除雪機の処分方法｜壊れても売れる？高く売るポイントと買取相場
除雪機を故障なく長く使うためのメンテナンス方法や、処分方法、除雪機を高く買い取ってもらうためにはどうすればよいのかなどをまとめています。高額査定で除雪機を買い取ってもらうために、押さえておきたいポイントを知っておきましょう。
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「除雪機の買い替えをしたいから古い機種を手放したい」「古い除雪機があるけど使っていないから処分したい」など、今ある除雪機の処分にお悩みではないでしょうか。
正しいメンテナンスを行っていれば除雪機は長く使用でき、使わなくなったときには買取に出すこともできます。
今回は除雪機の選び方と、除雪機に必要なメンテナンス、処分方法についてご紹介します。
目次
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不要になった除雪機の処分方法
除雪機の処分方法には、ゴミとして処分する方法と、買取業者に買取に出す方法があります。
これまで使ってきた除雪機を使わなくなったときにはどう処分すればいいのか、処分方法別の特徴とおすすめの処分方法を確認していきましょう。
自治体で引き取り
除雪機は、エンジンタイプではない電動式のタイプなら、大型ゴミとして自治体が収集している場合があります。
大型粗大ごみとして処分は、有料になります。必ずお近くの自治体HPより確認してください。
回収業者で引き取り
エンジンを搭載している除雪機は自治体でも回収していない場合が多いため、その場合には不用品回収業者に引き取ってもらいます。
回収には、自治体のゴミに出すよりも高額の手数料がかかりますが、壊れた除雪機でも引き取ってもらえるのがメリットです。
メーカーで下取り
使わなくなった除雪機は、新しい除雪機を購入するときに下取りに出すこともできます。下取りの場合には、基本的に除雪機メーカーの定めている金額で引き取られます。
除雪機や農機具メーカーは、他の中古市場に比べて競合他社が少ないため、下取りの価格は伸び悩むことが多いです。
この方法は、農機具を新しく購入することが前提ですが、搬出費や輸送費をなどの費用を負担してもらえることが多く、手続きにも手間がかかりません。
業者で買取
処分したいと思っている除雪機の動作が問題ない場合には、中古品として買取業者に買い取ってもらうのがおすすめです。なかには壊れている除雪機でも買い取ってくれるところもありますが、まだ使える除雪機で状態のよいものは、高額での買取が期待できます。
除雪機は、大切に使っていれば10年や15年などかなり長く使えるものです。メンテナンスをしながら使ってきた除雪機の場合には、しっかり査定してくれる業者に買取を依頼しましょう。
除雪機の買取相場
除雪機は、メーカー、機種、使用年数から、アワーメーター、故障の有無、除雪機の状態などさまざまな条件によって買取査定額が変わります。基本的な相場はメーカー・機種・使用年数で大体決まりますが、故障の有無や除雪機の状態などを元にしてさらに価格が変化します。
一般的に国産メーカーの小型除雪機の人気が高いため、高額な買取査定が可能です。国産メーカーで動きがよく美品の場合、数万円から数十万円などの高額買取になる場合もあります。
除雪機を高く売る5つのポイント
除雪機を少しでも高く売るためには、買取業者に査定を依頼する前に除雪機のチェックや手入れをするのがおすすめです。
動作の確認をする、除雪機を洗ってきれいにしておくなど、少し手を加えるだけでも査定額がアップしやすくなります。
1.動作を確認する
買取の見積もりに出す前には、除雪機が実際に動いて使えるかどうかを確認しておきましょう。きちんと除雪できる状態であれば、年式が古いものでも買取査定額が高額になる可能性があります。
とくに除雪機は燃料かぶりでエンジンがかからなくなることが多い機械です。バッテリーが上がっていないか、燃料かぶりが起きていないかなど、不具合の有無をチェックして、エンジンがかかることを確認しましょう。
2.汚れを落とす
除雪機は、泥や汚れがついていないかをチェックします。汚れている箇所はきれいに洗っておくとよいでしょう。
買取店では、錆やキズ、汚れが少ない除雪機の査定額を錆や汚れがひどい場合よりも高めに設定しています。そのため、買取に出す前に専用洗剤で除雪機を洗うなどのお手入れをすると買取額が上がることがあります。
各パーツに錆がついている場合には、サンドペーパーなどで削ってきれいにしておくのがおすすめです。
3.修理履歴を伝える
査定を依頼するときには、除雪機のバッテリー、オーガ、クローラー（キャタピラ）など、消耗品や壊れやすい部品をいつ交換したか伝えましょう。修理履歴を伝えることで、除雪機のどの部品がどのぐらい新しいかがわかります。
