草刈りを雨上がりにして大丈夫？最適な時期や台風後の作業のポイント
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草刈りは、農地や土地を持っている人だけではなく、自宅の庭がある人にとっても必要な作業です。非常に身近な作業ですが、「いつ草刈りをすれば最適なのか」という疑問はないでしょうか。
農家であれば、草刈りに最適な時期は熟知しているかもしれません。しかし、草刈りと密接ではない人からすると、草刈りに最適な時期はわからず、伸びてきたら草刈りをするという形がほとんどでしょう。
草が伸びたら刈るという考えは間違っていませんが、より効率よくするためには最適な時期の見極めが大切です。
この記事では、「雨上がり後の草刈りについて」や「草刈りの最適な時期」、「台風後や作業のポイント」を解説していきます。
目次
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雨上がりすぐの草刈りには要注意！
基本的に、雨上がり直後の草刈りには下記のような危険性・注意点があるので、おすすめはできません。
- 滑ってけがをする
- 濡れた草は作業効率が悪い
- 刈った後すぐ伸びてしまう
滑ってけがをする
地面が濡れている状態で草刈り機を使用した場合、滑って転倒したり、草刈り機や草刈り鎌などの刃物で大けがをしたりといった可能性があります。
傾斜地などの足下が悪い場所ではさらに滑りやすく、とても危険です。
濡れた草は作業効率が悪い
雨水で濡れた草は重く、草刈り機や靴・衣服などに張り付くため、草刈り機への負担が大きくなり、作業性も悪いです。
刈った後すぐ伸びてしまう
雨上がりは、水を吸った雑草が一気に伸びるタイミングでもあります。特に、草刈り機を使用する場合は雑草の生長点より上で刈ることになるため、雨上がり直後に草刈りをしてもすぐに伸びてしまいます。
雨が上がり、草が水を吸収して伸びきったところを刈り取るのが理想の草刈りタイミングです。
草刈りを雨上がりにやる際の注意点
雨上がり後は草刈りに向いていないとはいえ、スケジュールの都合などでどうしても雨上がり後に作業が必要になってしまう場合もあるでしょう。その場合は、以下のような点に注意して、安全を確保しながら作業を行ってください。
できれば草が乾くまで待つ
草刈り機を雨上がり後に使用する場合でも、草が倒れているほど濡れた状態の時は避け、できる限り乾くのを待ちましょう。
雨が上がってしばらく経てば、水を吸収した草木が真っ直ぐ上に向かって伸びるため、草刈り機での作業がしやすくなります。手で雑草を抜く場合にも根を抜きやすくなります。
どうしても雨上がり直後にやるなら
雨上がりすぐの草刈りは避けるのが基本ですが、どうしても草刈りを雨上がりに行う場合は、下記の点に注意してください。
- 傾斜を避ける
- 長時間の作業はしない
雨で地面が滑りやすくなっているため、斜面での草刈りは避けましょう。滑ってしまった場合、草刈り機の刃で怪我をする可能性があります。
また、雨を含んだ草は通常よりも重くなっているため、草刈り機に負担がかかります。長時間の作業では、草刈り機の寿命を縮める可能性があるため、できる限り短時間の作業にしてください。
台風後はまず飛来物の確認から
草刈り予定時期が台風の予報と重なる場合、台風の前に草刈りを終えているのが理想的です。もし、台風後に草刈りを行う場合、雨上がりと同様に地面が乾いてから行いましょう。
また、台風で物などが飛んできていないかを確認してください。草刈り機に飛来物が当たった場合には、予期せぬ事故につながるかもしれません。
草は強風で倒れていることが多いため、草を起こすような形で草刈りを進めます。草が起きているほうがやりやすいのは間違いないですが、起こすように進めることで多少は作業しやすくなります。
草刈り業者に外注すれば雨シーズンも安心
雨上がりに限らず、草刈りは体力も使い危険も伴う作業です。不安がある場合には、無理せず草刈りを専門にしている業者へ依頼しましょう。
専門業者に依頼すれば、自分で道具を用意したり片付けをしたりする必要がありません。怪我のリスクもなくなるため、草刈りに不安がある方はぜひ検討してみてください。
草刈りを外注するメリット
草刈りを業者に外注するメリットには、このようなものがあります。
