農業への転職をする前に!知っておきたい転職方法・理由・失敗談

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農業 男性

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農業は人手不足・後継者不足と言われて久しいですが、近年、農業への転職に憧れるという人も増えてきました。
30代でセカンドキャリアとして。
そして50代・60代でのセカンドライフとして、農業を検討している人も多いのではないでしょうか。

自然豊かな場所で自給自足のスローライフとは聞こえは良いですが、実際に農業へ転職した人はどのような生活を送っているのでしょうか。
今回は、転職した動機や就農方法、失敗談について聞いてきました。
これから農業への転職を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

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農業へ転職した理由・志望動機

農業

仕事内容も成果も、天候に大きく左右される農業。
「朝早くから夜遅くまで1日中働く」「給料が安い」などのイメージがありますよね。
では、実際に農業に転職した人は、どんな理由や志望動機で転職にふみきったのでしょうか。

田舎でのスローライフにあこがれて

農業へ転職する一番大きな理由は、田舎へのスローライフを送りたいというライフスタイルの実現のためです。
とくに今まで地方での生活をしたことがない人や、以前は地方に住んでいたけれど離れてしまった人に多い理由。

最近ではセカンドキャリアやセカンドライフとして、農業を選ぶ人も増えています。
「これまで都会で忙しい毎日を送っていたから、セカンドライフとして田舎で生活をしたい。」「自給自足で生活をしてみたい」という理由で農業へ転職を決意する人が多いのです。

サラリーマンではなく独立して自給自足

農業へ転職する志望動機には「自給自足で生活したい」「サラリーマンを辞めて起業したい」など、独立願望による志望動機も増えています。
農業は収入が少ないイメージが強いですが、方法次第では年収数千万円になることもあります。
農業にビジネスチャンスを感じた人が、転職をして農業で一攫千金を狙うことも。

また、自給自足をして自分一人でも生きていける力をつけたい、という理由で農業を始める人もいるのです。
スローライフ、というよりはアグレッシブな理由で農業を選ぶ人も増えているんですね。

こちらの記事では、脱サラで農業を始める際に、後悔しないための方法を紹介していますので、あわせて参考にしてください。

農業へ転職した失敗談

トラクター

農業に転職したものの「思っていたより成果が出なかった」「想像していなかった問題点が出てきた」など、後から問題点が出てくることも多いもの。
そのため、転職をしても数年経たずして農業を諦めざるを得ない人も後を立ちません。

農業へ転職する前に、実際に転職した人がどのような点でつまずいてしまったのか、注意するべき点を知って対策を立てておきましょう。

農地・トラクターなど初期投資が大きい

農業を始めるには、農地があればOKではありません。
土地が広ければ広いほど、農機が欠かせなくなります。
「自分たちの畑は大規模ではないから、中古を購入したりシェアしたらいい」と考えている人も多いでしょう。

実際は、大規模ではなくても農機があるのとないのでは、作業効率が全然違います。
0.5ヘクタール程度の農地だと、人の手だけでできそうな規模ですよね。
ですが、人が手で耕すと毎日8時間程度作業しても、数日間かかってしまいます。
雨が振ったら、1週間経っても終わらないということも…。
ですが、トラクターがあれば数時間で終わってしまいます。

最初は「機械なしでやってみよう」と思っていても、農業を始めてみると必要性に気づき、購入を検討することになるでしょう。
トラクターなどは安いものでも百万円以上
予想していなかった初期投資がかかるのは、かなりの痛手になってしまいますよね。

また、近所の人から機材を借りるケースですが、同じ農作物を育てている場合、作業をする日はほぼ同じとなります。
そのため、作業をしたかった日には借りれなかったり、思ったように仕事が進まないことも。