修理履歴は今後のメンテナンスに影響するため、査定時に伝えることで買取額が高くなる場合もあります。
4.付属品を揃えておく
除雪機を購入した際に一緒についてきた付属品や説明書などがあれば、本体の除雪機と一緒に揃えて査定に出しましょう。
付属部品が揃っているなど、これまで丁寧に使ってきた除雪機だと判断される要素があると、査定額がアップする可能性があります。
5.メンテナンスを行う
シーズン中には必要なメンテナンスをしながら除雪作業に使用し、オフシーズンにも正しい管理方法で保管することが大事です。
メンテナンスが行き届いている除雪機は年代が同じ位の除雪機よりも状態がよいため、高い査定額がつきやすくなります。
さらに除雪機を高く売るポイントが知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
除雪機を高く売るためのメンテナンス方法
除雪機をよい状態に保つための詳しいメンテナンス方法を知りましょう。夏の間には数ヶ月以上も使わない期間があるため、使わない期間に備えてしっかりメンテナンスをしておく必要があります。
メンテナンスを正しく行っていると、除雪機の寿命といわれる10年位、またそれ以上の長い間故障せずに使い続けられるでしょう。状態がよいものは買取価格も高くなります。
使わない期間はガソリンを抜く
除雪機を使わない期間には、エンジンタイプの除雪機ではガソリンを抜くことが大切です。何ヶ月も使わないでガソリンを除雪機内に放置した状態にすると、酸化や揮発によりガソリンが劣化します。
ガソリンが劣化すると、ガソリンが空気とうまく混ざらないため燃焼しにくくなり、アイドリング不調やエンストなどの不具合の原因になります。
キャブレターの分解清掃や交換を避けるためにも、シーズンの終了時にはガソリンを抜いておくことが大事です。
エンジンやバッテリーの管理
エンジンタイプの除雪機は、2年に1回程度オイル交換をする必要があります。
寒冷地では、除雪機を放置しているとエンジンオイル内に結露が発生する恐れがあります。オイルが薄くなるとエンジンの故障の原因にもつながるため、定期的にオイル交換を行ってエンジンを長持ちさせましょう。
電動タイプの除雪機は、バッテリーが空にならないよう管理することが大切です。使用しない夏の間にも充電し、できるだけバッテリーが満タンの状態にしておきましょう。
除雪機の部品ケア
除雪機は、経年劣化などで防錆処理や塗装が剥げ落ちた箇所などには錆が生じます。オーガ（刃）やシューター（投雪箇所）に錆が発生すると、雪がこびりついて投雪の勢いが悪くなったり雪がつまったりします。
雪の通り道で塗装が剥げて錆ついている場所がある場合、雪がこびりつかないように錆を落として補修塗料を塗っておきましょう。補修塗料でのケアは、シーズン中に2～3回程度行うのがおすすめです。
除雪機内部の可動部分とレバーやワイヤーなどの操作部分に錆が生じると、錆でくっついた部分の動きが悪化します。錆がついて除雪機の動きが悪くなると、除雪機を動かすモーターに余計な負荷がかかる場合もあるでしょう。
一度錆が生じると修復やパーツ交換が必要になります。シーズンが終わったときには防錆処理を施すよう忘れないようにしましょう。
保管場所に注意する
除雪機はエンジンや内部パーツなどさまざまな部品で構成されています。直射日光や雨などが当たる環境で保管していると、機械の劣化が進んで故障の原因になる場合があるため要注意です。
シーズンが過ぎて除雪機を次の冬まで使わない場合には、雨に当たらない屋内でカバーをかけて置いておきましょう。
おすすめの買取業者
おすすめの除雪機買取業者について紹介してきます。
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さらにおすすめの買取業者を知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
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まとめ
除雪機は、除雪シーズンが終わるときには必要なメンテナンスを行い、不具合が生じないようにきちんと保管することが大事です。メンテナンス不足ではエンジンがかかりにくくなる除雪機ですが、正しくメンテナンスをしていると長くよい状態を保てます。不要になった場合にも高額の査定額がつきやすいでしょう。
捨ててしまうと廃却時にお金がかかります。古い除雪機を高い買取額で売却できれば、新しい除雪機を購入するときの費用に充てられるのもうれしいポイントです。
農業に興味を持つギャップ系ライター 実家が農家なので、多くの農家さんに有益な情報提供ができれば幸いです。
