蟻の駆除方法!発生場所・家の中への侵入を防ぐ対策・退治グッズ

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蟻は非常に身近な虫であり、外で蟻を見かけた場合はなにも感じないかもしれません。
しかし、家の中ではどうでしょうか。
蟻は小さいため、わずかな隙間から屋内に侵入してくる可能性があります。特に家の中に蟻が好むような食べこぼしや飲みこぼしがあった場合、あっという間に数が増えるかもしれません。
一見すると大した害はないように感じられますが、実際には食害や家電の故障、不快感などの被害があります。蟻が家の中に侵入してきた場合、放置せず駆除しましょう。
今回は「蟻の駆除方法」を中心に、「家の中への侵入を防ぐ対策・退治グッズ」なども紹介します。
目次
蟻の生態
蟻は様々な種類がおり、家の中に侵入しやすい種類もあります。
蟻の特徴
蟻は蜂の仲間で、日本には300種類近くが生息しています。大きさは数ミリほどから、大きい蟻であれば3センチほどの大きさまで様々です。
体の色も黒だけではなく、赤や茶色っぽい蟻も存在します。
主な発生時期は夏頃で、6月から11月ごろまでがよく見かける時期でしょう。寒い時期は冬眠している蟻も多く、見かける機会は少なくなります。
シロアリは「アリ」とつきますが、完全に別の種類です。シロアリは家の木材を食べる危険な害虫として知られていますが、普通の蟻は木材を食べません。
家に侵入する蟻の種類
家に侵入してくる蟻は、主に雑食性です。中でも侵入してくる可能性が高いアリが3種類います。
地域や状況によっては、さらに多くの種類が家に侵入してくる可能性があります。
イエヒメアリ
- 大きさ:2.5mm
- 茶色っぽい体が特徴
イエヒメアリは名前に「イエ」と入っている通り、屋内に巣を作ることでも有名な蟻で、高い繁殖力を持っています。
家の中に侵入された場合には巣を作られて大量発生につながるため、早期発見と駆除が必須です。
ルリアリ
- 大きさ:2.0mm
- 黒く光沢のある体が特徴
ルリアリはイエヒメアリと同様、屋内に巣を作る蟻ですが、巣を作る場所に少し特徴があります。
ルリアリが好む場所は、電子機器の中です。冷蔵庫やテレビ、パソコンといった電子機器の中に巣を作るため、電子機器の不調を招きます。
トビイロシワアリ
- 大きさ:3mm前後
- 茶色と黒色が混ざったような体が特徴
トビイロシワアリは家の中に巣を作ることはなく、一般的な蟻と同じく屋外に巣を作ります。
ただし屋内に侵入してくることもあるため、庭で見つけた場合には駆除しておいたほうがいいでしょう。
蟻が発生しやすい場所
蟻は何もない場所には侵入してこず、基本的には食べ物がある場所です。台所だけではなく、部屋でもお菓子の食べこぼしやジュースの飲みこぼしがあった場合、ニオイを辿って蟻が集まってきます。
ベランダに空き缶などを保管している場合も同様です。しっかりと缶を洗っていない場合には、ゴミを置いている場所に蟻が集まり、室内にまで広がる可能性があります。
室内に発生しやすい害虫にゴキブリがいます。ゴキブリの駆除方法は、こちらの記事で紹介していますので、あわせて参考にしてください。
蟻の侵入ルート
蟻が室内に入ってきている場合、必ず侵入経路があります。蟻は数ミリ程度ととても小さいため、想像している以上に様々な場所から侵入します。
壁や窓の穴や隙間
一番多い侵入経路は、壁の穴や窓の隙間です。家の中に侵入してくる蟻は全長が3ミリほどと非常に小さいです。
少しの隙間でも通れるので壁に空いた穴だけではなく、建て付けが悪い窓の隙間からも侵入します。
他にも、夏場などは網戸にしている時にも隙間から侵入してきます。網戸はガラスよりも隙間が大きくなるため、特に注意しなくてはいけません。
庭や玄関
庭や玄関は普段から蟻が生息していることも多く、人の出入りや物の出し入れ時に侵入されることがあります。例えば、観葉植物を一時的に庭などへ出していた時、蟻がついたまま室内に運んでいるかもしれません。
外に置いている物を室内に入れる場合には、蟻がついていないかを確認しましょう。
蟻の駆除方法
蟻の駆除方法のなかから、代表的なものを4つ紹介します。発生している場所や状況によっては方法を変える必要があり、徹底的に駆除するのであれば、専門の駆除業者へ依頼しましょう。
