ヤスデの駆除を徹底解説|大量発生する原因や対策・市販の撃退グッズを紹介

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ヤスデ

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ヤスデは、その見た目からムカデと間違われることの多い虫です。時期によっては大量発生するヤスデは、駆除したいと考えるでしょう。

一軒家であれば庭や玄関先、マンションでもプランターの中に発生することがあり、不快に感じる人も多いです。しかし、実際には見た目ほどの害虫ではなく、益虫としても知られています。

それでも、人にとって害となることもあるため、家の中に侵入された場合は駆除するしかありません。

今回の記事では、「ヤスデの駆除方法」を中心に、「ヤスデの生態」や「家の中に侵入させない予防策」などを解説していきます。これから梅雨に向かってヤスデが大量発生しやすい時期になるので、今のうちに対策を進めておきましょう。

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    【ホームセンターで買える】市販のヤスデの駆除グッズ

    ヤスデ

    ヤスデを駆除したいと考えた場合、ホームセンターで買える市販グッズでも十分に駆除可能です。一般的なものから、予防できるグッズまで紹介します。

    殺虫剤

    まずは、虫の駆除で一番に思いつく殺虫剤です。ヤスデ専用の殺虫剤はありませんが、ヤスデは強い虫ではないので、総合的に使える殺虫剤で問題ありません。

    直接、駆除するのであればスプレータイプ、予防や発生を抑えるには粉末や顆粒タイプを使いましょう。殺虫剤の中でもオルトランは、野菜などにも使えるほど安全性が高く、長く虫を予防できます。

    瞬間冷却スプレー

    瞬間冷却スプレーは、殺虫成分を含んでいません。そのため、人に対する健康被害が少なく小さな子どもやペットがいる環境でも使用しやすいのが特徴です。

    人が使う冷却スプレーと原理は同じで、瞬間的に冷却してヤスデを動けなくします。ただし、殺虫剤ではないため、冷却した後はゴミ袋などで密閉しましょう。

    ヤスデは冷却スプレーでも死滅すると考えられますが、一時的に動けなくなっているだけの可能性もあるため放置は厳禁です。また、体液が出ないように、動けなくなったヤスデも潰さないよう慎重に扱います。

    毒エサ

    毒エサは、見えているヤスデを直接駆除する方法ではなく、時間をかけて駆除します。撒いた毒エサをヤスデが食べることで死滅していくため、即効性はありませんが、虫を見なくて済みます。

    ただし、毒エサの成分は雨で流れてしまうため、雨が降った後は撒き直しましょう。

    忌避剤

    忌避剤は、嫌いな匂いや成分でヤスデを寄せ付けないためのものです。タンスなどに設置する虫除け剤を想像してもらえると、わかりやすいかもしれません。

    ヤスデに使う忌避剤は固形というよりも、スプレーや液体、粉末状のものなどです。家への侵入を避けたい場合には、家の周囲や外壁に忌避剤を撒いておきます。

    部分的であれば、いつも侵入してくる場所に撒いておくとよいでしょう。

    毒エサと同じように雨で流れてしまうこともありますが、最近は雨に強いタイプも販売されています。手間をかけずにヤスデを見たくない場合は、忌避剤の使用をおすすめします。

    木酢液

    ヤスデの駆除には、木酢液も効果的です。木酢液は、殺虫剤などの薬剤を使いたくない方におすすめです。殺虫剤や忌避剤に比べて殺虫力は劣りますが、木酢液の強烈な臭いによって、ヤスデを寄せ付けなくさせ追い出すことができます。

    室内でヤスデを駆除する際の注意点

    ヤスデ

    室内でヤスデを駆除する場合は、外と同じような駆除は厳禁です。たとえば、潰してしまうと体液が出るため危険です。

    また、外で害虫を駆除する場合に熱湯が用いられることもありますが、室内ではやめておきましょう。熱湯をかけるとヤスデの駆除はできますが、刺激を受けたヤスデは悪臭を放ちます。

