際に農業を営んでいる方にとって、リースやレンタルより、中古品を買う方が現実的な選択となっているわけです。

中古農業機械を利用するメリット

前項目で「農業機械を中古で買う」という選択肢は、農家一般に浸透していることがわかりました。それではここからは、トラクターなどを中古で購入するメリットを紹介します。

メリットとして最も大きいのは、何と言っても購入価格の安さでしょう。一口に中古と言っても状態はさまざまなので、販売されている値段も大きく変わります。とはいえ、新品の1/3程度の値段で十分に使用可能なトラクターが購入できますから、中古品はかなり有効な選択肢に違いありません。

農業機械は年間で数回しか使用しないこともありますから、購入にかかる値段は収益に大きく影響します。機械購入費を抑えるために共同購入やレンタルなどの選択をする方もいますが、独自に購入したものなら好きなときに使用できます。農作業は天候に左右されやすく作業日程を決めづらいこともありますから、使いたいときに使えるのは大きな利点と言えるでしょう。

中古農業機械の注意点

中古品を買うときには注意点もあります。新品よりは故障のリスクが上がることや、最新機種より作業効率が低い可能性があることなどです。そのため、買ってから後悔しないように、しっかり性能や状態を確認してから購入することを心がけましょう。

もう少し具体的に注意点を挙げましょう。中古購入を検討するときに見るべきなのは、整備の状況やアフターケアがしっかりしているかという点と、その機械の年式です。

中古品は販売元によって整備の仕方が異なっています。そして購入後に、どのようなケアをして
くれるかにも差があります。中古であれば新品より故障のリスクが高いのは当然ですから、販売店による、購入後の対応もしっかり見極めてください。

また年式に注意すべきなのは、どれほど整備状況が良い機械でも、メーカーがその製造中止を決定すれば、それから数年で、部品供給は停止されるからです。部品がなければ修理困難になるので、わずかな故障でも致命傷になることもあります。そのため、販売中止になるほど古い機械はおすすめとはいえません。

中古農業機械の値段を決める要素

中古で農業機械を買うとき、値段を決める要素になるのは馬力、走行時間、年式の3点です。トラクターは馬力が大きいほど値段も高くなりますが、その傾向は新品でも中古でも同じです。またトラクターの走行時間は、機械の寿命を示す目安になりますから、値段にも影響します。

さらに、年式も値段を決める大きな要素です。年式が新しいものほど作業効率が良く、故障時にも安定して部品供給を受けられる可能性も高くなります。しかし当然、値段は高くなりがちです。

中古で農業機械を購入する際は、馬力や走行時間に着目して絞り込みましょう。そして用意できる予算に鑑みて、なるべく年式が新しい機械を購入するのがおすすめです。

農業機械の購入はオンラインがおすすめ

以上、農業機械を中古で買うことについて解説してきました。しかし、実際に中古品を買うにもどうしたらいいのかわからないという方も多いことでしょう。実は、農業機械についても、オンラインで簡単に情報収集できます。ここからは、トラクターなどの農業機械をオンラインで中古購入するメリットを紹介していきましょう。

農業機械をオンラインで買うメリット

農業機械は中古でも多くの需要があります。とはいえ一般の乗用車ほどではないので、特定の業者から、特定の機械を確実に入手することは難しいです。しかしオンラインを利用すれば、欲しい機械を希望するタイミングで購入できる確率が大きく上昇します。

また値段の面でも、オンライン購入にはメリットがあります。インターネット上でなら、販売値段の比較が容易なため、相場より高い値段で買ってしまうリスクを減らすことができるのです。そのため、相場を適正に見定めつつ手に入れたい場合は、オンライン購入をおすすめします。

ただし、オンラインなら「必ず良い中古機械が安く手に入る」というわけではありません。販売サイト自体の管理能力が低い場合、売買も円滑に行われない可能性があります。ほかにも、さまざまな手数料が加算され、予想よりも購入総額は大きくなる、という可能性もあります。そのため最重要なのは、信頼できる販売サイトを探すことです。

農業機械を中古で買いたい方におすすめのサイト

中古農機市場UMM

中古農業機械をオンラインで購入したい方におすすめは、UMMの「中古農機市場」です。このサイトは、売る側も買う側も会員登録性ですから、取り引きを行う上で安心できます。

会員制といっても、農家会員なら入会費や会員費などは必要ありません。また、利用者数が多いことや、売買成立時の手数料がかからないことなど、多数のメリットもあります。

中古農業機械をオンラインで取り引きするためのサイトがいくつかありますが、その中で、UMMは10年以上の実績を誇っています。会員登録することで、購入希望の農機具が販売されるとメールで通知が届き、そのほか、お得なキャンペーン情報なども届きます。中古農機具の購入を考えている方は、まずは以下のサイトをご覧ください。

また、UMMは農業機械販売業者の登録も歓迎しています。業者会員の場合は年会費55,000円(税込み)が必要ですが、販売網を手早く広げられますし、事業の知名度アップにも役立ちます。業者会員の登録については次のページをご覧ください。

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