- 怪我などの危険がない
- 綺麗な仕上がり
- 自分で作業しなくてよい
まず第一に、怪我をする危険がなくなります。草刈りは範囲が広くなるほど、刃物や機械を使用します。特に草刈機は高速で刃を回転させるため、触れてしまった場合は大怪我につながるかもしれません。
第二に、プロの仕事は仕上がりが綺麗です。草刈りは一見すると単純な作業ですが、自分で綺麗に刈るのは難しいです。綺麗に刈った草は伸びてくるのも遅くなるため、今後の草刈りもしやすくなります。
第三に、自分の時間や体力を草刈りに使わなくて良いことです。広範囲の草刈りだと1日がかりになることも珍しくありません。時給で換算するとかなりの額に相当する上に体力も削られます。多少費用がかかっても、業者にアウトソーシングする方が合理的という考え方もあるでしょう。
草刈りの外注なら「草刈り110番」へ
草刈り110番は、面倒な草刈り作業を業者に依頼できるサービスです。一般家庭の庭から農地まで、幅広い土地の草刈りを請け負ってくれます。
- 分かりやすい料金設定
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草刈り110番の料金は非常にシンプルです。現地調査と見積もりは無料で行なっており、作業料は1㎡あたり180円(税込)から。別途出張費が発生しますが、草刈り110番は全国に加盟店を持っているため、極端に高い価格にはならないでしょう。
▷草刈り110番について詳しくは、こちらの記事をご覧ください。草刈り110番の料金やサービス内容・利用した人の口コミを紹介しています。
草刈りの見積もりをする関連記事
▷こちらの記事では草刈り業者を10社紹介しています。
▷一般的な草刈り料金の相場を知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
草刈りに適したタイミング
草刈りに最適な時期を、時間帯と合わせて解説します。
草刈りの最適な時期
草刈りに最適な時期はいくつかあるため、順を追って確認していきましょう。
まず、時期では春を除いた夏・秋・冬です。
梅雨で草木は多くの水を含み、初夏からは日光が強くなるため、1年で一番、草木が成長しやすい時期が訪れます。まずは、最も草が成長しやすくなる梅雨前に草刈りを行います。
真夏も定期的に草刈りが必要で、秋に草木が成長しにくくなったタイミングでも草刈りを行いましょう。また、冬には草木が枯れ始めるため、枯れた草を刈って綺麗な状態を維持します。
冬からしばらくは草木が生えにくい状況が続きますが、まったく成長しないということはありません。たとえば、農家などであれば、春にも草刈りを行います。
これは、生産物への影響や収穫のしにくさなどから必要になる作業で、一般家庭であれば初夏まで放置してもよいでしょう。一般的には、初夏から冬までに4回ほどの草刈りを行えば、とくに不愉快に感じることはないと考えられます。
草刈りの最適な時間帯
草刈りがとくに必要となる時期は夏なので、時間帯としては早朝、もしくは夕方が好ましいです。草刈りは機械を使用することの多い作業ですが、それでも体には負担がかかります。
連続しての作業は熱中症の可能性もあるため、涼しい時間帯に行い、適度な休憩も取り入れましょう。
反対に、霜が降り始める時期の早朝作業は危険です。地面が滑りやすい場面での草刈り機の使用は危険なため、寒くなり始めた時期には早朝や夕方を避けた日中をおすすめします。
草刈りの方法
草刈りの方法を、準備から装具、流れまで解説します。手軽な作業だからと準備をせずに行うのは危険です。しっかりと準備をして草刈りに臨みましょう。
草刈りに適した服装
草刈りに適した服装は、肌を露出しないことが基本です。
- 長袖・長ズボン
- 帽子
- 手袋
最低限でも上記の服装は必須です。草刈り機でも草刈り鎌でも刃物を使用するため、肌を守れる服装をこころがけます。
夏場が中心になるため、太陽光を遮断するための帽子も用意しましょう。キャップなどでもよいですが、首まで守れるような帽子が一番です。
手元を保護するために、手袋も必ず準備します。草刈り機を使う場合には滑り止め付きのもの、鎌などであれば軍手でも構いません。
また、上記には書いていませんが、長靴や安全靴も必要であれば準備してください。特に草刈り機を使用する場合は、足元を保護するためにも安全靴の着用をおすすめします。
