玉ねぎの植え付け方法は?育て方の特徴・時期・コツ【肥料や追肥は?水やりは?】

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玉ねぎ

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どんな料理にも使える玉ねぎは、1年を通して家庭の強い味方ですよね。
自分で育てた玉ねぎも、長いものだと6ヵ月以上長期保存することができるのです。

今回は玉ねぎの栽培方法について、植え付けから育て方のコツまで解説します。
さまざまな料理に活用できて使いやすい玉ねぎ。
ぜひご自分で栽培してみませんか。

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玉ねぎの栽培・育て方の特徴

玉ねぎ

玉ねぎはユリ科ネギ属で、冬越しさせて育てる代表的な野菜です。
特別な寒さ対策をしなくても育てやすいことや、収穫後上手に乾燥させると年中食べることができることが特徴。
初心者にとって育てやすく、長期間食べられ販売できる野菜なので挑戦しやすいですね。

早生種・中生種・晩生種があり、それぞれ植え付けと収穫の時期が違うので、どの時期に収穫したいのか考えて品種を選ぶことが大切です。
一方、玉ねぎは植え付けをしてから収穫をするまで半年以上時間がかかることもある、長期戦が必要な野菜でもあります。
特別な管理は必要ないのですが、雑草の管理が大変になるので手間を省きたい場合はマルチなどを使うのもおすすめです。

玉ねぎ栽培の時期

玉ねぎ 栽培

玉ねぎ栽培は9月の上旬に種まきをして、11月に植え付け、5月末から6月下旬に収穫をします。
早生種・中生種・晩生種によって、植え付けと収穫の時期が1ヵ月程度変わるのでよく確認しましょう。

特に、北海道や寒冷地で春に種まきをする品種だと2月に種まきをして8〜9月に収穫するなど、一般的なものと半年以上もの違いがあるんですよ。
玉ねぎは植え付けをしてから収穫まで半年以上かかるスケジュールなので、畑に植える場合は「どの位置に植えると他の作物の邪魔にならないのか」ということを考えることが大切です。

玉ねぎの栽培方法

玉ねぎ 収穫

では、玉ねぎの栽培はどのように行うのでしょうか。
種まきから収穫までの流れを確認していきましょう。

1.種まき・苗を育てる

玉ねぎの種まきは、苗床を作るところから始まります。
種をまくところに堆肥を混ぜ込んで、表面を平らしておきましょう。
条間を10〜20cm程度あけて一直線に種をまくための溝を作ります。
その溝に2〜3cm間隔で種を置いて、土をかぶせてたっぷりと水をかけて終了です。

乾燥してしまうと発芽しなくなるので、不織布をべたがけしたり、もみ殻をまいたりして乾燥するのをふせぎましょう。
発芽後は間引きをして、10cm程度になるまでには株間6cmほどになるようにしておきます。

発芽が難しかったり苗が育った場合でも、根元部分がふくれていたり茎が貧弱になったり、葉数がおおすぎたり…という苗は育ててもいい玉ねぎになりにくいです。
葉の先端から根本までが20~30cmで、まっすぐ垂直に伸びた葉と、白く長く伸びた根っこの苗がいい苗です。
玉ねぎの苗は初心者はいいものを育てにくいことも。
種まきから挑戦してもいい苗が作られなかった場合は植え付けせず、市販のもので良い苗を選んで植え付けしましょう。

2.土を作る

苗を準備したら、植え付けをする1ヵ月程度前から土作りの準備をはじめましょう。
植え付けをする3週間前に堆肥をまいて、2週間前に石灰をまいてpHを調節しておきます。
玉ねぎはpH5.5-6.5程度が目安です。
酸性に近い土の方を好むので、石灰をまきすぎてアルカリ性に偏りすぎないように注意してくださいね。
玉ねぎは収穫までに時間がかかるので、マルチをかけておくと雑草対策ができて便利ですよ。

3.植え付け

苗が20cm程度、葉っぱが3〜4枚程度垂直に伸びたら植え付けのサインです。
小さすぎる苗だと大きな玉ねぎにならず、大きすぎる苗だと、とう立ちしやすくなってしまいます。
玉ねぎの栽培を成功させるには、適度なサイズの苗を選ぶのがポイントです。

