花のサブスクとは?おすすめのお店16選や選び方もわかりやすく解説
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花のサブスクは自宅に花が届く定期便で、ここ数年で一気に知名度を上げました。テレビのCMで放送されたこともありますが、おうち時間の増加で在宅時間を充実させたい方に広まったのかもしれません。
数年前まではほとんど知られておらず数の少なかった花のサブスクですが、現在は人気のサービスが増えてきています。しかし、サービスが増えたことによって、料金面や利用のしやすさなど、初めての方であれば悩んでしまうでしょう。
そこで、この記事では「花のサブスクとは何なのか」だけではなく、おすすめのお店や選び方まで解説していきます。花のサブスクを始めると決めた方も、少し気になっている方にも参考になる内容です。
花のサブスクとは?
初めに、花のサブスクについてわかりやすく解説していきます。
定期的に花が自宅に届くサービス
サブスクはサブスクリプションの略称で、定額料金を支払うことで、定期で受けられるサービスのことです。1ヶ月単位で設定されていることが多く、花の場合は月額料金を支払うことで定期的に自宅へ花が届きます>。
ただし、月額などによって届けられる回数や花の量などは変化します。ここはサービスによってさまざまなため、後ほどご紹介する「おすすめの花のサブスク」で確認してください。
配達方法は2つ
花のサブスクは自宅に届きますが、配達方法はサービスによって異なり、基本はポスト投函と宅配便の2つです。
ポスト投函は在宅の必要もなく、気軽に受け取れます。宅配便の場合は対面での受け取りなど、少し面倒な部分は増えますが、花の形が崩れにくいといったメリットもあります。
このあたりはサービスごとにも異なるため、自分に都合の良い受け取り方を考えておくと良いでしょう。
こちらの記事では、ガーデニング初心者におすすめの花を紹介しています。
花のサブスクの選び方
続いて、花のサブスクの選び方を解説します。どの部分を基準に選ぶかが難しいため、少し細かい内容ですが参考にしてみてください。
配達方法
まずは配達方法です。前述した通り、花のサブスクはポスト投函と宅配便の2つに分かれます。
ポスト投函は受け取りの必要がないため、対面を避けたい場合や留守の多い方に向いています。
直接受け取りがいらないという部分から、デメリットがないように感じるかもしれません。しかし、ポスト投函で大きな花の配達は難しく、形が崩れてしまう可能性があります。
宅配便はそういった心配がなく、大きな花でも小さい花でも形を崩しにくいのが特徴です。ただし、不在時は受け取りできないといったデメリットもあり、人によって向き不向きが分かれます。
切り花か鉢植え
花のサブスクの基本は切り花ですが、サービスによっては鉢植えもあります。切り花は飾りやすいものの、長くは持ちません。
鉢植えは育て方次第で長持ちします。しかし、土を使うことから虫の発生や花が無くなった後に土の処分で困る可能性があります。
どちらも一長一短ではありますが、気軽に楽しみたいなら切り花、手間がかかっても長く楽しみたいのであれば鉢植えがおすすめです。
利用頻度
サービスによって配送間隔はさまざまですが、基本は1週間ごとや隔週、1ヶ月に1回などです。水を毎日替えておけば、切り花の場合は1週間から10日ほど持ちます。
そのため、1週間に1回のペースでは花瓶がいくつか必要になるかもしれません。常に花が飾ってある状態にしたいのであれば毎週、少し間が空いてもよければ隔週がおすすめです。
もし、たまに花を飾りたいということであれば、1ヶ月に1回でも十分に楽しめます。
配達エリア
花は生ものということもあり、全国を配達エリアとしていることは珍しいです。どうしても北海道や沖縄はエリア外となっていることが多く、使えない可能性が高くなります。
自宅が配達エリアに入っていない場合、当然ですが注文できません。後の項目でおすすめの花のサブスクをご紹介しますが、配達地域も表記しているため参考にしてください。
送料
花のサブスクは自宅まで届けることから、送料が発生します。送料は込みの場合も別の場合もあるため、最初に確認しておきましょう。
送料が別になっている場合、花の価格が極端に安く感じるかもしれません。しかし、送料込みで計算しておかないと、後で予想より高い請求になることもあります。
