ブロッコリーの正しい保存方法!冷蔵や冷凍など1ヶ月長持ちさせるコツとは?

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脂質の分解をサポートするビタミンB2や筋肉を合成するビタミンB6などが豊富なブロッコリー。低カロリーで高タンパク質なので、ダイエットしている人から人気があります。

しかし、ブロッコリーを一度に食べ切るのは難しいですよね。“うまく保存できないものか”と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、ブロッコリーの正しい保存方法を紹介します。水っぽくならない解凍方法も紹介しますね。

ブロッコリーの保存方法

ブロッコリーの保存方法は2通りあります。冷蔵保存と冷凍保存です。

どちらのやり方を採用するかで、保存方法は少し異なります。そのため、ここでは両方の正しい保存方法を紹介します。

 

冷蔵保存する方法

冷蔵保存する場合は、生のまま、もしくは茹でてから保存しましょう。生のまま保存する方法は以下の通りです。

  1. ブロッコリーについている外側の葉をすべて取る
  2. 新聞紙でブロッコリーを包む
  3. ビニール袋にいれ、冷蔵庫の野菜室で保存する

茹でてから保存する方法は、以下の通りです。

  1. ブロッコリーを小房に切る
  2. 固めに塩茹でしたら、キッチンペーパーでブロッコリーの水気を取る
  3. 保存袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存する

冷蔵保存だと、徐々に鮮度が落ちてきます。なるべく早く食べきりましょう。食べきれない場合は、冷凍保存することをおすすめします。

 

冷凍保存する方法

冷凍保存する場合も、生のまま、または茹でてから保存しましょう。生のまま冷凍保存する方法は以下の通りです。

  1. ブロッコリーを小房に切る
  2. 水で軽く洗い、キッチンペーパーで水気を取る
  3. 冷凍保存に対応している保存袋に入れ、冷凍庫にしまう

茹でてから保存する方法は以下の通りです。

  1. ブロッコリーを小房に切る
  2. 固めに塩茹でする
  3. キッチンペーパーでブロッコリーの水気を取る
  4. 冷凍用の保存袋にしまい、冷凍庫に入れる

こちらの記事では、冷凍・冷蔵・常温を正しく選び長持ちするコツを解説しています。参考にしてください。

常温・冷蔵・冷凍、おすすめの保存方法は?

常温・冷蔵・冷凍、どの方法でもブロッコリーは保存できます。この中でも、最もおすすめなのは“冷凍保存”です。

ブロッコリーは、0〜5℃で保存するのが最適と言われています。そのため、常温で保存するとすぐ痛みます。

その日に食べ切るのであれば問題ありませんが、2〜3日もたせることはできないでしょう。鮮やかな緑色が黄色に変色するので、見た目も悪くなります。

冷蔵保存だと常温よりも少し長く保存できますが、やはり冷凍には敵いません。冷凍保存するメリットは5つあります。

  • ブロッコリーの鮮やかな緑色を維持できる
  • 栄養もある程度、維持できる
  • 保存期間は約1ヶ月
  • 茹でてから冷凍保存した場合、そのまま食べても甘味がある
  • 味が染み込みやすく、煮込み料理と相性がよい

さまざまなメリットがあるので、すぐ食べきらない場合は、冷凍保存しておきましょう。

冷蔵する場合はチルド室で保存するのがおすすめ

もし、冷蔵保存する場合、チルド室にブロッコリーを入れましょう。チルド室の温度は、3〜5℃の冷蔵室や5〜7℃の野菜室よりも低く設定されています。

0℃に近い温度で設定されているチルド室が多いでしょう。温度が低い場所で保存したほうが、ブロッコリーは長持ちしますよ。

目的別に見たおすすめの保存方法

実は、目的に応じて適切な保存方法は異なります。そこでここでは、美味しさ・栄養素・保存期間の3つに分けて適切な保存方法を紹介します。

 

