草刈りのヘッジトリマーとは?おすすめ15選や選び方・使い方

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ヘッジトリマー

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ヘッジトリマーは、植木や生垣を剪定するための道具で、別名は生垣バリカンとも呼ばれます。枝が太すぎる場合には使えませんが、生垣のように細かい枝ばかりの木では、作業効率が高まります。

便利な道具であることからも、さまざまなメーカーからヘッジトリマーが販売されており、どの商品を選べばよいか悩むかもしれません。

そこで今回は、「おすすめのヘッジトリマー」や「ヘッジトリマーについて」、「選び方・使い方」を紹介していきます。

草刈りのヘッジトリマーとは

草刈り

草刈りのヘッジトリマーは、植木や生垣を剪定するための道具です。地面などに生えている草を刈るものではなく、生垣などを綺麗な形に整えるために使用します。

似ている道具との違いを解説します。

草刈り機との違い

草刈り機は、地面に生えている雑草を刈るためのものですが、ヘッジトリマーは生垣などを整えるための道具です。形状も大きく異なっており、草刈り機は丸い刃を使用しますが、ヘッジトリマーは一直線に伸びた支柱に刃があります。

形としてはチェーンソーに近く、使い方も草刈り機とは大きく異なります。草刈り機は地面の近くで使用しますが、ヘッジトリマーは低い部分から高い部分まで自由自在です。

根本的な構造が草刈り機とは違うので、まったくの別物と考えてください。

チェーンソーとの違い

ヘッジトリマーとチェーンソーは似た形をしています。しかし、構造は完全に異なるため、それぞれの用途にあった方法で使用しましょう。

ヘッジトリマーは、あくまで生垣を整えるための道具なので、細い枝しか切れません。ただし、綺麗に形を整えるような細かい作業はヘッジトリマーが向いています。

チェーンソーは木を伐採することが目的であり、細かい作業が必要なヘッジトリマーの代替にはなりません。

草刈りにおすすめのヘッジトリマー15選

ヘッジトリマー

生垣の剪定におすすめのヘッジトリマーを15商品、紹介します。ヘッジトリマーは、充電式や電源式、エンジン式など、さまざまな種類があります。

使いたい環境に合わせて選ぶようにしましょう。

草刈りヘッジトリマー15選の一覧

商品名 メーカー 価格(Amazon) 刈込幅 重量 特徴
マキタ 生垣バリカン マキタ ¥16,390 400mm 2.6kg 消音設計で住宅街でも使いやすい
NEODIT ヘッジトリマー NEODIT ¥9,990 410mm 1.7kg 軽量で安全装備も充実
KIMO ヘッジトリマー KIMO ¥13,980 450mm 2.45kg 刃が長く1回で刈り込める量が多い
BOSCH ヘッジトリマー BOSCH ¥11,000 450mm 2.6kg コード式で充電を気にする必要なし
京セラ 旧リョービ ヘッジトリマー 京セラ ¥9,252 300mm 1.8kg コンパクトなエントリーモデル
山善 電動ヘッジトリマー 山善 ¥6,617 350mm 2kg 刃にカバーがついているので安心
アイリスオーヤマ ヘッジトリマー NEODIT ¥6,917 410mm 2.48kg 電源コード式
マキタ ポールヘッジトリマー マキタ ¥34,712 500mm 4.2kg 持ち手が長く角度調整も可能
マキタ 刈込幅600ミリ充電式ヘッジトリマー マキタ ¥35,617 600mm 3.5kg パワーがあり太めの枝にも対応
京セラ 旧リョービ ヘッジトリマー 京セラ ¥6,534 210mm 0.85kg ヘッジトリマーの中でも軽量で扱いやすいモデル
山善 ガーデンヘッジトリマー 山善 ¥6,132 260mm 1.3kg コンパクトなコンセントタイプで家庭で使いやすい
Greenworks ヘッジトリマー Greenworks ¥15,999 560mm 2.6kg 刃が長く軽量で幅広い場面に最適
BOSCH 18V コードレスヘッジトリマー BOSCH ¥25,422 500mm 2.5kg 刃を保護するプロテクターや安全装備が充実
Comcon ヘッジトリマー Comcon ¥8,600 350mm 1.87kg 刃の交換が簡単でバリカンとしても使用可能
ゼノア ヘッジトリマー ゼノア ¥65,784 710mm 4.2kg エンジン式でパワーがある

