ハダニの駆除方法‐発生する抑える対策やコーヒー・牛乳を使った退治法

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クモの巣のような糸があり、植物に大量の小さな虫がついているのを見たことはないでしょうか。これはハダニの可能性が高く、農作物から観葉植物など、多くの植物に寄生して弱らせてしまう害虫です。

非常に小さな虫ですが、大量に発生することで植物を枯らしてしまうかもしれません。農家であれば収益に大きな影響が出ることもあり、趣味の観葉植物などでも枯れてしまう可能性があります。

ハダニは大量に発生するため、基本的には予防が大切です。しかし、発生したからどうにもできないことはなく、駆除はできます。

基本は予防、発生した場合は駆除という流れがよいでしょう。

この記事では、「ハダニの駆除方法」と「発生を抑える対策」を中心に解説していきます。農薬を使いたくない場合でも、コーヒーや牛乳などの食品を使った退治法も紹介するので、参考にしてみてください。

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ハダニの駆除方法

ハダニ

ハダニの駆除方法はいくつかあり、発生している数によっても変化します。簡単な方法から順番に解説していきます。

水を吹きかける

ハダニは水に弱い害虫です。乾燥した環境を好むため、水を吹きかけるだけでも効果があります。

この時、葉の裏にしっかりと水をかけましょう。ハダニは葉の裏に寄生するため、表にばかり水をかけても効果がありません。

葉の表も裏もしっかりと水を吹きかけることで、ハダニの駆除と発生を抑えられます。

鉢植えは水に浸す

小さめの鉢植えであれば、水をはったバケツなどに鉢ごと浸してみてください。水の中で直接ハダニを洗い流すことで、植物全体を綺麗にできます。

ただし、あまりにも長すぎる時間は注意が必要です。10分から20分ほどにしておき、被害が大きい場合、しばらくは毎日、続けてみてください。

コーヒーのスプレーを吹きかける

ハダニの駆除には、コーヒーのスプレーが効果的という話があります。これは、コーヒーというよりもカフェインです。

しかし、農林水産省が行なった実験では、ほとんど効果がないとされています。安全性は高いようですが、殺虫効果、忌避効果ともに薄そうです。

牛乳のスプレーを吹きかける

農薬以外で効果が高いのは、牛乳を使った方法です。およそ2倍ほどに水で薄めた牛乳をスプレーボトルなどに入れ、ハダニに直接スプレーします。

牛乳が乾くことで、ハダニの呼吸器官を塞ぎ窒息させます。効果は高いですが、2点ほど気をつけることがありますので、注意しましょう。

  • 晴れた日に散布する
  • 翌日に水で流す

まず、この方法は牛乳が乾いて効果を発揮するため、雨が降っている日やくもりの日では効果が薄まります。晴れた日の朝に散布することで、より効果が高くなります。

もう1つは、翌日に水で洗い流すことです。牛乳を吹きかけたまま放置すると、植物に匂いがついたり、腐ってカビなどを繁殖させる原因になります。

少し面倒ですが、牛乳を使って駆除する場合は、上記の2点を守りましょう。

重曹や酢をかける

安全性の高い駆除剤として重曹や酢が有名ですが、ハダニに効果が薄いとされています。重曹は農林水産省の特定農薬に指定されているものの、あくまで病気に対して効果があるとされています。

害虫の駆除目的にはなっておらず、効果は実証されていないことから、使うのであれば試すぐらいのつもりで行いましょう。

駆除剤を吹きかける

ハダニは、上記で解説した自然なものでも駆除可能です。しかし、大量に発生している場合など、水や牛乳では駆除が追いつきません。

そういった場合には、市販の駆除剤を使いましょう。市販品はハダニに効果が出るように作られており、使用回数などを守れば安全です。

ただし、ハダニは薬剤耐性がつきやすいため、1回での駆除を心がけてください。少量の駆除剤を何回も使っていると、効果が出なくなる可能性があります。

徹底駆除をしたいなら害虫駆除業者がおすすめ

ハダニはそこまで強い害虫ではなく、自分での駆除や予防も十分にできます。しかし、大量発生している場合や、薬剤に耐性を持ってしまった場合には難しくなります。

そのような時は、害虫の駆除を専門にしている業者へ依頼しましょう。業者に依頼すると完全な駆除ができるだけではなく、自分で作業する手間もなくなります。

害虫駆除業者の相場

害虫駆除業者の数は多く、料金もそれぞれに異なります。ハダニの駆除は8,000円前後からとしている業者が多いですが、あくまで最低料金と考えてください。

たとえば、ハダニが大量だった場合、被害を受けているのが広い範囲となれば料金は上がります。相場としてはっきりとした料金を出すのは難しいですが、一般的な家庭では数万円ほど、農家などは数十万円になる可能性もあります。