    この臭いは強力で、ひどい場合には吐き気や頭痛を引き起こすほどです。

    室内でヤスデを駆除する場合は、先ほど紹介した瞬間冷却スプレーや、自然由来の木酢液などの使用をおすすめします。

    悪臭を放つ害獣として、カメムシがいます。カメムシの駆除方法はこちらの記事で紹介していますので、あわせて参考にしてください。

    おすすめのヤスデ駆除業者

    ヤスデ

    ヤスデは、潰したりしない限りは害のない虫です。しかし、体液がつけば痛みを伴うだけではなく、皮膚がただれてしまうこともあります。

    また、不快害虫と呼ばれるため、人によっては見たくも触りたくもないはずです。

    専門の駆除業者であれば、依頼するだけで駆除を完了し、再発しないための防止策も行ってくれます。とくに、ヤスデが大量発生した場合は数百匹にもなるため、自分での駆除は難しくなります。

    ヤスデが大量発生した場合は、自分で無理して駆除を行うのではなく、専門業者への依頼も考えてみてください。

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    おすすめの駆除業者を紹介しますので、ぜひ比較検討してください。

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    プロとしてしっかりと知識を持っているため、安心して任せられるでしょう。

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    駆除対象はハチ・シロアリ・ゴキブリ・ネズミ・アライグマなどです。

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    その他の料金が安い害虫駆除業者の比較をしたい方はこちらも合わせて読んでみてください。

    ヤスデとは?ヤスデの生態

    ヤスデ

    ヤスデの生態を知る人は少ないでしょう。駆除するのであれば知る必要がないようにも感じますが、生態や生息場所、特徴を知ることで駆除はしやすくなります。

    ヤスデの特徴

    ヤスデは一般的に害虫ではなく、益虫に分類されています。なぜ、害虫と考えられるのかというと、大きくは見た目です。

    見た目がムカデに似ているため、一目ではムカデの幼虫と考えるかもしれません。しかし、ヤスデの体長は成虫でも1cmほどと小さく、遅い動きが特徴です。

    また、土壌の落ち葉などエサにして食べる掃除屋でもあり、役割としてはミミズに近い益虫と言えます。

    日本に生息するヤスデの種類

    日本に生息するヤスデの種類は、「ヤケヤスデ」「ヤエヤママルヤスデ」「ウスアカフサヤスデ」「キシャヤスデ」の4種類です。

    種類 体長 特徴
    ヤケヤスデ 約20mm 1節に2足の足が生えており、黒やベージュで個体によって色が異なる
    ヤエヤママルヤスデ 約70mm 赤と黒のストライプ模様
    ウスアカフサヤスデ 約4mm~5mm フサフサと毛がたくさん生えており、ブラシのような見た目
    キシャヤスデ 約35mm 足の本数はオスが30対でメスが31対

    ヤスデが大量発生する時期や原因

    ヤスデが大量に発生する時期は、湿気の多い梅雨です。これは、天候が関係しているだけではなく、ヤスデが産卵しているタイミングが主に影響しています。

    夏から夏の終わりに産卵し、孵化した幼虫は翌年の梅雨ごろ成虫になるため、5月から7月あたりに見かける機会が多くなります。ヤスデは一度に数百個の卵を産むこともあり、大量発生しているように感じる人が多いのでしょう。

    実際には急に大量発生しているわけではなく、自然な流れで成虫となっているだけです。

    ヤスデはどこから発生する?

    ヤスデの発生場所は主に3つあります。ヤスデが発生する原因や発生場所を解説します。

    プランターや観葉植物

    ヤスデは湿気を好むため、一軒家では庭の影になっている場所や、プランターの隙間などで発生します。自然界にいる虫なので、土があればどのような場所でも発生の可能性があります。

    発生を抑えたいのであれば、日当たりを良くし、物を置く場合には風通しを良くすることです。

    水はけの悪い庭

    ヤスデは普段、土の中で活動しているため、基本的には地上に出てきません。しかしヤスデは水に弱く、長時間雨が降ると溺死してしまうため、地上に出てきます。庭や畑の土は、水はけをよくしておくとよいでしょう。

