草刈りを斜面で行う方法ーおすすめ滑り止めグッズ・コツや簡単にできる

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草刈り

草刈りは平坦な場所だけではなく、斜面で行うこともあります。しかし、草刈りは草刈機や鎌といった刃物を使うため、平坦な場所よりも斜面ではさらに危険を伴います。

斜面で草刈りを行う方法やコツを知らなければ、怪我の可能性も低くありません。安全に作業を進めるためにも方法をしっかりと理解し、補助的な滑り止め道具も知っておくべきです。

この記事では、「斜面で草刈りを行う方法」を中心に、「コツ」「滑り止めのグッズ」などを解説していきます。

自分で草刈りを行うのが危険な斜面は、専門の草刈り業者に相談するのがおすすめです。

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草刈りを斜面で行う際のコツ

草刈り

まずは、草刈りを斜面で行う際のコツを解説していきます。基本になるので、しっかりと確認してください。

滑り止めのためスパイクを履く

斜面は、平面と比べると足を滑らせる可能性が高くなります。草刈機を使用している際に転倒すると、大怪我の可能性も十分にあります。

転倒を防ぐためにも、靴はスパイクを履きましょう。スパイクは、その名称の通り、靴の裏面に滑り止めのスパイクがついた靴です。

地面にしっかりと食い込むため、転倒の危険性を大きく下げられます。草刈りの作業を行う人が必ず履いているわけではありませんが、確実に安全性が高まります。

また、草刈りに特化した商品ではなく、登山用など、似た商品を購入してもよいでしょう。普通の靴にカバーする形でスパイクをつけられる商品もあるので、使い勝手などを考えて選んでみてください。

斜面の下から上に向かって草刈りをする

斜面で草刈りをする際の基本は、下から上に向かって進めることです。まっすぐ上に向かって進むのではなく、斜面を横にして刈り込んでいきます。

たとえば、用水路などの斜面の草を刈るとしましょう。斜面を左、用水路を右にした状態で進んでいきます。

端まで行き、一段、斜面の上に上がるような形で次の斜面を刈っていきます。

上から刈り始めた場合には、刈った草が下段にかかってしまうため、スムーズに作業できません。

右から左に刈る

斜面に限らず、草刈機を使用する際は右から左に動かします。これは、草刈機の刃が左へ回転しており、刃の切れる部分も左回転に合わせて配置されているからです。

草を巻き込むように刈らなければ上手く刈れません。

また、左から右に草刈機を動かすと、小石などに当たった場合に自分の方向へ飛んできやすくなります。草刈機の動かし方は、効率だけではなく、安全面を考えても右から左に刈りましょう。

2回に分けて草刈りを行う

草が長い場合は、2回以上に分けて刈り込む方法が有効です。短い草であれば分ける必要はありませんが、50cm以上の長さがある場合は分けたほうが安全です。

長い草を1回で根本から刈ろうとした場合、草刈機の刃に草が絡む可能性が高くなります。刃が止まった場合でも草を取り除けば、草刈機は再度、動き始めます。

しかし、エンジンや電源を切らずに草を取り除いた場合、怪我をする可能性は高いです。少しでも危険性を減らすためにも、長い草は2回以上に分けて刈ってください。

また、どのような場面でも、草刈機の刃に触れる場合は、エンジンや電源を停止してからの作業を徹底しましょう。

複数人で行う場合は上下作業をしない

農家や自治体など、合同で草刈りを行う場面があります。作業効率だけでは非常に良く、1人で草刈りを行うよりも早く作業が進むでしょう。

しかし、複数人で斜面の草刈りを行う場合、上下での作業は危険です。もし、斜面の上で作業を行なっている人が転倒したら、下で作業している人も巻き込まれます。

また、距離が近すぎると、草刈機の刃が人にあたる可能性もゼロではありません。草刈りは非常に危険な作業のため、とくに斜面で上下に分かれての作業は避けましょう。

草刈りを斜面で行う際の注意点

草刈り

斜面で草刈りを行う際、注意点が2つあります。解決できる点もありますが、難しいと感じた場合は、無理をせずに草刈りの専門業者などへ依頼しましょう。

滑りやすい

平面とは違い、斜面は足元が滑りやすくなります。とくに、雨上がりなどは簡単に足元が滑るため、作業は行わないでください。

もし、地面が濡れていない場合でも、斜面は少し足を滑らせるだけで怪我につながります。斜面での草刈りは平面とはまったく違った難しさがあるため、草刈りに慣れていない人は作業を避けるべき場所です。