今回ご紹介する16選のサービスに関しては、送料をわかりやすいように記載しておきます。
梱包方法
物であれば多少は雑な梱包でも問題はありません。しかし、花は物と同じにはいかないため、梱包方法が重要です。
ポスト投函のサブスクでも専用で薄型の箱を使用したりと、工夫しているサービスが多いです。そのため、ほとんど心配はいりませんが、できれば利用する前に公式サイトで梱包方法を確認しておきましょう。
1回限りで使える
サブスクの基本は定期購入です。月額料金を支払って、毎月決まった数の花が自宅に届きます。
自分の楽しみだけだと十分ですが、花を人に贈りたくなることはないでしょうか。両親や仲の良い友人など、そういった機会が多いのであれば、1回限りで使えるプランがあるか確認しておきましょう。
せっかく花の定期便を利用しているのに、プレゼントだけ別のサービスになると面倒です。
キャンペーン
花以外のサブスクでは、初回無料や何日無料など、新規入会の方に向けたキャンペーンを実施しています。花のサブスクは商品があるサービスのため、代金無料というのは珍しいものの、配送料無料や初回だけ割り引かれた価格で購入できる場合もあります。
初回限定のキャンペーンも多いため、気になるサブスクを定期的に確認してみましょう。
運営元
花を取り扱うサブスクは、花屋さんが運営していると考えるでしょう。しかし、実際には運営自体は別の企業が行っていることも多く、提携している場合もあります。
おすすめは、花屋さんが直営しているサブスクです。大きなメリットは花が新鮮という部分で、届いた段階ですでに枯れているといったことが少なくなります。
自社から直接配達することで到着までの時間も短く、花が傷む可能性も少なくなります。また、花のプロが取り扱うことから、梱包方法にも期待できます。
こちらの記事では、ベランダガーデニングの始めかたについて解説しています。
おすすめの花のサブスク16選
おすすめの花のサブスクを16選ご紹介します。各サービスの比較表も確認しておいてください。
1回分の料金(税込) | 送料(税込) | 配達方法 | 配送エリア | 配達頻度 | 1回での利用 | 配送スキップ | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
+hana (タスハナ) | 528円〜 | 330円 | ポスト投函 | 北海道・九州・沖縄・離島以外 ※東京都内からゆうパケットで3日以上のエリアも配達不可 |
月1回・2週に1回 | 不可 | 可能 |
HitoHana (ひとはな) | 1,320円〜4,950円 | 通常無料 クール便220円 |
宅配便 | 北海道・沖縄・九州・離島以外 | 月1回・2週に1回・週1回 | 可能 | 可能 |
https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=3T2LTI+7MGUNM+4QZA+5YJRM | 880円 | 385円 | ポスト投函 | 沖縄・離島以外 | 月1回・2週に1回・週1回 | 不可 | 可能 |
LIFFT (リフト) | 1,480円〜 | 無料 ※その他の商品は600円〜 |
宅配便 | 沖縄・離島以外 | 月1回・2週に1回 | 可能 | 可能 |
bloomee (ブルーミー) | 550円〜 | 275円〜550円 | ポスト投函 | 離島以外 | 2週に1回・週1回 ※4回目までは隔週への変更不可 |
可能 | 可能 |
hanameku (ハナメク) | 858円〜2,680円 | 無料 | ポスト投函・宅配便 | 沖縄・離島以外 | 月1回・2週に1回・週1回 ※プランで異なる |
不可 | 可能 |
medelu (メデル) | 698円〜2,508円 | 無料 | ゆうパック 北海道・東北は定形外郵便 |
沖縄・離島・山間部以外 | 2週に1回・週1回 | 不可 | 可能 |
Pure flower(ピュアフラワー) | 950円 | 無料 | 直接手渡し | 東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県・栃木県・静岡県・石川県・富山県・愛知県・岐阜県・三重県・大阪府・兵庫県・京都府・奈良県・広島県・山口県・福岡県 | 2週に1回 | 不可 | 可能 |
