都民限定 パルシステム東京の指定便とは?定期便との違いや注文方法を解説します

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宅配

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パルシステムの「指定便」をご存知ですか?

パルシステムは、関東を中心とする1都11県で展開している生協系の食材宅配サービス。毎週決まった曜日に商品が届く定期宅配が有名ですが、東京都内在住なら、一般のネット通販のように任意の配達日時を指定して届けてもらう「指定便」を利用できるのです。

指定便なら、毎週定期的に買うほどの購入量がない人や不在がちな人でも、パルシステムを利用しやすくなります。生協品質の安心安全な食材やサステナブルな日用品を、必要なときに必要な量だけ、自社便で指定日時に届けてくれるのは、とても魅力的です。

この記事では、パルシステム指定便の加入方法や、配送エリア、手数料、指定便と定期便・タベソダはどう違うのか、指定便のメリットデメリットなどを解説します。都内在住者は必見です!

パルシステムの指定便とは?

定期便

パルシステムの「指定便」とはどのような内容なのでしょうか。

パルシステムで配達日時指定できる唯一のサービス

パルシステムの指定便は、配達日・配達時間の指定ができる自社便宅配サービスです。

一般的に、自社便で配送を行っている食材宅配サービスは、配送ルートの都合で地域ごとに配達曜日を決めていることが多いです。ヤマト運輸などの宅配専門業者がやっているような配達日・配達時間指定や、再配達もできません。配達時に不在の場合は、玄関前などに置いた専用保冷BOXに「置き配」するサービスが多いです。

置き配に抵抗がなければ問題ありませんが、セキュリティや衛生面での心配もあります。荷物を必ず直接受け取りたい人にとって、配達日時指定ができるパルシステム指定便は、魅力的なサービスでしょう。

指定便はパルシステム東京限定

2022年11月現在、指定便を利用できるのは都内在住者を加入対象とする「パルシステム東京」だけです。東京都内でも一部地域は対応していなかったり、指定できる曜日が決まっているため注意が必要です。

パルシステム東京とは

パルシステム東京は、1970年から続く東京地区向けの生協です。宅配サービスでは都内17カ所に配送センターを持ち、島嶼部をのぞく都内全域を配送エリアとしています。

「指定便」と「定期便」「タベソダ」の違い

宅配サービス

指定便・定期便・タベソダの主な違いをまとめました。

指定便 定期便 タベソダ
注文方法 webサイト 注文用紙, webサイト, スマホアプリ『パルシステムアプリ』, 『webカタログ』のいずれか スマホアプリ『タベソダ』
商品数 約1,900種類 約2,000種類 定期便とほぼ同じ
配達日 注文時に指定した日時 定期宅配(週1回特定の曜日). 注文しない週はカタログのみ配達 注文した週のみ, 週1回特定の曜日
配達エリア 東京都
※一部地域を除く
1都10県
※東京の一部地域を除く
1都10県
※東京・新潟の一部地域を除く
手数料 注文金額4,999円までは一律330円/回 注文金額により0〜248円/回 注文金額2,000円未満は248円/回, 2,000円以上は198円/回
手数料0円になる注文金額 5,000円以上 12,000円以上 なし
注文がない週の手数料 なし あり なし
定期便・タベソダとの併用 不可 不可
出資金 1,000円 1,000円 1,000円
支払方法 口座振替, クレジットカード 口座振替, クレジットカード 口座振替, クレジットカード

※出資金・手数料は東京の場合 ※金額は税込

注文方法・配達日・手数料の違い

指定便の場合は、必要なときにwebサイトからネット注文し、注文時に指定した日時に配達されます。手数料は注文ごとに発生します。

定期便とタベソダでは、エリアごとに配達曜日が決まっていて、それ以外の日には配達できません。また、配達時間は決まっていません。

定期便の場合は、紙カタログ・webサイト・パルシステムアプリから毎週注文します。注文の有無にかかわらず毎週配達員が訪問しカタログを配布し、手数料も毎週発生します。

タベソダの場合は、タベソダアプリから週ごとに注文します。定期便と違い、注文しない週には配達員の訪問はなく、手数料も発生しません。

商品数の違い

商品数は定期便のほうが多く、指定便はそれよりやや少なめです。ただし、定期便での人気商品は指定便にも用意されているため、特に不便はないでしょう。

出資金・支払方法は同じ

入会時に発生する出資金や支払方法は、どの利用方法でも共通です。パルシステム東京の出資金は1,000円。利用料金の支払方法は、自動引き落としの口座振替かクレジットカード決済です。

