庭木の剪定方法|適切な時期やコツ・おすすめ業者や費用相場

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庭木 剪定

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庭木の剪定にお困りではないでしょうか。
いろいろな種類の庭木がある方は、一年中剪定をしている…という方もいるかもしれません。
今回は、庭木の適切な剪定時期と剪定すべき枝についての解説します。
そして、剪定のコツについてお話していきたいと思います。
ぜひ、今後のご参考にしていただけたら幸いです。

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庭木の剪定とは

木 剪定

庭木の剪定は、庭木が気持ちよく育つようにお手入れをしてあげることです。
具体的には庭木を切って形を整えたり、風通しをよくしたりする作業を剪定と呼びます。
剪定の目的は見た目をキレイにすることはもちろん、枝を切って養分のめぐりをよくしたり、病虫害の発生を防ぐ効果があるとされています。

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庭木の適切な剪定の時期

木

剪定をしようと実行する前に、剪定には大まかに3つのタイミングがあることを知っておきましょう。
3つのタイミングとは、「春剪定」「夏剪定」「冬剪定」です。

春剪定

春剪定は、主に3月~6月の梅雨入り前の剪定です。
新芽が出始め、成長していく時期にするものです。
この時期には、常緑樹の剪定をしましょう。

夏剪定

夏剪定は、主に8月~9月ごろの剪定です。
夏の間に茂った枝や葉を剪定し、樹木の形を整えたり、日当たりや通気性を良くするのが目的です。

冬剪定

冬剪定は、主に12月~2月ごろの剪定。
この時期に剪定するのは落葉広葉樹です。
不要な枝や葉を切って減らすのが目的です。

種類別の剪定時期

ここでは庭木の種類別に、剪定時期を見ていきましょう。
また、剪定には「強剪定」と「弱剪定」があります。
「強剪定」は枝を長く切り取ることで、「弱剪定」は枝を短く少しだけ切ることです。

常緑針葉樹

常緑針葉樹は、細く先が尖っている葉をつけるもの。
マツ、スギ、ヒバなどが有名です。
強剪定は、新芽が出始める3月~4月ごろに行うのがよいでしょう。
この時期に行うことで、樹形が美しくなります。
また常緑針葉樹は寒さに強いので、弱剪定は11月頃まで行えます。

常緑広葉樹

常緑広葉樹は、大きく平たい葉をつけるのが特徴です。
ツバキ、オリーブ、キンモクセイなどが有名。
強剪定は、新芽が出始める3月~4月か、新芽の生長が落ち着いた5~6月ごろがおすすめです。
真夏は、木に大きな負担がかかるので避けましょう。
弱剪定は、寒くなる前の9~10月ごろに行うのがよいでしょう。

落葉広葉樹

落葉広葉樹の剪定は、12月~2月ごろの庭木が休眠している落葉期間に行うのがおすすめです。
この時期であれば葉が落ちて樹形が見やすいですし、休眠期で切り口から病原菌が入りにくく、太めの枝を剪定をしても木に負担がかかりにくいからです。

剪定する枝の名前と剪定方法の種類

枝

ここでは、剪定の際に切るべき枝の名前と剪定方法の種類をご紹介します。
剪定作業において、どの庭木でも共通して切るべき「忌み枝(いみえだ)」というものがあります。
この忌み枝を剪定せずに残してしまうと、木の形が崩れたり、花や実がつきづらくなる可能性があります。

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剪定する枝の名前

剪定すべき忌み枝には、いくつもの種類があります。
ここでは忌み枝に、どのような種類があるかみていきたいと思います。

徒長枝(とちょうし)

樹木から飛び出すように伸びた枝。
これは極端に生長が早いためであり、養分を優先的に使ってしまうので正常な生育を阻害する原因になります。

立ち枝(たちえだ)