ビニールハウスなどを建てる場合は、数万円〜数十万円程度必要です。
最初から、農地だけではなくトラクターなどの農機の出費を考えて、初期投資を計算しましょう。

収入になるまで時間がかかる

農業は初期投資が高額で、数百万円〜数千万円かかります。
一方収入になるのは作物ができてからなので、早くても数ヶ月から半年程度かかってしまいます。

元々農地だったところで農業をする場合は、即作付け可能ですが、農地でなかったところを農地に変えるには、まず土作りから始めなければいけません。
作物が十分に育つ土を作るには、1年〜3年程度かかることもあります。
もちろん肥料を入れて作物を作ることはできるのですが、品質が劣ってしまい売り物にはならないことも。

農産物の品質は土だけではなく、育て方でも変わります。
農業の技術は明文化されていないことも多く、経験によって培われていることがほとんど。
そのため、素人が数十年農業をしてきている人と同程度の品質で作物を作れるようになるには、時間がかかります。

一般的に農家の収入として試算されているものは、経験のある農家の場合だと認識しておきましょう。
素人が行った場合は、同じ条件でも20〜30%程度の収入にならなかった、なんてことも少なくないのです。

支援制度はあるが金額はわずか・年齢制限あり

新しく農業に参画する場合は、様々な支援があることはご存知の方も多いのではないでしょうか。
ですが、支援が受けられるのは年齢制限があることがほとんど。
とくに45歳以上だと、受けられる支援は少なくなってしまいます。

また、支援金額は数十万円〜百万円程度と高額に見えますが、農業を本格的に開始する場合は初期投資が高額のため、わずかな金額にしかなりません。
支援金はあくまでもサポートだと考え、期待しすぎないことが大切です。

人付き合いが大変

「農業は自然と向き合うもの」というイメージが強く、人付き合いがいらないと思っている方も多いのではないでしょうか。
ですが、農業の作業自体は一人で行ったとしても、近所との関係を作るために人付き合いが多いんです。
とくに地方は人とのつながりが強いため、都会にいるよりも人付き合いで苦労することが増えることも。
人付き合いが苦手だからと、農業を選ぶのは注意が必要ですよ。

農業法人へ転職する方法

肥料

ここまで、独立して農業をした場合の失敗談や注意点を紹介してきました。
農業を一から始めるには、資金や覚悟がいることが分かりましたよね。

では、以上の点を全て解決しないと農業を始められないのかといえば、そうではありません。
農業を簡単に始めるには、すでに行っている法人に参加することがおすすめです。

ここからは、農業法人に転職する方法について紹介します。

サイトを見るだけではなく足を運ぶ

農業法人は人手不足のところが多いため、インターネットを見ると多数の求人情報を見つけられます。
また特定の地域での就農をしたい場合は、地域の求人情報誌やハローワークを見ても就農先が探せるでしょう。

大切なのはサイトを見て条件だけで選ぶのではなく、一度経験をしてみることです。
数日間〜数ヶ月の短期間でのインターンシップや、アルバイトとして就農したい農業法人で実際に仕事をしてみることがおすすめです。
仕事をし始めてからのギャップを無くすことができますよ。

夫婦での農業への転職はあり?

畑 夫婦

地方へ移り住んで農業をする場合、夫婦で農業を始めたいという方も多いのではないでしょうか。
確かに一人よりも二人で仕事をした方が効率はいいのですが、収入面での不安が大きいでしょう。

軌道に乗るまではどちらかが別の仕事をして家計を支えるか、二人とも複業をしながら別の収入源を持つと安心です。
収入がないと心に余裕がなくなり、農業を続けるのも難しくなってしまいます。
金銭面での不安は、できるだけ取り除けるように工夫することが大切です。

まとめ

セカンドライフやセカンドキャリアとして農業を検討している方に、実際に農業へ転職した人の動機や就農方法などを紹介しました。
農業への転職は、決して簡単な道ではありません。
独立して行うのか、農業法人へ参画するのか、よく考えて決めることがおすすめです。
後から後悔しないように、下準備をしっかりして決めてくださいね。