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パルシステム指定便の利用方法

入会方法

パルシステム指定便は、加入が必要なサービスです。すでにパルシステムで定期便やタベソダを利用中の場合でも、別途加入手続きが必要です。

加入方法

指定便の加入方法

指定便への加入はパルシステムの指定便webページから行えます。

利用手順は下記の6ステップです

  1. webから加入登録
  2. 出資金の支払い
  3. ログインID・パスワード発行
  4. 指定便注文サイトで注文
  5. 商品受け取り
  6. 料金支払い

指定便は定期便・タベソダとのダブル加入OK

定期便・タベソダを利用中の人が指定便を利用したい場合には、新たに指定便に加入が必要ですが、必ずしも加入中の定期便・タベソダを解約しなくてはいけないわけではありません。

指定便と定期便・タベソダは併用可能なので、ご自身の生活環境や都合に合わせて使い分けるとより便利に利用できます。

ただし、定期便の場合は注文しなくても毎週手数料が発生してしまいます。タベソダなら注文しない週は手数料がかからないので、指定便メインでの利用を考えている場合は、定期便からタベソダに切り替えておくことをおすすめします。

定期便・タベソダの加入方法

指定便を使わず、定期便・タベソダを利用したい場合はパルシステムwebサイトから加入申込がおすすめです。電話での加入も可能ですが、web申込では加入後に使えるクーポン特典がつくようになっています。

また、申込前に利用できるお得な「おためしセット」も用意されています。通常価格よりも70%前後安く買えるので、ぜひ公式サイトでチェックしてください。

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▷お試しセットについてもっと知りたい人は、パルシステムのお試しセットの購入体験や詳細解説の記事もご参考にしてください。

パルシステムの解約方法

パルシステムを解約したい場合は、「お問い合わせフォーム」から脱会を選択して送信するだけです。

インターネット利用登録をしていない場合は、電話や配達担当者に直接解約を申し込む形でも大丈夫です。脱退申込書を受け取り記入して送付すれば完了します。

指定便はネット注文のみ

指定便の注文は専用webサイトから行います。注文手順は以下の通り。

  1. 指定便注文サイトにログインする
  2. トップページで配達日・配達時間枠を選ぶ
  3. 商品を選び買い物カゴに入れる
  4. 注文締切までに注文を完了する

注文締切に注意!

注文締切は、配達指定日の6日前となっています。届くまで時間がかかるので、早めに注文するようにしましょう。

指定便の利用例

パルシステム指定便の便利な利用方法を考えてみました。定期便やタベソダではデメリットとなる部分を補完する、下記のような使い方がおすすめです。

  • トイレットペーパーや洗剤、冷凍食品などのまとめ買い
  • 定期便・タベソダで注文し忘れた時の追加購入手段
  • 共働き・ひとり暮らしの人の日常的な買い物

指定便はまとめ買い向き!

指定便は税込5,000円以上注文すると手数料無料になります。配達まで1週間以上かかるのですぐ必要なものの購入には使えませんが、賞味期間の長い食材や日用品などのまとめ買いには有効活用できます。

定期便・タベソダでの買い忘れ対策に

指定便は定期便・タベソダと併用できます。定期便やタベソダでは注文締切と配達日は週1回なので、うっかり注文し忘れてしまった商品があっても、次週の注文締切まで待つしかありません。そんな時でも、指定便を併用していれば、定期便の締切後に注文できます。

在宅時間が不安定でもパルシステムを利用したい人に

共働きやひとり暮らしなどで在宅時間が不安定な人は、毎週定期的に配達されるパルシステム定期便は利用しにくく感じるかもしれません。しかし、指定便なら一般的な食材宅配サービスと同じように利用できます。テレワークで在宅の日、ノー残業デーで早く帰れる日などを配達日時に指定すれば、無理なく利用できるのではないでしょうか。