どうしても斜面での草刈りが必要な時は、草刈りを代行している業者へ依頼しましょう。

バランスが難しい

斜面では両足が同じ高さにないため、常にバランスを崩している状態です。そこに重量のある草刈機を使用するため、さらにバランスを取るのは難しくなり、ちょっとした動作で転倒する可能性が高くなります。

平坦な場所と同じように考えていると、大怪我につながる可能性もあるため、バランスが悪い場所というのは常に意識しておいてください。

草刈りに必要な道具

草刈り

草刈りに必要な道具はいくつかあります。ここで紹介する道具があれば、最低限の作業は可能です。

しかし、安全のためにはさらに道具が必要になります。あくまで、最低限であり、必要であれば他の道具も揃えましょう。

こちらの記事では、草刈りに必要な道具を紹介していますので、あわせて参考にしてください。

草刈機

草刈機は、電気やガソリンで刃を回転させ草を刈る道具です。草刈りの範囲が小さい場合には、鎌などの手作業でも十分でしょう。

しかし、広範囲になってくると、草刈機なしでは作業が終わりません。草刈機は一気に広範囲の草を刈れるため、草刈りには必須の道具です。

こちらの記事では、おすすめの草刈機を紹介しています。女性や初心者向けのメーカーなど選ぶポイントを紹介していますので、参考にしてください。

草刈機を選ぶポイント

草刈機を選ぶポイントは、主に3つあります。

  • 動力の種類
  • 刃の種類
  • ハンドルの種類

草刈機の動力は、大きく分けて「電動式・充電式・エンジン式」の3つです。電動式はコンセントから直接電力を得るため、軽く使いやすいのが特徴です。

しかし、電源が近くにない場合は使えません。

充電式はバッテリーを充電して動かすため手軽ですが、長時間の使用には向いておらず、パワーも弱めです。最後にエンジン式ですが、最もパワーがあり、広範囲の草刈りに向いています。

ただ、エンジンを搭載するため重く、稼働音が大きいといったデメリットもあります。

続いて刃の種類ですが、「ナイロン・金属・樹脂」の3つから選んでください。それぞれにメリットとデメリットがありますが、広範囲であれば金属刃の一択です。

ナイロンなどは安全性が高いものの、草を刈るスピードでは金属に劣ります。

最後にハンドルの種類です。「両手ハンドル(U字)・ループハンドル・ツーグリップハンドル」の3つがあり、両手ハンドルが最も一般的な形であり、汎用性の高さが特徴です。

ループハンドルとツーグリップハンドルは傾斜で使われることの多い形状ですが、作業者によって危険度も変化するので注意しましょう。ループハンドルは取り回しがよいぶん、怪我の可能性も高いハンドルです。

ツーグリップハンドルは、細かい作業に向いているものの、振動が大きく体への負担も大きいハンドル形状です。

初めて草刈機を購入する際には、この3つのポイントを意識して検討してみてください。

草刈機を使うコツ

草刈機を使うコツは、前述しているものを含めて2つです。

  • 右から左に動かす
  • 腕だけを使わない

まず、草刈機は左回転しているため、右から左に動かすことで草を効率的に刈れます。

もう1つは腕だけを使わないことです。草刈機は重量があるため、腕だけで操作するとすぐに疲れてしまいます。

体をひねるように、体全体で左右に振ることで、草刈りはより効率的に楽にできます。

草刈機の注意点

草刈機の使用でとくに注意しなければいけないのは怪我です。金属などの刃を高速で回転させて草を刈るため、誤った操作を行うと体を切ってしまう可能性があります。

とくに多いのは、足や指の裂傷、刃にあたって飛んできた石などによる怪我です。草刈機による怪我は、十分に注意していても起こります。

エンジンや電源を入れたまま刃には触れない、雨の日は作業しないなど、危険な道具であることを理解し、できる限りの安全対策は行いましょう。

防振手袋

草刈機は、刃を回転させることからも振動の多い道具です。長時間の使用では手が痺れてきて握力が低下します。

不意に握った力を緩めてしまっては危険です。そこで使用してほしいのが、防振手袋です。

防振手袋は、草刈機から伝わる振動を軽減してくれるため、長時間の作業でも疲れにくくなります。また、手の保護にもなるため、作業時には、できれば防振手袋を使いましょう。