いずれも明確な料金を想定するのは難しいため、まずは害虫駆除業者へ見積もりを依頼してみてください。

おすすめの害虫駆除業者

おすすめの駆除業者を紹介します。自分でも駆除はできますが大量発生していたり、被害の範囲が大きい場合は専門の駆除業者に依頼するのがおすすめです。

迷ったらここ!地域密着で低価格の害虫退治屋さん

害虫退治屋さん

出典:害虫退治屋さん

料金 8,000円(税込)〜
対応エリア 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県
保証期間 最長10年
自社対応 自社で一貫作業
見積もり 無料
公式サイト 害虫退治屋さん

害虫退治屋さんは、早朝や深夜の駆除にも対応している業者です。本州の大部分に対応しており、依頼しやすいのも特徴でしょう。全国に対応しているわけではありませんが、地域密着だからこそ早い対応が可能です。また、仲介を挟まないからこその低価格にも定評があります。

現地調査や見積もりは無料で行なっているため、相見積もりも気軽に依頼できます。依頼した場合、地域によっては即日の対応も可能なので、一刻も早く駆除したい場合にもおすすめの業者です。

【害虫退治屋さん】に見積もりをする

その他のおすすめ駆除業者

害虫駆除業者は、害虫退治屋さんだけではありません。また、害虫の駆除を依頼する場合には、相場を知るために相見積もりが基本です。

他にもおすすめの駆除業者を紹介していまうので、ぜひ比較検討してください。

ホームレスキュー

ホームレスキュー

出典:ホームレスキュー

料金 8,000円(税込)~
対応エリア 関東・関西・東海
自社対応 自社で一貫作業
保証期間 最長10年
見積もり 無料
公式サイト

ホームレスキュー


ホームレスキューは、「関東・関西・東海」で活動している駆除業者です。害虫だけではなく、害獣の駆除実績も多く持ちます。

大阪府内であれば最短30分で駆けつけてくれる点がホームレスキューの大きな特徴でしょう。地域密着型だからこそできる対応力が強みです。また、実際に駆除を担当するスタッフが見積もりを行うため、内容の相違などによる追加料金の発生はありません。

また現地調査と見積もりは無料で行っているため、まずは相談だけという内容でも問題ありません。

もし、再発した場合にも10年間の保証があるため安心面もしっかりとしており、対応エリアであれば依頼したい駆除業者です。

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害虫駆除110番

害虫駆除110番

出典:害虫駆除110番

料金 8,800円(税込)〜
対応エリア 全国
保証期間 最長1年
対応 加盟店
見積もり 無料
公式サイト 害虫駆除110番

害虫駆除110番は、日本全国に対応している駆除業者です。対応エリアを選ばないため、どこに住んでいても依頼できます。また、24時間365日対応なので、害虫の発生に気づいたのが夜中や早朝でも対応してもらえます。

紹介している他の業者と同じように、現地調査と見積もりは無料で行なっており、後から追加で料金は発生しません。作業日が確定するまではキャンセル費用もかからないので、とりあえず見積もりだけといった依頼も可能です。

プロとしてしっかりと知識を持っているため、安心して任せられるでしょう。

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害虫駆除専門 ムシプロテック

害虫駆除専門 ムシプロテック

出典:ムシプロテック

料金 8,800円(税込)〜
対応エリア 全国
保証期間 作業内容により異なる
対応 加盟店
見積もり 無料
公式サイト ムシプロテック

害虫駆除専門 ムシプロテックも全国に対応しており、業界最安値を目指している業者です。駆除費用は場合によって高額になることも珍しくないため、基本的には低く抑えたいものです。

ムシプロテックは、安いから駆除が雑ということはなく、他社で断られた難しい内容にも対応し、年間で3万件もの駆除実績を持つ業者です。駆除に対する知識は高く、どのような場面でも安心して任せられるでしょう。

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害虫駆除業者の選び方について、詳しくは以下の記事も参照してください。

ハダニの生態

ハダニという名称ですが、実際にはクモの仲間です。寄生している植物にもクモの巣にあるような糸がはられることからも、クモの仲間であることがわかります。

大きさは1mmに満たないほど非常に小さいですが、大量発生した場合は目視でも十分に確認できるでしょう。ここではハダニの生態について、詳しく解説していきます。

とくに発生時期は駆除する上でも重要なので、しっかりと確認しておいてください。

ハダニの発生時期

ハダニは高温で乾燥している環境を好むため、主な発生時期は3月から10月ごろと長めです。とくに、梅雨明けから9月ごろまではハダニにとって最も適した気候なので、発生時期のピークと言えるでしょう。

水に弱く、梅雨など、屋外では一時的に見ないこともありますが、その後に大量発生する可能性が高いため油断は禁物です。

ハダニの種類

ハダニは非常に種類の多い虫です。すべては解説できませんが、日本で身近な種類を解説します。

カンザワハダニ

カンザワハダニは、豆類やナス科、ウリ科などの果菜類だけではなく、イチゴやブドウなどの果樹類にもつきます。中でも温度が高く水に濡れることの少ない、ビニールハウスなどの施設栽培で被害が多く発生します。