“美味しさ”を重視する場合

美味しさを重視したい人は、“生のまま冷凍保存”しましょう。茹でてから冷凍保存しても甘味を感じますが、ブロッコリー本来の美味しさはあまり感じません。

生のまま冷凍すると、以下のようなメリットも得られます。

  • シャキシャキとした食感が失われない
  • 風味が豊か

保存方法は、ブロッコリーを小房に切り分けて冷凍保存するだけ。手間がかからないので、ズボラさんにもおすすめです。

 

“栄養素”を重視する場合

栄養素を重視する人も、“生のまま冷凍保存”しましょう。茹でると栄養素が流れるからです。例えば、水溶性のビタミンCはお湯で茹でている間に溶け出します。

しかし、生のまま冷凍すれば、栄養素をほとんど失わずに保存できます。素早く冷凍したい場合は、金属製のトレーを活用しましょう。

ブロッコリーを入れた保存袋を金属製のトレーの上に置き、冷凍庫に入れれば素早く冷凍されます。金属製のトレーは100円均一ショップに売っていますよ。

 

“保存期間”を重視する場合

保存期間を重視する人は、“茹でてから冷凍”しましょう。生のまま冷凍保存すると大体1ヶ月もちます。

しかし、茹でてから冷凍保存すると2ヶ月ほどもつと言われています。茹でる方法はお湯、レンジどの方法でも構いません。加熱されていれば、大丈夫です。

ブロッコリーを保存する際の注意点

ブロッコリーを保存する際の注意点は3つあります。この注意点を押さえておかないと、痛む速度が早まります。どれも簡単なので、これを機に覚えておきましょう。

 

冷凍すると花蕾が崩れやすくなる

冷凍するとブロッコリーの繊維が破壊され、花蕾がボロボロと崩れやすくなります。保護せず、冷凍庫の中に入れると冷凍庫の中が花蕾だらけになる可能性があります。

そのため、必ず保存容器または保存袋に入れて冷凍するようにしましょう。

 

冷凍すると食感が悪くなる

冷凍したブロッコリーは、生のブロッコリーよりも食感が悪くなります。柔らかくなるので、サラダには合わないでしょう。

そのため冷凍のブロッコリーは、スープや煮物など、食感が気にならない料理に使いましょう

こちらの記事では、野菜を冷凍する方法を解説しています。コツや美味しく解凍するために必要なことも紹介しているので参考にしてください。


 

冷蔵保存する場合は袋に入れる

ブロッコリーは、エチレンガスの影響を受けやすい野菜です。エチレンガスを放つリンゴやメロンなどと一緒に保存していると、変色して鮮度が落ちます。

そのため、必ずラップやポリ袋などで覆ってから保存するようにしましょう。

ブロッコリーの上手な解凍方法

冷凍したブロッコリーを工夫せずに解凍すると水っぽくなります。食感も悪くなり、美味しく感じないでしょう。

それを防ぎたい人は、“フライパンでの解凍”を試してみてください。やり方は以下の通りです。

  1. ブロッコリーを凍ったままフライパンに入れる(今回は1/2袋分を解凍すると仮定)
  2. 水を大さじ1〜2加える
  3. 蓋をして中火で1分程度蒸し焼きにする(水分がなくなった場合、少量の水を加え、再度蓋をして1〜2分蒸し焼きにする)
  4. 蓋を取り、水分がなくなるまで1分ほど加熱する
  5. 完成

この方法で冷凍のブロッコリーを解凍すると、茎はシャキシャキで房はホクホクと柔らかい状態になります。軽く焼き目がついているので、そのまま食べても美味しいですよ。

こちらの記事では、野菜の賞味期限とおすすめの保存方法を一覧で紹介しています。この記事を読んで、おいしく、長く、野菜を食べきりましょう。

鮮度のよいブロッコリーの選び方

ブロッコリーを新鮮な状態で保存したいのであれば、鮮度のよいブロッコリーを購入することも大切です。

しかし、見分けるのが初めての人だとどれも同じように見えますよね。そのため、ここでは今日からできる鮮度のよいブロッコリーの見分け方を紹介します。

 