重曹を置いておく
重曹は掃除用などとしても家にある場合が多いので、手軽で人に害の少ない方法と言えます。
蟻は重曹を食べると化学反応を起こして死にます。
ただし、重曹のみを設置しても蟻は食べません。蟻は危険な食べ物を認識できるため、重曹単体ではなく、砂糖などを一緒に混ぜて設置しましょう。
好物の砂糖と混ぜ合わせることで、蟻の警戒心を減らして食べさせられるようになります。砂糖を混ぜても蟻が食べない場合は、砂糖の割合を増やしてみてください。
酢のスプレーをかける
酢は蟻が嫌う酸性の性質を持っており、何度か吹きかけることで死滅します。また、蟻の侵入経路に酢をスプレーすることで、今後、蟻が近寄りにくくなります。
市販されている殺虫剤ほどの即効性はありませんが、室内でも子どもやペットの健康被害を考えることなく使用可能です。
- スプレーボトル
- 酢
- 水
酢と水を1:1で割って、スプレーボトルに入れましょう。予防にも使う場合は少し多めに、その場の殺虫目的のみであれば少なめでも構いません。
作り方は簡単で、追加で必要になるのはスプレーボトルぐらいです。人に害もないので、最初の駆除や予防に使ってみてください。
酢はコバエの駆除にも効果的です。コバエの駆除は、こちらの記事を参考にしてください。
殺虫剤を利用する
簡単に思いつくのは、殺虫剤を利用した駆除でしょう。蟻を駆除するために作られているため効果が高いです。
また、直接蟻に吹き付けるだけではなく、巣の駆除にも使えます。蟻の出どころが壁の隙間などの場合、その隙間にスプレーを噴射します。
外から来ている場合には、蟻が出てきている巣穴を探してスプレーしましょう。
毒エサを食べさせる
毒エサは重曹と同じような役割を果たします。蟻が普段通るような場所に毒エサを設置し食べさせることで、蟻を全滅させます。
蟻が入り込みやすいような形状と食べやすい毒エサを使用するため、駆除できる確率は重曹よりも高くなるでしょう。また、自分で重曹と砂糖を混ぜる、容器を用意するといった手間もありません。
方法にこだわりがない場合は、毒エサを試してみてください。
蟻の発生を予防する方法
蟻が室内で発生してからの駆除はとても難しくなります。ポイントは、「蟻を侵入させない」「巣を作らせない」ことです。
蟻の発生を予防する方法を紹介します。
忌避剤を撒いておく
忌避剤は蟻が近寄らなくなる成分を含んだ薬剤です。蟻専用に限らず、様々なタイプが販売されています。
殺虫剤も定期的に侵入口に吹き付けることで、忌避剤の役割を果たします。ほかにも置くだけのものや専用のスプレーまで販売されているため、自宅に合った商品を使いましょう。
子どもやペットへの影響が心配な場合はケースに入った置くだけのものを使用したり、屋外にのみスプレーするなどの対策が可能です。
エサになるものは片付ける
蟻のエサになるものを置いていなければ、蟻が侵入してくる可能性は低くなります。食品やジュース、お菓子などの食べかすを床などに放置しないように、こぼした場合はすぐに掃除しましょう。
またペットのエサも蟻は食べるため、使いかけの袋などは密閉しておきます。他にも台所の生ゴミは密閉して捨てるなど、徹底した対策を行えば蟻の発生は最大限抑えられるでしょう。
侵入経路を塞ぐ
蟻が侵入している経路を塞げば、室内へ入られることはありません。壁に穴や隙間が空いている場合、コーキングなどを使用して完全に塞ぎましょう。
コーキング剤がない場合には、隙間をマスキングテープなどで埋めても同様の効果が得られます。ただしテープは見栄えが悪くなるため、最終的にはしっかりとしたコーキングがおすすめです。
窓の隙間は塞ぐことが難しいため、忌避剤などと併用しましょう。
おすすめの蟻駆除業者
蟻が直接人に害を加えることはありません。しかし、室内で発生していた場合は不快なものです。
自分での駆除も可能ですが、種類によっては家の内部に巣を作ってしまい、素人での完全駆除は難しくなります。侵入の再発を防ぐためにも、専門の駆除業者への依頼も検討してみてください。
おすすめ駆除業者
害虫の駆除を依頼する場合には、相場を知るために相見積もりが基本です。
おすすめの駆除業者を紹介しますので、ぜひ比較検討してください。
街角害虫駆除相談所