また、露地栽培でも被害がないわけではなく、梅雨明けからは注意が必要です。全体に広がるというよりも、木ごとに単発で発生しやすいため、見逃さないようにしてください。

発生場所は他のハダニと同じく、葉の裏側です。葉に白い斑点が出始め、全体が薄い緑色に変化しますが、進行すると落葉します。

ミカンハダニ

ミカンハダニは、名称の通りみかんなどの柑橘類につきますが、他にも、梨や桃といった果樹、イヌツゲのような常緑樹にも寄生します。他のハダニと同様に高い気温を好みますが、冬でも暖かい日であれば活動するため、発生しやすいハダニです。

被害はカンザワダニと似ており、白い小さな斑点が葉の表面に現れます。

リンゴハダニ

りんごや梨、桃といった果樹に寄生するため、果樹農家では甚大な被害になることも多いのがリンゴハダニです。他のハダニと同じように葉を加害しますが、葉から栄養を吸収できなくなることで花芽や果実の形成に影響を与えます。

また、果実に卵を産みつけることもあり、出荷できない状態になる可能性もあります。

ナミハダニ

ナミハダニは、ナス科やウリ科だけではなく、イチゴや豆類にも寄生します。冬季でも休眠しないため、他のハダニよりも長期間、活動しますが、低温だと増殖はしません。

ただし、ビニールハウスなど、冬季でも気温が高い場合には1年を通して発生、繁殖します。被害を受けた葉は健康なものよりも白っぽく明るい色になり、被害が進むと落葉や枯れるといった症状がでます。

ハダニによる被害

ハダニは害虫と言われるだけのことがあり、寄生した植物に被害を与えます。種類によって違いはありますが、どれも似ているため、全体的に多い被害を紹介します。

野菜や観葉植物への被害

ハダニは、さまざまな植物に寄生します。上記で解説した通り、果樹や野菜だけではなく、観葉植物なども被害に遭います。ほとんどのハダニの被害は、植物の葉裏に寄生し養分を吸うことで、生育不良につながります。

木の場合は、ハダニが原因で枯れることはほとんどありませんが、果実に卵を産み付けられたりすると被害は拡大するでしょう。また、野菜や観葉植物などはハダニが原因ですべて枯れてしまうこともあります。

基本的に屋外やビニールハウスなどで発生すると考えられていますが、室内で発生しないわけではありません。室内でも窓を開けたり、外に出た人について侵入することがあります。

室内の観葉植物などにハダニが発生することもあり、定期的な予防や確認が必要です。

ハダニが発生しやすい植物

ハダニが発生しやすい植物は、ほとんどの植物と言ってよいかもしれません。前述したような農作物だけではなく、観葉植物や花など、身近な植物にもハダニが寄生する可能性はあります。

ただ、植物によって駆除の方法、対策は変えてください。自然なものを利用した駆除であれば大きな問題はありませんが、薬剤を使うのであれば、その植物に使えるかの確認が必要です。

こちらの記事では、ダニの駆除方法を紹介していますので、あわせて参考にしてください。

ハダニが発生する原因

ハダニは、どのような環境下でも生息できる虫ではありません。発生するには好む環境などが必要であり、原因があります。

原因を知ることで予防もしやすくなるため、いくつかハダニが発生する原因を解説します。

気温が高く乾燥している

ハダニは、気温が高く乾燥している環境を好みます。一般的にダニは湿度の高い環境を好むため、少し意外に感じるかもしれません。

露地栽培では梅雨から秋口ほど、ビニールハウスでは年中、発生する可能性があります。

雨が当たらなく、水気がない

ハダニは乾燥した環境を好むため、水が苦手です。ハダニの駆除でも解説している通り、水をかけるだけでも駆除できます。

反対に、雨が当たらない場所や、水気がなく乾燥した場所はハダニにとって快適な環境です。たとえば、ビニールハウスの中や、屋外でも軒下などはハダニが発生しやすくなります。

風に乗って飛んでくる

ハダニはクモの仲間なので、糸を出します。この糸を使って風に乗ることがあり、離れた場所から飛んでくることもあります。

そのため、離れた場所から飛んでくることも、室内に入ってくることもあり、注意が必要です。

衣服に付いたまま侵入する

一般的なダニでも同じですが、ハダニも外出時、服につく場合があります。とくに草木が多い場所を歩いた後など、服にハダニがつく可能性も高くなります。

衣服にハダニが付いたまま室内に入ると、置いてある観葉植物などに寄生するかもしれません。家に入る前に衣服を軽くはたくなど、ちょっとした対策で侵入を防ぎましょう。

内部リンク: 「ダニ駆除」

まとめ

ハダニは、多くの植物に寄生する害虫です。農作物が被害に遭うことも多く、農家では収益に影響するかもしれません。

また、室内に侵入することもあり、部屋にある観葉植物に寄生することもあります。被害を防ぐには、早めの駆除が重要です。

ハダニは水をかけるだけでも駆除可能で、普段から定期的に葉へ水をかけておけば予防にもなります。しかし、大量に発生してしまった場合など、自分での駆除が難しい場合には害虫駆除業者の利用も考えてみてください。

害虫駆除業者であれば、完全な駆除も予防も可能です。