カツオブシムシの駆除方法‐食品や衣服を守る対策や効果的な撃退法

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カツオブシムシは、日本で非常に身近な虫です。名称の通り、カツオブシムシは鰹節を含む乾物を好んで食べますが、衣類を食べる害虫でもあります。

ただし、乾物や衣類を食べるのはカツオブシムシの幼虫です。

長期間、保管していた衣類に虫食い穴が空いていた場合、カツオブシムシの幼虫に食べられたかもしれません。もともと室内で発生する虫ではありませんが、さまざまな理由で家の中に侵入します。

大切にしている衣類だけではなく、食品が被害に遭うことも多いため、駆除や予防を行なっていきましょう。この記事を読むことで、「カツオブシムシの駆除方法・撃退法」を中心に、対策や予防方法がわかります。

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市販のものや自宅にあるものでカツオブシムシの駆除方法

まずは、市販品だけでなく、自宅にあるものでカツオブシムシを駆除する方法を解説します。難しい方法ではないので、身近なもので駆除を試してみましょう。

熱を与える

カツオブシムシは高温で死滅するため、衣類乾燥機やアイロンを使った駆除が効果的です。成虫の体長は5mm以下と非常に小さく、幼虫でも10mmほどの大きさなので、目視して手で捕まえるのは難しいです。

そこで、衣類ごと乾燥機にかけたり、アイロンを当てることで駆除します。

とくに幼虫は殺虫剤が効かないことも多いです。殺虫剤が効きにくいものの、65度以上の温度では生きられないので、上記の方法で駆除しましょう。

ただし、家庭用の乾燥機は衣類の中まで高温にできないため、コインランドリーの使用がおすすめです。また、アイロンがカツオブシムシに直接あたると嫌な場合などは、アイロンのスチーム機能を使ってください。

多くの衣類では大変ですが、1着ずつハンガーなどにかけて、まんべんなくスチームを吹き付けていくと効果的です。

殺虫剤で駆除する

成虫であれば、殺虫剤でも駆除できます。直接、殺虫剤を吹き付けるだけと簡単ではあるものの、隠れている場合もあるのですべてのカツオブシムシの駆除は難しいです。

おすすめはバルサンなどの「燻煙剤」を使用する方法で、成虫には効果が高いですが、幼虫にはあまり効果がありません。上記で解説した通り、幼虫に殺虫剤は効きづらいので、幼虫は熱を加えるといった方法を使いましょう。

光る捕獲器で駆除する

カツオブシムシは、直接駆除するだけではなく、捕獲器で捕まえられます。誘引剤が入ったシンプルなものもありますが、光に寄ってくる習性を利用した光る捕獲器の効果が高いです。

たとえば、被害があった部屋を暗くして光る捕獲器を置けば効果が高まります。この時、タンスや押し入れは開けておいてください。

カツオブシムシはタンスの中や暗い場所で卵を産むので、閉めた状態で罠を使うと効果は薄れるかもしれません。あくまで成虫用なので、幼虫も駆除する場合は別の方法も併用します。

徹底駆除をしたいなら害虫駆除業者がおすすめ

カツオブシムシはとくに危険な害虫ではないため、自分での駆除も可能です。しかし、成虫では5mm程度、幼虫でも10mmに満たないことから、自分ですべてのカツオブシムシを探して駆除するのは難しいです。

徹底的に駆除したいのであれば、害虫駆除業者への依頼をおすすめします。害虫駆除業者に依頼すると、徹底駆除が可能なだけではなく、自分で駆除する必要もありません。

とくに虫が苦手な人は、業者に頼ってみてもよいのではないでしょうか。

害虫駆除業者の相場

害虫駆除業者にカツオブシムシの駆除を依頼した場合、当然ながら費用が発生します。依頼する前に大体の相場が知りたいところでしょう。

業者の多くはホームページに料金を掲載していますが、詳細な料金はわかりません。表示されているのはあくまで最低料金であり、家の広さや被害の状況など、さまざまな要因で料金は変化します。