他にも、草刈り機を使用する場合は小石などが顔に飛んでくることもあるため、ゴーグルがあればさらに安心です。
草刈りに必要な道具
続いて草刈りに必要な道具を解説します。自宅の庭などであれば、手で抜くことも可能ですが、範囲によっては道具がなければ作業が終わりません。必要に応じて選択してください。
草刈り機
草刈り機は、広範囲の草を刈る場合に必須の道具です。ただし、草刈り機は高速で刃を回転させて草を刈るため、危険な道具でもあります。
使い方を誤ると足元を切ってしまう可能性も高く、できれば慣れた人から使い方の講習を受けましょう。重機のメーカーなどで講習を行っていることもあるので、心配な場合は講習を受けてから作業を行ってください。
草刈り機はさまざまな種類があり、バッテリー駆動からエンジンまで、用途によって選べます。気軽に使いたいのであればバッテリー式、広範囲ではエンジン式といった選び方がおすすめです。
草刈り鎌
草刈り鎌は、手動で行う草刈りに適した道具です。形状はさまざまですが、どれも草を刈るために設計されているので、手で草を抜くよりもはるかに作業効率が良くなります。
ただし、あくまで手で行うため、広範囲の草刈りには適していません。自宅の庭や、農家では作物近くの細かいスペースなど、限られた場所で効果を発揮します。
種類は豊富で、立ったまま草刈りができる持ち手の長いものや、土ごと削るものなど、用途に合わせて選んでみてください。
滑り止め付きの手袋・防振手袋
草刈りは刃物を使うため、手袋は必須です。特に草刈り機を使用する場合には、滑り止め付きの手袋や防振手袋を使いましょう。
草刈り機が土や石に当たった場合には、予想しない動きになります。素手や軍手では手が滑ってしまうこともあり、非常に危険です。
また、防振手袋は振動からくる負担を軽減してくれます。草刈り機は、長時間の使用で想像以上に疲れが溜まるものです。
防振手袋があれば、作業をより安全に進められます。
▷こちらの記事では、草刈りに必要な道具を紹介していますので、あわせて参考にしてください。
草刈りの流れ
続いて、草刈りの流れを解説していきます。難しいことはないので、順番に進めてみてください。
邪魔になる石などを片付ける
草刈り機を使用する場合、石にぶつけると刃が欠けてしまったり、破片が飛んできて危険です。目に見える大きな石は事前に取り除いておきましょう。
広範囲になると全ての石を取り除くのは難しいですが、途中でみつけた場合には一度電源を切り、邪魔になる石はどかします。
草刈り
草刈り機の刃は左回転しているため、右から左に草を撫でつけるように進んでいきます。いきなり広範囲ではなく、細かく区切って進むことで綺麗に草を刈れます。
草刈り鎌を使用する場合は、水平にして手前へ引くように使いましょう。道具は正しい使い方をしなくては危険なだけではなく、上手く草を刈れません。
草刈りを効率的に行うコツ
草刈りは、方法によって効率的に進められます。主なコツは下記の4つです。
- 草刈り機は右から左に
- 傾斜では下から
- 腕だけを使わない
- 悪天候時は避ける
まず、草刈り機の刃は左に回転しているため、右から左に向かって動かすのが基本です。
傾斜で使用する場合は、下から草刈りを始めます。上から始めると刈った草が下にかぶさって刈りにくくなります。
また、草刈り機は腕だけで動かさないようにしましょう。体全体でひねるように使えば、疲れを軽減できます。
最後に悪天候時です。雨や強風時など、天気が悪い場合は草刈りをしないでください。滑ったり転倒したりすると、重大な事故につながる可能性があります。作業効率も悪くなるので、悪天候時の草刈りはおすすめしません。
▷こちらの記事では草刈りを効率よく行う方法を解説しています。ぜひ参考にしてください。
まとめ
草刈りは機械や刃物を使うため、天気が良くても危険を伴う作業です。さらに雨上がりとなると、滑りやすいことからも危険度が高くなります。
基本的には、天気がよい日を選んで行い、雨上がりしか時間が取れない場合は、短時間で限られた場所のみを行いましょう。また、作業に適した服装の準備など、用意は怠らないようにしてください。
もし、自分での草刈りに不安があれば、専門の業者へ依頼することをおすすめします。