防護ゴーグル

防護ゴーグルを使っている人は少ないですが、安全に草刈りを行うのであれば必須の道具です。草刈機を使用した場合、地面の小石などが刃にあたって顔に飛んでくることも珍しくありません。

実際に、飛び石で目を怪我した事例もあります。草刈りを甘く見ず、目の保護もしっかりと行なってください。

耳栓

耳栓は、エンジン式の草刈機を使用する場合に必要となります。エンジン式は稼働音が大きいため、長時間の作業では耳に負担がかかります。

長時間や長期間の作業では、最悪の場合、難聴になる可能性もあるため、耳栓をつけているほうが安全でしょう。ただし、音を遮ることは危険もあります。

音が聞こえにくいぶん、周りの状況にはより気をつけてください。

急斜面の草刈りは業者に依頼するのが安全

草刈り

ここまでは、自分で草刈りを行う場合について解説してきました。わかってもらえたとは思いますが、斜面での草刈りは非常に危険です。

とくに草刈機を使用した場合、怪我も大きくなる可能性が高く、後遺症が残ってしまうことも少なくありません。農家であれば自分で草刈りを行うことに慣れているかもしれませんが、年を重ねる度に難しく感じることも増えます。

自分での草刈りが危険と判断した場合には、無理をせずに専門の業者に依頼してみてください。

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草刈り業者に依頼するメリット

業者に草刈りを依頼する一番のメリットは、怪我を回避できることです。草刈りを長く行うほど熟練度は増しますが、そのぶん怪我をする可能性も多くなります。

また、自分の時間を使わなくて済むのもメリットでしょう。草を刈る範囲にもよりますが、丸1日や、数日間かけて草刈りを行う場合もあります。

会社員であれば、休日を費やしての作業になるかもしれません。業者に依頼した場合には、自分で作業を行う必要は一切なく、すべてを任せられます。

草刈り業者に依頼するデメリット

草刈りを業者に依頼するデメリットは費用です。当然ですが、草刈りを業者に依頼した場合には料金が発生します。

しかし、自分で草刈りを行う場合にも、草刈機や周辺の道具などを揃えるためにお金がかかるものです。業者への依頼は決して高額ではなく、案外、想像より安くなるかもしれません。

また、選ぶ際には、無料で現地調査と見積もりをしてくれる業者を選んでください。大体の相場が知れるだけではなく、後に料金でトラブルにならないためにも必要です。

草刈り業者の費用相場

草刈りにかかる費用は、場所、範囲、業者によって大きく異なります。とくに、今回、解説している斜面では少し作業が難しくなるため、料金は上乗せになるかもしれません。

しかし、面積で基本料金を決めている業者もあるため、大体の料金を紹介します。草刈りを行う面積を100m2(約30坪)とした場合、おおよその金額は2万円前後から3万円前後です。

あくまで基本的な料金なので、ここから斜面や草の大きさなどで多少は前後すると予想されます。

ただし、「草刈り110番」では、基本料金を1m2あたり180円(税込)としているため、ほぼ上記の価格が平均的になってくると考えられます。

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こちらの記事では、草刈り業者の費用相場を紹介していますので、あわせて参考にしてください。

草刈りを業者に依頼するなら「草刈り110番」

草刈り110番

少し前述しましたが、草刈りを業者に依頼するのであれば、「草刈り110番」がおすすめです。まず、草刈り110番は、現地調査と見積もりが無料です。

草刈りは、場所や状況によっては料金が基本通りにはいかないため、作業前の見積もりは必ず依頼しましょう。草刈り110番は見積もり後の追加料金が発生しないため、はっきりとした料金がわかります。

また、定期的な作業にも対応しているため、土地の管理も楽になります。

斜面の草刈りは危険な作業も伴うため、これを機会に、プロの業者へ依頼してみてはいかがでしょうか。

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まとめ

斜面の草刈りは、方法やコツを理解して進めなくては危険です。平坦な場所と比べて滑りやすく、転倒の危険性が高いため、作業を行う場合には十分な準備をしましょう。

もし、自分での草刈りに不安がある場合には、無理をせず専門の業者に依頼してください。業者に依頼すれば、安全に作業ができるだけではなく、草刈りの道具を揃える必要もありません。

夏に向かって雑草がより元気になる季節がやってくるため、今のうちから草刈りの準備を始めましょう。