出典:街角害虫駆除相談所
街角害虫駆除相談所は、電話1本であらゆる害虫退治してくれる害虫駆除サービスです。
害虫駆除のプロが迅速に対応していて、再発保証が5年ついています。
現地調査は無料で行い、細かくチェックした上で最適な駆除プランを説明してくれます。
また、施工1年後の無料点検も付いているのも安心できますね。
現在街角安心キャンペーン実施中で、基本料金から20%OFFなのも嬉しいポイント。
いざという時にもすぐに依頼できます。
料金(税込) | 1,100円〜 |
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対応エリア | 東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城券・栃木県・群馬県 |
保証期間 | 5年 |
見積もり料金 | 無料 |
公式サイト |
害虫駆除110番

出典:害虫駆除110番
料金 | 8,800円(税込)〜 |
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対応エリア | 全国 |
保証期間 | 最長1年 |
対応 | 加盟店 |
見積もり | 無料 |
公式サイト | ![]() |
害虫駆除110番は、日本全国に対応している駆除業者です。対応エリアを選ばないため、どこに住んでいても依頼できます。また、24時間365日対応なので、害虫の発生に気づいたのが夜中や早朝でも対応してもらえます。
紹介している他の業者と同じように、現地調査と見積もりは無料で行なっており、後から追加で料金は発生しません。作業日が確定するまではキャンセル費用もかからないので、とりあえず見積もりだけといった依頼も可能です。
プロとしてしっかりと知識を持っているため、安心して任せられるでしょう。
害虫駆除専門 ムシプロテック

出典:ムシプロテック
料金 | 8,800円(税込)〜 |
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対応エリア | 全国 |
保証期間 | 作業内容により異なる |
対応 | 加盟店 |
見積もり | 無料 |
公式サイト | ![]() |
害虫駆除専門 ムシプロテックも全国に対応しており、業界最安値を目指している業者です。駆除費用は場合によって高額になることも珍しくないため、基本的には低く抑えたいものです。
ムシプロテックは、安いから駆除が雑ということはなく、他社で断られた難しい内容にも対応し、年間で3万件もの駆除実績を持つ業者です。駆除に対する知識は高く、どのような場面でも安心して任せられるでしょう。
アールクリーニング

出典:アールクリーニング
料金 | 0円(税込)〜 |
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対応エリア | 東京都・埼玉県・神奈川県・千葉県の一部地域 ※上記エリア外の方も出張料金(3,000円~)で対応可能 |
保証期間 | - |
対応 | - |
見積もり | 無料 |
公式サイト | ![]() |
アールクリーニングは関東地域に対応しているサービスで、作業実績は50万件を突破しています。Googleの口コミでも高評価がついており、信頼できるサービスといえるでしょう。
駆除対象はハチ・シロアリ・ゴキブリ・ネズミ・アライグマなどです。
出張費・現地調査・見積もりは無料で、駆除費用は害虫の種類により8,000円~18,000円程度です。
さらに詳しく業者の比較をしたい方は、おすすめの害虫駆除サービスを紹介しているこちらの記事も合わせて読んでみてください。
まとめ
蟻は身近な虫であり、害虫と考えている人は少ないでしょう。しかし室内に侵入された場合は不快感だけではなく、種類によっては電子機器を壊されるリスクもあります。
室内に巣を作って大量発生することも珍しくないため、見かけた場合は早急な駆除が必要です。ただし、自分での駆除は壁の中までは行えないため、完全な駆除を求める場合は専門業者へ依頼しましょう。
駆除業者であれば、完全な駆除から再発防止まで任せられます。蟻が増える時期になる前に予防と対策が重要です。