上の方向に伸びてしまった枝。
通常の枝は横に伸びていくので、立ち枝があると木の形が乱れます。

平行枝

下に出ている枝に重なるように生えている枝。
枝が入り組み、形を悪くします。
またそのままにしておくと下の枝に日の光が届かない原因となるため、枯れやすくなります。

逆さ枝

ほかの木の枝が伸びる方向とは、反対の向きに伸びている枝。
切らないと枝が入り組んでしまいます。

からみ枝(交差枝)

他の枝に交差するように伸びている枝。
木が込み合ったり、枝同士があたってしまいます。

幹吹き枝(胴吹き枝)

木の幹から伸びてきている新しくて細い枝のこと。
養分を率先して使ってしまうことが多く、木の生育を妨害する原因にもなります。
また形を乱します。

腹切枝

腹切枝は、幹を横切るように伸びてしまっている枝。
枝が入り組んでしまい、木のバランスも乱れます。

ヒコバエ

ヒコバエは、株元から生えている若い枝のこと。
養分を優先的にもっていき、生育が遅れてしまう恐れがあります。

懐枝(ふところえだ)

幹と枝の内側からはえる細い枝のこと。
枝が混み合う原因になってしまい、日が当たりにくいので枯れやすくなります。

かんぬき枝

幹と同じ高さのところに2本出ている枝。
バランスを悪くさせます。

下がり枝

下がり枝は、その名の通り下方向に長く伸びている枝のことです。
日が当たりにくいため、枯れやすい枝です。

車枝(くるまえだ)

ある1か所から何本も出ている枝のこと。
木の形がくずれ、枝が込み合う要因になります。

剪定方法の種類

続いては、剪定方法の種類について解説します。

透かし剪定

伸び過ぎたり混みあっている枝を透かして、木の形を維持し日当たりと風通しを良好にすること。
生長を促し、病害虫の被害を予防することを目的とした剪定法です。
「荒透かし」「小透かし」など、透かす程度により呼び名が異なります。
荒透かしは、忌み枝を中心に抜いていく剪定で、小透かしは枝の先に細かく行う剪定
枝や葉のある分岐点で、外側の枝や葉を残して内側を落としてすっきりさせます。

切り戻し(切り返し)剪定

切り戻し(切り返し)剪定は、枝を短く剪定し、全体をコンパクトにする剪定です。
大きくなりすぎた庭木を小さくするためや、樹形や見た目が気に入らない庭木を仕立て直すときに最適な剪定方法です。

切詰め剪定

切詰め剪定は、樹木が大きくなりすぎて縮めたい時や、葉の茂りを調整したいときに行う剪定。
枝元を切るのではなく、枝に芽が生えている3ミリほど上を斜めに切ります。

刈り込み(刈り上げ)剪定

刈り込み(刈り上げ)剪定は、刃の長い刈り込みバサミや剪定用のバリカンを使用して、枝葉の長さと形を整えることです。
美しい形をつくることが目的の剪定ですので、枝葉の量自体はあまり調節しません
そのためこの剪定は、生垣やトピアリーの剪定に適しています。
手っ取り早く見た目を整えたい場合は、刈り込み(刈り上げ)剪定をしましょう。

芽摘み剪定

芽摘み剪定は、伸びすぎた芽を摘み取り全体のバランスを整えることと、小枝を増やすのが目的の作業です。
植物には、最上部にある芽だけが成長していく性質があります。
放っておくと他の芽が成長しないので、最上部にある芽を摘むことが必要
芽摘みを行うことで芽が均一に生長し、美しい形を保つことができます。

不要枝の切り方の注意点

剪定

不要枝を切る時の注意点としては、切りたい枝を剪定バサミや剪定のこぎりで握り、下向きに力を加えながら切ります
そうすることで枝とハサミの摩擦が減り、切断しやすくなります。

また体力がない方や高齢の方は、軽いハサミを使うのもおすすめ。
上の方の枝を切るときに使う高枝切はさみは、とくに重いものだと扱うのが大変です。
手の大きさにあったハサミを使うのも、負担をかけずスムーズに剪定を行えるポイントです。

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どの剪定バサミを買えばいいか迷っている方は、おすすめの剪定バサミの選び方・手入れのポイントや注意点を紹介した記事も読んでみてください。