    湿気の多い部屋

    ヤスデは湿気を好むため、室内の湿気が高い場合には、家の中に侵入してくることもあります。家の中で湿気の多い、キッチンやお風呂場、脱衣所などの水回りは除湿を行いましょう。また、湿気を好む割には水が苦手なので、長雨が続いた場合も雨を避けるため家の中へ侵入してきます。除湿剤などで、簡単に除湿できますので活用してみてください。

    ヤスデとムカデの違い

    ヤスデ

    ヤスデはその見た目から、ムカデの幼虫と考えられることもあります。しかし、実際には全く別の種類です。

    まず、ムカデは強力な毒アゴを持っていて、人が咬まれた場合、強い痛みを伴います。反対に、ヤスデは人を咬みません。

    また、ヤスデが1cmほどと小さいのに対して、ムカデは10cm前後の大きさです。これだけ大きさに違いがありますが、その分、ヤスデがムカデの幼虫と間違われる要因になっています。

    こちらの記事では、ムカデの駆除方法を紹介していますので、あわせて参考にしてください。

    ヤスデによる被害

    ヤスデ

    ヤスデは益虫であると解説しましたが、全く害がないわけではありません。主に2つの理由があります。

    毒性のある体液

    ヤスデは自ら人を咬んだりはしませんが、無害ではありません。体液には毒性があるため、皮膚に付着した場合には痛みを感じ、ひどい場合には水疱ができて皮膚がただれることもあります。

    ただし、体液が出るのは、あくまで人が潰してしまった場合などで、触れない限り害はありません。

    不快害虫

    本来ヤスデは人に害をなす害虫ではありませんが、見た目から精神的なダメージを与える不快害虫と呼ばれています。あくまで見た目の話にはなりますが、ヤスデはムカデに似ていることからも気持ち悪いと不快感を覚えることの多い虫でしょう。

    他にも不快害虫としては、ナメクジやゲジゲジ、ダンゴムシ、ハエなどがいます。

    こちらの記事では、コバエの駆除方法を紹介していますので、あわせて参考にしてください。

    電車の進行の妨げになる被害

    ヤスデが路線に大量発生したことにより、電車の車輪がスリップしたという被害も発生しています。これにより、電車が一部運休するなどの被害となっています。電車の遅れや運休は多くの人に影響が出てしまうので、大量発生を防ぐ効果的な対策や駆除が必要です。

    ヤスデを大量発生させない対策

    ヤスデ

    ヤスデが大量発生してからの駆除は大変です。しかし、普段から少し意識しておくことで、未然に大量発生を防げます。

    この項目では、ヤスデを大量発生させないための対策を2つ紹介します。

    定期的な清掃を行う

    ヤスデは湿気を好むため、影になる部分が増えるほど発生しやすくなります。ヤスデを大量発生させないためには、定期的な清掃を行いましょう。

    庭がある場合には全体に日が当たるようにし、落ち葉などを定期的に回収します。ヤスデは腐葉土を好むため、腐葉土のできない環境を作ると、卵が産まれることもありません。

    また、使っていないプランターや植木鉢は片付けておきましょう。マンションのベランダでも外部から侵入してくることはあり、土が入ったままのプランターで繁殖してしまいます。

    プランターを使用している場合は忌避剤などを使い、使っていないのであれば、片付けておくと大量発生を予防できます。

    侵入経路に石炭を撒く

    石灰は、忌避剤と同じような役割をします。ヤスデの侵入経路になっている場所に石灰を撒けば、ヤスデは近寄ってきにくくなります。

    ただし、忌避剤と同様、雨で成分が流れてしまうため、雨の後は撒き直しが必要です。

    まとめ

    ヤスデはムカデほどの害虫ではありませんが、不快害虫としても有名で、体液には毒を持っています。個人での駆除も可能ではありますが、大量発生した場合には危険を伴います。

    また、虫が苦手な人であれば、駆除は難しいでしょう。基本的には駆除業者への依頼が楽で安全です。

    業者は駆除の専門知識だけではなく、予防に対する知識もあります。駆除して終わりではなく、しっかりと再発を防止してもらいましょう。