青山フラワーマーケット | 1,485円〜5,500円 | 500円〜 | 宅配便 | 北海道・沖縄・離島以外 | 月1回・3週に1回・2週に1回・10日に1回・週1回 ※プランで異なる |
可能 | 可能 |
ハナノヒ365days | 3,300円〜 | 無料 | 宅配便 | 全国 ※一部地域を除く |
月1回・2週に1回 | 不可 | 可能 |
FLOWER (フラワー) | 880円 | 396円 | ポスト投函 | 北海道・沖縄・離島以外 | 2週に1回 | 可能 | 可能 |
WEEKLY FLOWER (ウィークリー フラワー) | 730円 | 540円 | 宅配便 | 北海道・沖縄・九州 | 2週に1回・週1回 | 可能 | 可能 |
世界の花屋 | 5,500円 | – | 宅配便 | 沖縄・離島以外 ※時期によっては北海道と九州も配送不可 |
月1回 | 可能 | – |
カキトカザイ | 8,140円 | 2,000円 | 宅配便 | 北海道・沖縄・九州以外 | 月1回 | 不可 | – |
calm (カーム) | 850円〜5,500円 | 無料〜1,000円 | ポスト投函 | 北海道・沖縄・離島以外 | 2週に1回・週1回 | 可能 | 可能 |
frantolive(フラントリーブ) | 1,000円〜1,520円 | 無料 | 自社配達 | 東京都・千葉県・神奈川県・埼玉県 ※一部地域を除く |
2週に1回 | 不可 | 可能 |
+hana(タスハナ)
+hanaは、花の市場から直送されるサブスクです。一般的な花屋さんに並ぶ花ばかりではなく、色や形が不揃いのもの、試作の品種などが混ざって届きます。
無駄をなくすことでSDGsにも貢献でき、自分では買いに行けないような花が楽しめます。さらに、花が傷まないように切り花用のゼリーで保水しているため、安心感も高いサービスです。
HitoHana(ひとはな)
HitoHanaは、花のサブスクの中では登録者数が多く、20万人以上が利用しています。出荷は市場の近くの拠点からされるため、花が新鮮なのも特徴でしょう。
また、花の情報や手入れの方法が記されたカードが付属するなど、初めての方でも安心です。
&flower(アンドフラワー)
住んでいる近くの花屋さんから届くため、花が新鮮で長持ちしやすくなります。他にも延命剤が付属し、枯れていた場合には交換対応もあるなど、安心感の高いサービスです。
さらに、送られてきた花やサービスが良くない場合、そのお店のブロックもできます。
LIFFT(リフト)
選べる基本のプランは2つあり、気軽なライトプランとしっかりとしたブーケのスタンダードプランです。どちらのプランにもオリジナルの「ジャーナル」という小冊子が付属し、より花への理解を深められます。
bloomee(ブルーミー)
テレビCMが放送されていたことからも有名なbloomeeですが、料金も550円からと、継続が必要なサブスクらしい低価格です。花の大きさがちょうど良く、一人暮らしでも十分に飾れる大きさです。
また、花のガイドブックも付属するなど、初心者にも優しいセットになっています。
hanameku(ハナメク)
hanamekuでは3つのプランがあります。気軽にポスト投函で楽しめるライトプラン、自分で飾るセルフアレンジプラン、フタを開けるだけのスタンダードプランです。
どのように楽しみたいかで決められるため、育てる自信がない方から自分で好きに飾りたい方までぴったりのプランを選べます。
medelu(メデル)
medeluは、創業から100年以上も花に関わってきている花のプロです。スタッフが花の仕入れから梱包まで一貫して行うという、他のサービスとは違った特徴があります。
プランは部屋に合わせた色選びだけではなく、量も調整できます。
Pure flower(ピュアフラワー)
Pure flowerは他のサブスクとは違い、自店のスタッフが届けてくれます。その分、配達エリアは狭まってしまいますが、直接届けてもらえる安心感の高いサービスです。
花が潰れるといったことも少なく、問題があった場合は次回の配達でサービスしてもらえます。
青山フラワーマーケット