マキタ(makita) 生垣バリカン

数々の電動工具でも圧倒的なシェアを誇るマキタのヘッジトリマーです。電源は18Vのバッテリーで、マキタの電動工具であれば使い回しもできます。

低騒音にこだわった商品なので、自宅で近隣への音が気になる場合にも使いやすいヘッジトリマーです。

NEODIT ヘッジトリマー

充電式のヘッジトリマーとしては軽量で、女性にも使いやすいサイズの商品です。低騒音設計のため、住宅街でも気にせず使えるでしょう。

また、誤作動を防ぐために二重の安全スイッチが用意されており、謝って怪我をするリスクも下げられます。

KIMO ヘッジトリマー

刈込幅が長めに設定されているので、1回で刈り込める範囲が広くなります。生垣が広範囲の場合など、広い場所では作業効率が高い商品です。

二重の安全スイッチも搭載し、持ちやすい形状を採用するなど、安全面と使いやすさも考えられています。

BOSCH(ボッシュ) ヘッジトリマー

コード式のヘッジトリマーで、充電を気にすることなく使用できます。一見するとコード式は使いにくいようにも感じますが、限られた場所では優れています。

バッテリー減少時のパワー不足がなく、家の庭ぐらいであれば十分に能力を発揮するでしょう。

京セラ(Kyocera) 旧リョービ ヘッジトリマー

刈込幅が300mmのコンパクトなヘッジトリマーです。電源もコード式のため、気軽に使える部分も評価されています。

価格も低めに設定されているので、最初の1台にもおすすめです。

山善 電動ヘッジトリマー

ヘッジトリマーの中では安い部類の価格で、充電がいらないコード式のため使いやすい1台です。刃には安全カバーが付いており、怪我などの不安も軽減されます。

大掛かりな剪定には向きませんが、ちょっとした生垣であれば十分です。

アイリスオーヤマ ヘッジトリマー

剪定に便利なサイズで、女性でも簡単に扱えるのがポイントです。ブレードの両側が刃になっているので、左右どちらでも作業ができ、効率的に作業ができます。安全スイッチや運転スイッチを押さないと稼働しませんので、間違って刃が動くことなく安心です。

マキタ ポールヘッジトリマー

 

ヘッジトリマーの中でも全長が長く、刈込幅の広い商品です。さらに角度を調整できるため、手の届きにくい場所でも刈り込めます。

重量が重く全長も長くなるため取り扱いが難しく、主にプロユースとも言えます。

マキタ(makita) 刈込幅600ミリ充電式ヘッジトリマー

刈込幅が長く、最大で18mmの枝を切断できるほどパワーのあるヘッジトリマーです。重量はそのぶん重くなるため使う人は選びますが、広範囲の剪定が必要であれば重宝するでしょう。

京セラ(Kyocera) 旧リョービ ヘッジトリマー

1kgを切る軽量と、価格の安さで人気の高いヘッジトリマーです。コード式なので充電を気にする必要もなく、コンパクトなサイズで誰でも扱いやすい特徴を持ちます。

サイズが小さいため使用範囲は限られますが、ちょっとした手入れであれば問題なく使用できます。

山善 ガーデンヘッジトリマー

こちらもコンパクトで使いやすいヘッジトリマーです。価格も安いため、気軽に剪定してみたい場合によいでしょう。

コンセント式ですが、最初から10mの延長コードが付いており、すぐに使用できます。

Greenworks ヘッジトリマー

刈込幅が560mmと長く、大きめの生垣の剪定でも時間を短縮できます。さらに、刈込幅で考えると軽量で、長時間の使用でもつかれにくい商品です。

低騒音や低振動、価格など、すべてがバランス良く揃っています。

BOSCH(ボッシュ) 18V コードレスヘッジトリマー

ボッシュは独自開発の刃を採用しており、刈り込みの良さに定評があります。また、刃や持ち手を保護するプロテクターなど、安全設計もしっかりと施されています。

バッテリーが他の工具と使いまわせるため、工具をボッシュで揃えている場合におすすめできるヘッジトリマーです。

Comcon ヘッジトリマー

ヘッジトリマーとしては非常にバランスよく設計されており、サイズや重量などもちょうどよい商品です。また、刃の部分はワンタッチで取り替え可能にしており、草刈りバリカンなど他の使い方も可能にしました。