パルシステム指定便のメリット

配達

パルシステム指定便のメリットについて詳しく紹介します。

配達日時を平日9時から20時の間で選べる

指定便の配達日は平日のみ、配達時間は午前9時から午後8時までの間の5つの時間帯枠から選択できます。

配達指定できる曜日と時間帯枠

配達時間枠は以下のとおり。○が指定可、×が指定不可です。

月火水木金 土日
9~12時 ×
12~14時 ×
14~16時 ×
16~18時 ×
18~20時 ×

不在の場合

指定便の荷物受け渡しは、手渡しを原則としています。万が一配達時に不在の場合は、定期便と同様に玄関先に置き配となります。

オートロックマンションの場合、不在だと配達員が玄関前まで入ることができないため、特に注意が必要です。指定した日時に不在となることがわかった時点で、カスタマーセンターに相談してください。

都内ほぼ全域で利用可能

パルシステム東京の定期便配達エリアは伊豆・小笠原諸島を除く東京都全域ですが、指定便では西多摩地区の一部で、指定可能日が限られている地区や、指定便対象外の地区があります。

指定便の例外地区

指定便の例外地区は以下のとおりです。

【指定可能日が限られている地区(月・水・金に指定可)】

  • あきる野市
  • 青梅市河辺町、新町、末広町、友田町、野上町以外
  • 西多摩郡日の出町

【指定便対象外の地区】

  • 西多摩郡檜原村
  • 西多摩郡奥多摩町
  • 青梅市御岳山
  • 島しょ部地域

最短で注文6日後に届く

指定便の注文締切日は、配達指定を希望する日より6日前の午後1時です。定期便・タベソダと違い、週に複数回の配達も可能です。指定可能枠には注文受付上限数があるため、希望者が多いと締切時間前でも受け付け終了となる場合があります。

手数料は注文時のみ. 5,000円以上注文で0円に!

指定便の手数料は注文時にのみ発生し、1回の注文金額が税込5,000円以上で手数料無料となります。毎週注文しない人や、毎週5,000円以上購入となる人では、定期便よりも安く利用できます

パルシステム指定便のデメリット

考える人

パルシステムの指定便はメリットばかりではなく、人によってデメリットに感じる部分もあります。

「指定便」には東京都内在住者しか加入できない

パルシステムは1都11県で展開する生協ですが、指定便を利用できるのは東京都内のみです。

定期便にあるポイント制度が無い

パルシステムには口座振替利用者向けのポイント制度があります。しかし、残念なことに指定便はポイント制度の対象外となります。

定期便で貯めたポイントを指定便で使うこともできないので、すでに定期便でポイントを貯めている人にとっては、指定便への切り替えはデメリットが大きいです。

定期便・タベソダからの切り替えができない

指定便を利用するためには、指定便専用の窓口から加入申込が必要です。すでに利用中の定期便・タベソダからの切り替えもできず、新たに申し込み、出資金を支払わなくてはなりません。

厄介なのは、指定便を始めるために定期便・タベソダを退会してしまい、指定便を使った結果「やっぱり定期便に戻したい」となるケースです。定期便脱会・指定便加入→指定便脱会・定期便加入と、脱会・加入手続きを繰り返し行わなくてはなりません。

そうした面倒を回避するためには、指定便に加入してもしばらくの間は定期便・タベソダを解約しないでおくことです。ただし、定期便では注文せずとも毎週手数料が発生してしまうので、それをもったいないと思う人は、定期便をタベソダに切り替えておくと良いでしょう。

定期便より選べる商品数がやや少ない

パルシステムの商品数は、定期便が約2,000種類、指定便が約1,900種類です。

指定便の方がやや少ないので、定期便にあるお気に入り商品が指定便で注文できないというケースもあり得ます。

ただし、主要な商品はどちらでも注文でき、指定便で注文できる商品数も年々拡大しているようです。必要な商品が揃っているのであれば、指定便でも問題ないでしょう。

使い方によっては利用料金が定期便より高くなるおそれがある

商品価格が定期便より高い場合がある

指定便と定期便・タベソダでは、価格設定が違います。指定便は定期便より0~4%の範囲内で高い金額になっているようです。

手数料が定期便よりも高い

指定便では税込5,000円未満の注文1回につき330円の手数料がかかります。一方、定期便の手数料は最大248円なので、1回5,000円未満の注文では指定便の方が手数料が高くなります

指定便は税込5,000円以上注文すれば手数料無料になるので、ぜひまとめ買いで賢く利用してください。

指定便or定期便 あなたへのおすすめはどっち?