そのため、はっきりと相場は伝えられませんが、おそらく2万円前後からになるのではないかと予想されます。各業者は無料で見積もりを出していることが多いので、はっきりとした料金は業者に問い合わせてみてください。

おすすめの害虫駆除業者

害虫駆除業者は多く、どこを選べばよいのかわからないかもしれません。そこで、ここではおすすめの駆除業者を紹介します。

現地調査と見積もりが無料なサービスが多いので、駆除の料金を知るためにも、まずは見積もりを依頼してみてはいかがでしょうか。

迷ったらここ!最短即日対応の害虫退治屋さん

出典:害虫退治屋さん

料金 8,000円(税込)〜
対応エリア 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県
保証期間 最長10年
自社対応 自社で一貫作業
見積もり 無料
公式サイト 害虫退治屋さん

害虫退治屋さんは、早朝や深夜の駆除にも対応しており、依頼しやすいのも特徴でしょう。全国に対応しているわけではありませんが、地域密着だからこそ早い対応が可能です。また、仲介を挟まないからこその低価格にも定評があります。

一匹から駆除が可能で、専門知識とプロのノウハウで現地調査から施工、駆除後の消臭や消毒まで一括作業をしてくれて安心です。

現地調査や見積もりは無料で行なっているため、相見積もりも気軽に依頼できます。依頼した場合、地域によっては即日の対応も可能なので、一刻も早く駆除したい場合にもおすすめの業者です。

【害虫退治屋さん】に見積もりをする

その他のおすすめ駆除業者

害虫駆除業者は、害虫退治屋さんだけではありません。また、害虫の駆除を依頼する場合には、相場を知るために相見積もりが基本です。

他にもおすすめの駆除業者を紹介しますので、ぜひ比較検討してください。

アットレスキュー

アットレスキュー

出典:アットレスキュー

料金 4,500円(税込)〜
対応エリア 関東・関西・東海・九州
保証期間 最長5年
自社対応 自社で一貫作業
見積もり 無料
公式サイト アットレスキュー

アットレスキューは、2007年の創業して以来、害獣・害虫駆除をメインに経験と実績を積んでいます。代理店を通さず、調査から施工まで一貫して作業してくれるため、トラブルの心配なく安心して依頼できます。業者に依頼すれば、自分では見つけにくい侵入口の発見や、専門の薬品を使用し駆除も可能です。また、予算にあった施工の提案も可能ですし、支払いはカードでも可能なので便利です。

見積もりや現地調査は無料でできるので、お気軽に相談してみてください。

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害虫駆除110番

害虫駆除110番

出典:害虫駆除110番

料金 8,800円(税込)〜
対応エリア 全国
保証期間 最長1年
対応 加盟店
見積もり 無料
公式サイト 害虫駆除110番

害虫駆除110番は、日本全国に対応している駆除業者です。対応エリアを選ばないため、どこに住んでいても依頼できます。また、24時間365日対応なので、害虫の発生に気づいたのが夜中や早朝でも対応してもらえます。

紹介している他の業者と同じように、現地調査と見積もりは無料で行なっており、後から追加で料金は発生しません。作業日が確定するまではキャンセル費用もかからないので、とりあえず見積もりだけといった依頼も可能です。

プロとしてしっかりと知識を持っているため、安心して任せられるでしょう。

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害虫駆除専門 ムシプロテック

害虫駆除専門 ムシプロテック

出典:ムシプロテック

料金 8,800円(税込)〜
対応エリア 全国
保証期間 作業内容により異なる
対応 加盟店
見積もり 無料
公式サイト ムシプロテック

害虫駆除専門 ムシプロテックも全国に対応しており、業界最安値を目指している業者です。駆除費用は場合によって高額になることも珍しくないため、基本的には低く抑えたいものです。