ゼノア ヘッジトリマー

今回、紹介している中では、唯一のエンジン式ヘッジトリマーです。重量はありますが、燃料さえ入れれば連続使用可能で、安定した剪定を可能にします。

広範囲に使用する場合に優れたヘッジトリマーです。

草刈りのヘッジトリマーを選ぶポイント

ポイント

ここまでおすすめのヘッジトリマーを紹介しました。しかし、初めて購入する場合には、どの商品を選んでよいか悩む部分もあるでしょう。

この項目では、いくつかに分けてヘッジトリマーを選ぶポイントを解説していきます。これから考えられるシチュエーションなど、使うことを考えて選んでみてください。

刈込の幅で選ぶ

まずは、刈込みの幅で選びましょう。ヘッジトリマーを選ぶ際、最初に注目するのが刈込幅です。

今回、紹介したヘッジトリマーの刈込幅は、210mmから710mmまで幅広いサイズがあります。たとえば、狭い範囲や細かい箇所にのみ使うのであれば、刈込幅は短めにしましょう。

反対に、広範囲や大きな生垣に使う場合、刈込幅は長いほうがよいです。

広い範囲を小さなヘッジトリマーで剪定していては作業が終わりません。しかし、細かな部分は大きすぎるヘッジトリマーでは作業が難しいため、使用したい状況に応じて刈込幅を選ぶ必要があります。

作業内容に合わせた動力を選ぶ

ヘッジトリマーの動力は、大きく分けて3つあります。すべて同じではなく、動力が分けられていることには理由があり、それぞれにはメリットもデメリットもあります。

充電式

充電式のヘッジトリマーは、最近の主流ともなりつつあります。軽量な商品が多く、バッテリーで駆動するため、電源を取る心配もなく手軽に使用できます。

ただし、駆動時間は1時間以下の商品が多く、長時間の作業には向きません。充電式で長時間の作業を行う場合には、予備のバッテリーが必要です。

エンジン式

エンジン式は燃料で駆動するため、長時間の使用にも向いています。また、ヘッジトリマーの中では最もパワーがあるため、少し太い枝がある場面でも問題なく使用できます。

デメリットとしては、重量、騒音などでしょう。エンジンを使用するため駆動音と振動は大きく、一般家庭では使用しにくいかもしれません。

使う場所によっては騒音トラブルにもなりかねないため、エンジン式を選ぶ前に周囲の状況なども考えてみてください。

電源式

電源式は最も手軽なヘッジトリマーで、価格も安価です。電源を確保するためのコードがついたままにはなりますが、長時間の使用もでき、バッテリーなどを搭載しないぶん、軽量であることも特徴でしょう。

ただ、コードが常についてまわるため、取り回しには注意が必要です。延長コードの準備も必要なので、手軽ではありますが、少し面倒な部分もあります。

使う場所に合わせてハンドルの長さを選ぶ

ヘッジトリマーは、ハンドル部分の長さもさまざまです。使う場面に合わせてハンドルの長さを選ぶようにしましょう。

用途に合っていないハンドルの長さは、場合によって危険なこともあります。

ロングタイプ

高い場所の剪定が多い場合には、ロングタイプのヘッジトリマーを選びましょう。ロングタイプであれば、高めの生垣でも作業がしやすくなります。

また、反対に低い部分の剪定もかがまずに行えるため、汎用性の高さがロングタイプの特徴です。ただし、重量は一般的なヘッジトリマーの倍ほどになるため、長時間の作業には向いていません。

ハンディタイプ

刈込幅が短めのヘッジトリマーであれば、細かい部分の剪定がしやすくなります。狭い範囲や低木などであれば、ハンディタイプで十分でしょう。

また、重量も軽いため、女性でも扱いやすく安全設計がしっかりとされた商品が多いのも特徴です。

ヘッジトリマー以外の草刈りに必要な道具

草刈り

ヘッジトリマーは、あくまで生垣や植木の剪定を行うものです。しかし、他にも道具があれば、草刈りを含めて楽になります。

草刈りに必要な道具を3つ紹介します。

 

