水害・水没農機具の処分・売却方法。動かないトラクターはどうすればいいの？
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今回はお持ちの農機具が災害にあった際の対処方法から、行政による補償制度から買取、売却方法を紹介致します。
近年豪雨災害による被害が増えてきていることから、一度水没してしまった農機具は十分に注意して取り扱う必要がございます。
目次
取扱注意点
スイッチを入れてはいけない
一度泥水等に使ってしまった農業機械。特にバッテリー部分が浸水したと思われるものについては、専門の整備業者が触るまでスイッチを入れないほうが良いです。漏電、火災につながる危険性があります。
バッテリーは水が引いてから外す
整備業者に見せるまでに発火する可能性があるので、水が引いたらバッテリーのマイナス側のターミナルを外してください。
参照ページ：国土交通省
故障の判別方法
どの程度水没したら故障しているのか。
すぐに修理店も見つからずどうすればよいかわからない場合は、以下のページを参照ください。
参照ページ：機種別に故障を判別する
実際に被害にあったらどうすればよいの
水害被害はいわゆる災害です。主に各自治体やJAなどから情報が公表されています。まずはそちらを確認して、些細なことでも相談するのが一番です。
行政による補償/農業共済の農機具共済
農家の相互扶助を基にしながら、国も一緒になってする災害対策である農業共済があります。
農済には農作物や建物、施設、農機具といった補償制度が用意されています。
今回の農機具自体の補償を受けるためには各自治体の農業共済に加入している必要があります。また、調達金額が最低5万円以上の物で、且つ契約できる限度額が2,000万円(地域によっては変動あり)という内容が多いようです。
中古で購入した商品にも契約は可能なので心配な方は入会することをお勧めします。しかし、実際は掛金が高く入会していない人が多いのが実情。あきらめて処分し、新しく購入する人も少なくありません。決して安い買い物ではないので、購入時には各自治体の農業共済をチェックしましょう。
農機具共済を受けられない方は
では、共済に加入していない人は諦めるしかないのでしょうか。
そんな方への一助となる方法をご紹介いたします
修理による復旧
まずは安全を確保してから、泥水を綺麗に洗い落とします。そのうえで機体内に水が浸入しているかどうか確認します。
オイルゲージ、ミッションオイルゲージ、クラッチハウジング内のオイルをチェックし、水が入っている場合はオイルも含めて全て取り出します。
ここからは専門的な知識が必要ですので近くの業者に依頼するのが良いです。
水をすべて綺麗に出すことができれば、直る可能性も出てきますし、費用も下げられるかもしれません。最後まで諦めず試してみましょう。
業者による買取・回収
農業共済もダメ、修理も不可能。もう処分するしかないのか・・・お待ちください！
全国には壊れた農機具でも買取してくれる業者が多数います。水没しても修理して海外で蘇るなんてこともあります。もちろん状態によっては値段がつかないという可能性もありますが、壊れても諦めずに相談してみましょう！
水害農機具の処分・売却にお困りの方へ
昨今の記録的な豪雨により、甚大な被害が発生し影響を受けた農家・業者様から多数のお声を聞いております。
株式会社マーケットエンタープライズグループが行う、水没により故障した農機を修理し、海外で蘇らせるというプロジェクトにおいて、今回新たに法人専用窓口が開設されました。
すべての水害被害に対象を拡大しているので 、お困りの農家様・法人様は是非一度相談してみてはいかがでしょうか。
個人の方の買取お申し込みはこちら
法人の方の買取お申し込みはこちら
参照：PRTIMES
TEL：0120-551-387（受付時間：9:15〜21:00）
※新型コロナウィルス感染症拡大の状況、政府・自治体からの要請などにより、受付時間が変更される可能がございます。
手軽な買取査定は一括見積もりで決まり！
買取業者は多数存在します。一社ずつ査定依頼をするもの良いですが、どこが一番良い値段で買取してくれるのかを調べるのには時間がかかります。
そんな時は、一括見積もりで複数の業者に依頼しましょう。情報を一度だけ入力するだけで、様々な業者の買取価格を調べることができます。直接業者へ依頼するよりお手軽感もあり、とりあえず値段だけ知りたいという方にとっても非常にオススメです。
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まとめ
今回は災害にあった農機具の対処法を中心にご紹介してきました。農機具が水没していまったらエンジンは決してかけずにまずは状態面メンテナンスを行いましょう。くれぐれも二次災害にはお気を付けて対処してください。
また、どんなに壊れても復旧は可能です。買取をワンストップで行うサービスも提供していますので是非ご利用ください。
これからも皆様の助けになるような情報を一つでも多く発信していけるように努めてまいります。
日本の食文化を支える農業に携わる方々に、少しでも有益な情報を届られうような記事を執筆していきます。