青山フラワーマーケットは定期便だけではなく、単品のブーケなども多く揃っています。そのため、普段は自分用に定期便、誰かにプレゼントしたい時には単品で購入も可能です。
ハナノヒ365days
ハナノヒ365daysは、全体的に価格設定が高めです。これは、全てのコースでボリュームがあるからであり、ただ高いわけではありません。
しかし、一人暮らしでちょっとしたスペースに置きたいという方には向かない可能性もあります。
FLOWER(フラワー)
定期はシンプルな1コースのみですが、価格設定が安く気軽に始められます。基本的には明るめの花が多くボリュームが少なくても十分な存在感があります。
また、1回限りで購入できるブーケも不定期で販売されているため、プレゼントにもぴったりです。
WEEKLY FLOWER(ウィークリー フラワー)
WEEKLY FLOWERも定期はひとつのコースのみですが、宅配便ながら送料を入れても1回1,270円(税込)という低価格です。契約期間も1週間単位と短いため、お試しもしやすくなっています。
世界の花屋
世界の花屋はサブスクが中心ではありませんが、ひとつのコースのみ定期便も展開しています。定期便では日本の花だけではなく、世界の花を楽しめます。
ここが他のサブスクとは異なる部分で、日本ではなかなか見かけないような花も届くため、他とは違うものを求める方におすすめです。
カキトカザイ
カキトカザイの定期便は少し高く、8,140円(税込)の1コースのみです。ただし、初回は花を飾るための花器と、手入れに必要なハサミが付いてきます。
また、花は里山から技師が剪定してくるため、ほかのサブスクとは内容が一味違います。
calm(カーム)
calmの定期便は、毎週末に届けられます。週末という部分で受け取りが’気になるかもしれませんが、ポスト投函のため在宅の必要はありません。
さらにオリジナルブーケや仏花の定期便もあるため、シーンに合わせて利用できます。
frantolive(フラントリーブ)
季節の花束コースは量を調整できます。基本でも十分な量ですが、最大で2倍にまで増やせるため、ボリュームを出したい場合だけではなく、何箇所かに飾ることも可能です。
こちらの記事では、ベランダ菜園のはじめ方を解説しています。
花のサブスクで確認しておくこと
花のサブスクを始める前に、いくつか確認しておくべき内容を解説します。
中断や解約は簡単か
サブスクは定期便という部分で便利なサービスですが、その分、長期で家を空ける場合にも届いてしまいます。そのため、中断が可能かどうかは確認しておきましょう。
また、解約に関しても、最低継続期間が設定されていないかが重要です。気軽に初めて何ヶ月も解約できないなどがあると、金銭面だけではなく、受け取りの手間もかかってしまいます。
送料込みの値段を確認する
送料込みのサービスもありますが、送料が別の場合は自宅の住所で確認しておきましょう。送料を一律としているサービスが多いものの、地域によって変わる場合もあります。
花が傷んでいた場合の交換はあるのか
花を自宅まで配達してもらうため、届いた時点で傷んでいる可能性もあります。そういった場合、交換してもらえるかが重要です。
お金を支払っている以上、何かあれば交換対応してくれるサービスが良いでしょう。
花のサブスクで得られること
最後に、花のサブスクを始めることで得られること、メリットを確認しておきましょう。
常に花がある空間になる
いままでは花を自宅に飾るためには、花屋さんへ買いに行く必要がありました。スーパーや花屋さんが近くにある場合は良いですが、近くになければ買いに行くのは大変です。
花のサブスクは定期的に自宅まで届けてくれるため、買いに行く手間もなく、間隔によっては自宅が常に花のある空間になります。
季節を感じられる
花のサブスクは季節に合った花を届けてくれます。自分で好きな花を選べないのはデメリットに感じるかもしれません。
しかし、自分が知らなかった季節の花が届くこともあり、自宅にいながら季節を感じられます。
まとめ
花のサブスクは多く登場していますが、今回は16選としてご紹介しました。花を定期購入するのには違いはありませんが、さまざまなサービスがあるため、それぞれ特徴が異なります。
今回の記事を参考にし、自分に合った花のサブスクを選んでみてください。