草刈り機

草刈り機は、地面に生えている雑草などを刈るための道具です。生垣などの剪定に草刈り機を使うことはなく、ヘッジトリマーが必要になります。

どちらもまったく別の道具になるため、それぞれにしかできない作業があります。

ヘッジトリマーで地面の雑草を刈ることは難しく、草刈り機で剪定はできません。庭などの生垣を剪定するのであれば、草刈り機もあると、さらに綺麗な剪定が可能になります。

草刈り鎌

草刈り鎌は、名称の通り草を刈るための道具です。しかし、草刈り機とは違って手動で行うため、狭い範囲などに向いています。

また、草刈り鎌は安価なので、少し草を刈りたいというぐらいであれば、ヘッジトリマーと合わせて購入しやすいです。

滑り止め付きの手袋・防振手袋

ヘッジトリマーは刃を動かしながら使うため、安全のためにも滑り止め付きの手袋は必須です。誤って刃に触れてしまった場合でも、手袋を付けていれば怪我をせずに済む場合もあります。

また、素手の場合は長時間の使用で手汗をかいて滑ってしまうこともあり、非常に危険です。作業の前には、必ず滑り止め付きの手袋を着用しましょう。

さらに、防振手袋があると作業がはかどります。ヘッジトリマーは手に振動が伝わってくるため、長時間の使用で手が痺れてしまうことも少なくありません。

そのため、防振の滑り止め付き手袋が、作業には最も適しています。

こちらの記事では、草刈りに必要な道具を紹介していますので、あわせて参考にしてください。

草刈りのヘッジトリマーを長く使うポイント

道具

ヘッジトリマーは、使いっぱなしで長く使える商品ではありません。枝を切ると木の樹脂が刃に付着し、手入れをしなければ劣化していきます。

刃についた樹脂を放置しておくと、寿命が短くなるため、使用後には樹脂のヤニを取り除くスプレーやブラシを使ってメンテナンスを行いましょう。さらに、機械油や潤滑油を塗り込むことで、切れ味が長持ちします。

ヘッジトリマーは決して安い商品ではないため、定期的なメンテナンスは必須です。もし、刃の切れ味が落ちた場合や、刃が欠けてしまった場合には、純正の新しい刃に交換しましょう。

欠けた刃などをそのまま使用し続けた場合には、事故につながる可能性もあるので、日頃からの確認も重要です。

剪定を依頼するなら「剪定110番」

剪定110番

ヘッジトリマーを使えば、自分でも庭木、生垣などの剪定は可能です。しかし、ヘッジトリマーの購入やメンテナンスなど、お金がかかるだけではなく、面倒に感じる部分もあると思います。

また、自分での作業は怪我などのリスクもあるため、十分な注意が必要です。

もし、作業に不安がある場合には、剪定を代行している専門業者への依頼も視野に入れましょう。

剪定110番」であれば、剪定から剪定後に出る草木の処分まで一貫して任せられます。日本全国に対応しており、庭木1本あたり2,100円(税込)から依頼可能です。

場合によってはヘッジトリマーを購入するよりも、業者への依頼で費用が安くなることもあります。現地の調査や見積もりも無料なので、自分での作業に不安がある方は、依頼してみてください。

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まとめ

ヘッジトリマーにはさまざまな種類があり、用途によって使い分ける必要があります。手軽に使いたいのであれば、電源式が充電式、長時間で広範囲に使うのであればエンジン式を選びましょう。

また、長く使うためにも使用後のメンテナンスは必要です。刃の掃除や保護など、簡単にでも毎回メンテナンスを行うことで、ヘッジトリマーの寿命は長くなります。

もし、自分での剪定が難しい、面倒と感じるのであれば、専門の業者への依頼も検討してみてください。業者であればすべてを任せられるため、ヘッジトリマーの準備も怪我のリスクもなくなります。

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こちらの記事では、草刈り業者の費用相場を紹介していますので、あわせて参考にしてください。