ムシプロテックは、安いから駆除が雑ということはなく、他社で断られた難しい内容にも対応し、年間で3万件もの駆除実績を持つ業者です。駆除に対する知識は高く、どのような場面でも安心して任せられるでしょう。

【ムシプロテック】に見積もりをする

こちらの記事では、害獣駆除業者を紹介しています。害虫だけでなく、害獣にもお困りの方はあわせて参考にしてください。

カツオブシムシの生態

衣類や乾物を食べるといった被害を与えるのは、カツオブシムシの幼虫です。ただ、室内に幼虫がいるため、成長したカツオブシムシの成虫も見かけることになります。

カツオブシムシの生態や特徴を知ることで、駆除、予防ともにしやすくなります。

カツオブシムシの特徴

まずは、カツオブシムシの特徴を見ていきましょう。カツオブシムシは成虫と幼虫で特徴が異なるので、それぞれに合わせた駆除方法が重要です。

暗い場所で卵を産む

駆除の項目でカツオブシムシは光に寄ってくると書きましたが、卵を産む時は暗い場所を好みます。タンスや押し入れの中だけではなく、家具の隙間など、暗くなっている場所は要注意です。

多いと100個近くの卵を産むので、繁殖のスピードは早いと言えます。

寿命が長く越冬する

カツオブシムシでとくに注意すべきは幼虫です。幼虫の寿命は300日ほどと非常に長く、冬を越します。

虫が冬を越すのは珍しく、カツオブシムシは非常に強い害虫です。他の虫と同じように、冬場を迎えたら見なくなることはないので、1年通して注意してください。

幼虫は長期間絶食も可能

カツオブシムシの幼虫は非常に強く、最長で1年ほどエサを食べなくても生きていられます。また、エサがない場合には成虫になるのを伸ばすこともあり、幼虫のまま3年ほど過ごす場合もあります。

長期間の絶食が可能であることも、カツオブシムシの幼虫による被害が長引く理由かもしれません。

カツオブシムシの発生時期

カツオブシムシは年中、生息している虫です。とくに室内で繁殖している場合には、延々、幼虫が生まれ続けることになります。

しかし、繁殖時期は決まっており、5月から6月ごろです。一時、被害がなくなっていた後に発生したのであれば、外からだけではなく、室内に卵があった可能性も高いでしょう。

カツオブシムシの種類

カツオブシムシの種類はいくつかありますが、日本では主に2種類です。種類ごとに特徴を解説します。

ヒメカツオブシムシ

ヒメカツオブシムシは、幼虫が10mm弱ほどの細長い形で、成虫になると5mm前後ほどの大きさになります。幼虫は毛で覆われているため、毛虫のような見た目をしており、成虫は黒く丸い形です。

カツオブシムシは咬む力が強く、乾物の袋を破って食べることもあります。

ヒメマルカツオブシムシ

ヒメマルカツオブシムシは、幼虫が5mmほどの丸い形をしており、成虫になると2.5mmほどになります。成虫は白や茶色、黒が混ざった色です。

生態は他のカツオブシムシと同じで、幼虫のころは衣類や乾物を食べ、成虫は花から栄養を取るようになります。

こちらの記事では、ダニの駆除方法を紹介していますので、あわせて参考にしてください。

カツオブシムシによる被害

カツオブシムシによる被害は、大きく2つです。すでに前述している部分もありますが、あらためて見ていきましょう。

衣類の被害

カツオブシムシの幼虫は衣類を食べる虫として有名です。とくに、カシミヤやウールは繊維が細く、カツオブシムシにとって食べやすい素材のため注意してください。

ただし、化学繊維の服でも食べられることはあるので、素材によって安心できるわけでもありません。

食品の被害

カツオブシムシという名前にもある通り、鰹節を好んで食べることがわかります。しかし、鰹節だけではなく、乾物全般を食べます。

意外な部分では、ドッグフードなどのペットフードを食べることです。人の食べ物だけではなく、ペットの食べ物も対策しましょう。

カツオブシムシが発生する要因

カツオブシムシの成虫は衣類や乾物を食べませんが、原因になる幼虫を産みます。室内でカツオブシムシの幼虫が発生するのには原因があり、少しの注意で防げる場合もあります。