花蕾を確認する

ブロッコリーを購入するとき、まず“花蕾”を見ましょう。以下の条件に当てはまっているものは、鮮度がよいと判断してください。

  • 花蕾がこんもりしていると同時に密集している
  • 花蕾のひとつひとつが固く締まっている
  • 鮮やかな濃い緑色をしている
  • ブロッコリーの中央部分が盛り上がっており、きれいなドーム型になっている

冬だと、花蕾が紫になっているものもあります。これは、低温による影響のためです。品質や味に影響を及ぼすものではありません。

そのため、紫のブロッコリーを選んでも美味しく食べられますよ。しかし、黄色に変色しているブロッコリーは避けた方が無難です。

 

茎を確認する

茎は、以下の条件に当てはまっているか確認しましょう。

  • ツヤのある茎をしている
  • 変色や傷などがない
  • 切り口が瑞々しいと同時に、空洞がない

空洞が見られたり茎がしなびていたりするブロッコリーは、高い確率で水分が抜けています。食感が悪いと感じる可能性があるので、ずっしりと重みのあるブロッコリーを選びましょう。

 

外葉を確認する

ブロッコリーに外葉がついている場合、その葉がしおれていないか確認しましょう。しおれているのは鮮度が落ちている証拠です。なるべく、みずみずしさのあるものを選びましょう。

こちらの記事ではおすすめ野菜宅配25選を紹介しています。新鮮な朝どれ野菜を自宅まで、届けてくれるサービスなどもありますので、鮮度のいい野菜を食べたい方におすすめです。

ブロッコリーを使った簡単レシピ

最後に、誰でも簡単に作れるブロッコリーのレシピを紹介します。どのようなメイン料理にも合うのでおすすめですよ。

 

ブロッコリーのさっぱりツナ和え

ブロッコリーとさっぱりツナ和えを作るために必要な材料は以下の通りです。

  • ブロッコリー:300g
  • 水:適量
  • 塩:ひとつまみ
  • ツナ水煮:50g
  • (A)ポン酢:大さじ1.5
  • (A)白すりごま:小さじ2
  • (A)ごま油:小さじ1
  • (A)すりおろしニンニク:小さじ1/2

レシピは以下の通りです。

  1. ブロッコリーの茎を切り落とし、小房に分ける
  2. 水に浸したら、ザルに上げて水気を切る
  3. 耐熱ボウルにブロッコリーを入れ、塩をふる
  4. ふんわりとラップをかけ、600Wの電子レンジで3分加熱する
  5. 粗熱を取ったら、ボウルに(A)とツナ水煮を入れて和える

 

ブロッコリーとトマトのハーブチーズサラダ

ブロッコリーとトマトのハーブチーズサラダを作るために必要な材料は以下の通りです。

  • ブロッコリー:100g
  • トマト (100g):1個
  • ゆで卵:1個
  • 【ドレッシング】
  • オリーブオイル:大さじ2
  • 粉チーズ:大さじ2
  • ハーブソルト:小さじ1/4
  • 黒こしょう:ひとつまみ

レシピは以下の通りです。

  1. トマトを8等分のくし切りにし、半分の長さに切る
  2. ゆで卵を半分にしたら、さらに4等分に切る
  3. ブロッコリーを小房に分ける
  4. 耐熱ボウルに入れてラップをかけたら、500Wの電子レンジで2分加熱する
  5. ボウルにドレッシングの材料を入れ、混ぜる
  6. 1と4を加えて和える
  7. 最後に2を加えてよく和える

まとめ

今回は、ブロッコリーの保存方法を紹介しました。ブロッコリーは、常温・冷蔵・冷凍、どの方法でも保存できます。

しかし、おすすめは“冷凍”です。冷凍すれば、1〜2ヶ月保存できますよ。冷凍すると解凍したとき、水っぽくなります。

これを防ぐために、今回紹介したフライパンでの蒸し解凍を試してみてください。食感があまり損なわれずに解凍できるので、美味しく食べられますよ。

こちらの記事では、当日配送のおすすめネットスーパー15社を解説しています。配達エリアや時間、注意点も紹介しているので参考にしてください。