種から育てていた場合は移植ゴテで苗を掘り起こして、いい状態のものを選別していきましょう。
苗を購入した場合でも、状態の悪いものは植え付けないようにしましょう。

玉ねぎの苗を植え付けるときは、「浅植え」が基本です。
苗の下の白い部分を半分だけ土の中に植えます。
「これくらいしか土に植えなくて大丈夫かな?倒れないかな?」と心配になりますが、緑のところまで土に入れてしまうと玉ねぎが縦長になって、甘みがなくなってしまいます。
倒れない程度支えられたらOK。
玉ねぎは浅植えをするのがポイントです。

4.収穫

玉ねぎの収穫は、葉っぱが目安です。
玉の部分が十分に成長すると、葉っぱが根元の部分から自然に倒れてきます。

葉っぱが枯れるまで玉の部分は大きくなりますが、葉っぱが黄ばんだものは玉ねぎの中の部分が腐ってしまうことも。
葉っぱの状態が悪くなる前に、まだ青いときに収穫するのがおすすめですよ。

こちらの記事では、タマネギの栽培方法を詳しく紹介していますので、合わせて参考にしてください。

玉ねぎ栽培のコツ

玉ねぎ

栽培の方法が分かったら、次は栽培のときに気になる疑問と、栽培のコツについてチェックしていきましょう。

こちらの記事では、タマネギ栽培で失敗しない方法を紹介していますので、合わせ参考にしてください。

玉ねぎの栽培に肥料・追肥は必要なの?

玉ねぎの栽培で気になる、肥料や追肥のタイミング。
肥料はバランスがとれたボカシ肥のようなものがおすすめ。
また、リン酸があると玉の部分が成長しやすくなるので、骨粉などリン酸を含む肥料を撒いておくのもいいでしょう。
リン酸は土壌の中にしみにくいので、元肥として最初から深く耕してまいてください。

玉ねぎの追肥は2回します。
1回目は12月中旬から下旬にかけて行います。
株の間にぼかし肥などをまくのがおすすめです。
2回目は2月の下旬ごろに行います。
土壌が肥えている場合は行わなくてもOK。

玉が形成されている後半に肥料を与えると、首のしまりが悪くなるというデメリットもあります。
2月の下旬以降はどうしても成長しないという場合を除いて、追肥をしないようにするのがおすすめです。

玉ねぎの栽培の水やりのタイミング

玉ねぎの根は浅いため、乾燥に弱い作物です。
種まきをした後や、植え付けをした後にたっぷり水を与えるのはもちろんですが、その他の時期にも水やりをするのがおすすめです。

冬の間は自然の雨水にまかせておいて大丈夫なのですが、4月に入って気温が上がり土が乾燥するようになると、水やりが必要になります。
とくに4月下旬からは玉ねぎが成長していく時期なので、この時期に水やりをしないと玉ねぎが大きくなれないので注意しましょう。
水やりが必要だと言っても、常に土が濡れている状態だと病気にかかりやすくなってしまうので、過湿になりすぎないように注意。
適度に土の様子を見ながら、水やりしてくださいね。

玉ねぎ栽培のとき、寒冷地や雪対策はどうする?

玉ねぎの栽培は一般的に越冬して栽培します。
そのため「雪が降る時期は玉ねぎは死んでしまわないの?」「寒さ対策はどうしたらいいの?」と気になりますよね。

雪が降り積もる寒冷地の場合は、春まき栽培の品種で育てるのがおすすめです。
3月末〜4月上旬に種まき、8月下旬から収穫するので越冬する必要がなくなりますよ。
本格的な寒さが終わった頃に育てるので、作業もしやすいのもポイントです。

まとめ

玉ねぎの栽培は「状態のいい苗を選ぶこと」「浅植えをすること」「乾燥させすぎないこと」がポイントです。
普段の料理にも使いやすい玉ねぎ。
状態のいい苗を植え付けしたら、その後はそれほど難しいことはありません。
ぜひ栽培に挑戦してみてはいかがでしょうか。