買い物

定期便にもメリットがあるため、定期便か指定便かを決めきれない人も多いでしょう。そこで、指定便が向いている人、定期便が向いている人はどんな人か、それぞれに適した利用方法を考えてみました。

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指定便が向いている人

指定便の利用がおすすめなのは、下記のような利用目的です。

  • 手数料を払いたくない!
  • あまり自宅で食事を作らない
  • 日用品の購入がメイン
  • 商品を直接受け取りたい

手数料を払いたくない!

家に商品を届けてくれる宅配の便利さは魅力だけれど、送料などのコストはなるべく支払いたくないと考えている人は多そうです。パルシステムの定期便の場合、手数料は注文の有無にかかわらず発生するため、それが理由でパルシステムの利用を見送っていた人もいるのではないでしょうか。

指定便は注文したときだけ手数料が発生し、1回の注文金額が税込5,000円以上なら手数料無料です。便利でお得で安心安全な食材宅配を探している人にピッタリです。

あまり自宅で食事を作らない、日用品だけ買えれば良い

ひとり暮らしなどで自宅で料理を作る頻度が少ないと、近所のスーパーやコンビニでカット野菜や弁当を買ったり、外食したりで食生活は十分事足ります。しかし、仕事が忙しくなるなどで、いつの間にか自宅の消耗品のストックが切れてしまい、仕方なくコンビニで割高な商品を買った記憶がある人も多いのではないでしょうか。

また、一般的なネット通販では、かさばるトイレットペーパーや、重い水などの配送には条件がついたり、スーパーの価格より高いことも珍しくありません。

パルシステム指定便なら、日用品も生協価格で買え、玄関先まで1配送0〜330円の手数料で届けてもらえます。使わなければ料金は発生せず、出資金も脱会時に返還されるので、都内在住なら加入しておいて損はありません。

商品を直接受け取りたい

定期便の場合は配達時間が不明なので留守中に置き配になることも多いですが、指定便は直接手渡しを原則としているので、予定時間枠だけ在宅していれば確実に受け取れます。防犯のため留守とわからないようにしたい人や、オートロックマンションで置き配に制約がある人には、指定便がおすすめです。

また、平日の在宅時間が限られがちなひとり暮らしや共働き家庭にも、指定便がおすすめです。

定期便が向いている人

定期便の利用がおすすめなのは、下記のような利用目的です。

  • 手数料減免制度を利用できる
  • ポイント制度を使いたい
  • 紙カタログで注文したい
  • 買い物の頻度や量が多い

手数料減免制度を利用できる

パルシステム定期便には、子育て中の家庭や高齢者がいる家庭などで利用できる手数料減免制度がありますが、残念なことに指定便には減免制度がありません。

減免制度の適用対象になっている人は、定期便の利用に支障がないなら無理に指定便に変えない方が良いです。

パルシステムの減免制度について解説した記事をご覧ください。

ポイント制度を使いたい

パルシステム定期便で口座振替を利用している場合にはポイント制度があります。指定便では口座振替を選択してもポイント制度は使えないため、ポイント制度を利用したい人・利用中の人には定期便がおすすめです。

ネット注文ではなく紙カタログを利用したい

指定便はwebサイトからの注文のみとなっています。紙カタログや注文用紙での注文をしたい人には、定期便をおすすめします。

買い物の頻度や量が多い

ほぼ毎日食事を作り食材購入量が多い家庭や、消耗品の購入頻度が高い家庭には、定期便がおすすめです。もしくは、ネット注文に抵抗がないなら、注文しない週の手数料が不要の「タベソダ」でも良いでしょう。

野菜宅配を安い価格でスタートしたい方は、こちらの記事を参考にしてください。

まとめ

食材宅配サービスは日時指定をできないことが多く、人によっては不便に感じることもあるでしょう。パルシステムの指定便であれば日時指定できるだけではなく、必要な時だけ注文できるため、ネットスーパーのような利用もできます。

ただしデメリットもあるため、万人におすすめできるわけではありません。まずは自分に合っているサービスなのかを見極めることが大切です。

今回の記事を参考に、パルシステムの指定便をご検討ください。

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パルシステムでミールキットを利用したいと考えている方は、こちらの記事を参考にしてください。