キク科の花や白い花が近くにある

カツオブシムシは、キク科や白い花を好みます。そのため、近くに同じような花がある場合には、カツオブシムシの成虫が生息していたり、寄ってきている可能性が高いです。

また、買ってきた花などにカツオブシムシがついていることもあります。花は、購入前にカツオブシムシがついていないか確認するとよいでしょう。

淡色の衣類を外に干す

カツオブシムシの成虫は、白色、淡い色が好みです。これは、最初の駆除で解説している通り、光や明るい色に寄ってくる習性にも通じる部分があります。

こういった淡色の衣類を外に干している間に衣類へつき、そのまま室内へ侵入してしまう場合があります。

カツオブシムシが室内に発生する要因

カツオブシムシが室内に発生する要因は、主に2つです。どちらも特殊な例ではなく、日常で十分にあり得ることです。

洗濯物に付着して室内に侵入する

前述していますが、外に干している洗濯物を取り込んだ時に室内へ一緒に侵入します。カツオブシムシの成虫は5mm程度と非常に小さいので、気づかずに室内へ入れてしまうことは多いでしょう。

対策としては、洗濯物の取り込み時に軽くはたいてみてください。小さな虫なので、多くはこれだけで振り落とせます。

外出した際に付着して室内に侵入する

外出時も洗濯物を干している時と同じで、服にカツオブシムシがついて室内に侵入される場合があります。成虫が侵入して室内で卵を産むことで、衣類や乾物が被害に逢ってしまいます。

洗濯物と同じで、外出から帰ったら玄関先で軽くはたきましょう。

カツオブシムシを大量発生させないための方法

カツオブシムシを大量に発生させないためには、対策が必要です。簡単にできる方法をいくつかご紹介します。

タンスやクローゼットの防虫剤を使う

衣類の被害を抑えるためには、タンスやクローゼット用の防虫剤がおすすめです。ハンガーラックにかけるだけのものや、タンスに入れるだけで効果を発揮する商品が多いので、使い勝手がよいものを選びましょう。

ただし、あくまで防虫剤なので、カツオブシムシを駆除できるわけではありません。

こまめに掃除をする

カツオブシムシは、ホコリや食べかすなど、さまざまなものをエサにします。そのため、こまめな掃除を心がけることで、カツオブシムシを増やさない対策になります。

他にも、衣類を洗濯せずに放置している場合は要注意です。本来は化学繊維などの衣類は被害に逢いづらいですが、皮脂などがついた状態では食べられてしまいます。

室内の掃除だけではなく、衣類も常に清潔に保ち、タンスなどには防虫剤を使いましょう。

乾物は密閉容器で保管する

カツオブシムシは、ビニールなどの袋を咬んで破ってしまいます。そのため、乾物を保管する時は、密閉できるプラスチックなどの容器で保管しましょう。

面倒に感じるかもしれませんが、この一手間だけで、カツオブシムシの繁殖や被害を減らせます。

まとめ

カツオブシムシは、どこの家でも見かける可能性のある害虫です。成虫は人の被害になることはしませんが、幼虫は衣類や乾物を食べます。

衣類は虫食い穴ができてしまい、食品も食べられなくなってしまいます。被害を見つけた場合には、早急に駆除しましょう。

また、家の中に持ち込まない対策も重要です。外出後や、外干しした洗濯物は軽くはたいてから室内に持ち込むようにします。

もし、被害が大きい場合には、害虫駆除業者の利用も検討してみてください。費用はかかりますが、徹底した駆除が可能です。

こちらの記事では、ノミの駆除方法を紹介していますので、あわせて参考にしてください。