庭木の剪定に必要な道具

剪定 はさみ

庭木の剪定作業時に必要な道具は、剪定バサミ、剪定のこぎりに加え、作業用手袋、ほうき、チリ取り、ゴミ入れなどです。
また、必要に応じて脚立やヘルメットを用意しましょう。

こちらの記事では、おすすめの剪定はしごを紹介していますので、高い木の剪定を行う際は、ぜひ参考に脚立を選んでください。

庭木の剪定のコツ

剪定

続いては、庭木の剪定のコツをご紹介します。

剪定のコツ1.切る枝を見極める

どの枝も自由に剪定してよいというわけではありません。
先ほども紹介しましたが、いわゆる「忌み枝」が切るべき枝です。
必ず確認し、もし分からないものがある場合には切らない判断をしてもいいと思います。

剪定のコツ2.剪定を適切な時期にする

庭木の枝葉が茂っているのを見ると、早いうちに剪定してしまいたいと考える人もいるかもしれません。
しかし、剪定は庭木に負担がかかる作業です。
適切な時期に行わなければ、庭木が弱ってしまう可能性もあります。

剪定のコツ3.木に優しい切り方で切る

剪定は木に優しくやりましょう。
たとえば、枝の剪定をするときは「枝の根元」を切り落としましょう
この方法をとると「カルス」が生成されやすくなり、剪定で樹木が弱るリスクを減らすことができます。
「カルス」とは庭木が切られた部分を塞ぎ、病原菌の侵入や樹液の流出を防ごうとするものです。
(人間のカサブタをイメージしてもらうと分かりやすいかもしれません)

枝の根元はカルスが生成されやすく、枝の途中は生成されにくいので、根元で切るようにしましょう。

細い枝の剪定のコツ

枝には外芽と内芽があります。
内芽を残すと、枝は不自然な形に伸びてしまいます。
ですので、外芽より先で剪定しましょう。
芽に近い場所で剪定すると芽が傷んでしまうので、芽の上5~10mmほどの位置で芽の方向に合わせて切ります。

太い枝の剪定のコツ

太い枝の場合は枝の根元から少し先の部分に、下側から枝の厚みの半分ほど切り込みを入れます
そのあと枝先側を切り落とし、それから枝の付け根側を切ります。
剪定後の切り口には、癒合剤を塗るのもおすすめです。

硬い木の剪定のコツ

カシ、ケヤキ、ムクなどの庭木はとても硬いことで有名です。
これらの庭木を剪定する場合は、枝に対して少し斜めに切るのをおすすめします。
繊維に沿って少し斜めに切断し、そのあと尖ったところを切断すると上手にカットできます。

のこぎりでの剪定をお考えの方は、おすすめの剪定のこぎりの使い方や種類の違い・手入れの方法を紹介した記事もご覧ください。

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ここまで、剪定すべき枝や剪定のコツを紹介してきました。
しかし庭木がたくさんあったり、体を痛めていて剪定作業が辛いという方もいることでしょう。
そんな時は、業者を頼ってみるのも1つの手です。
業者に依頼すれば、時間や手間を節約することができます

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庭木の種類によって料金の差はありますが、現地調査は無料になっているので頼みやすいのもポイント。
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こちらの記事では、剪定にかかる料金の相場を紹介していますので、あわせて参考にしてください。

まとめ

庭木

今回は、庭木の剪定方法についてお話ししてきました。
剪定は、庭木が健康に育つために欠かせない作業です。
剪定をしないと、だんだんと背が高くなり自力での剪定が難しくなります。
業者に頼んだとしても高所での作業となるので、料金が高くなってしまう場合も。

また枝葉が隣地に落ち、ご近所トラブルになることもあるかもしれません。
年に1回程度で十分ですので、運動も兼ねて剪定に取り組んでみてはいかがでしょうか?

こちらの記事では、剪定シートの選び方を紹介しています。剪定を行う際は、剪定シートを敷くと効率よく行えますので、ぜひ活用してください。