金柑の剪定方法-適した時期や注意するポイント・育て方のコツ

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金柑

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金柑は可愛らしい小さな実がつく果樹ですが、2mほどの高さまで成長することもあります。金柑の木を小さくしたいと思って金柑の剪定をしても、やり方を間違うと木が枯れたり実がならなかったりして、失敗してしまうかもしれません。

金柑の剪定の適切な時期や、金柑の育て方のポイントを紹介します。金柑の上手な剪定方法を知って、元気な金柑の木を育てましょう。

高く育った金柑や自分で剪定するのが難しい場合は、専門の剪定業者に依頼するのもおすすめです。

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金柑の特徴

金柑

まずは金柑とはどのような木なのか、特徴を知っておきましょう。

金柑にはさまざまな種類や品種があります。大きく分けると、食用の金柑と観賞用の金柑があります。

  1. 実を食べられる金柑の代表:ネイハキンカン・マルキンカン・ナガキンカン
  2. 観賞用で好まれる金柑の代表:チョウジュキンカン・マメキンカン

ネイハキンカンは市販で流通しているので、もっとも一般的な種類と言えます。11〜13gの重さがある大きな実が特徴的です。

対照的に観賞用のマメキンカンの実は小さく、重さは1gほどです。盆栽として楽しめるでしょう。

金柑の剪定方法

剪定

金柑を上手に剪定するには、剪定時期の見極め、そして木の大きさに合わせた剪定方法を知ることが必要です。剪定時期と剪定方法について詳しく見てみましょう。

金柑の剪定に適した時期

金柑は9月頃に実を結びはじめ、11月〜12月ごろに黄色く色づいたら収穫できます。

剪定は、そのずっと前の3月〜5月がおすすめです。夏に入る前に剪定することで、枝が日当たりを邪魔せず、成長期に十分な日光を浴びられるでしょう。

成長期に入る前に剪定するのは、金柑の収穫を毎年楽しむためでもあります。芽がつきはじめた枝先を切り落としてしまうと、翌年に実がならない可能性があります。

元気な金柑の木を保つため、またおいしい実を毎年収穫するために、春ごろの剪定のタイミングを逃さないようにしましょう。

金柑の正しい剪定方法

金柑の剪定を簡単に概観すると、次のようなステップになります。

  1. 金柑の幹から生えているしっかりした主枝を見つける
  2. 主枝の枝先を樹形に沿って整える
  3. 主枝から分かれ出ている細い枝を切る
  4. 枯れている枝を切り落とす

加えて、金柑の木がどれほど成長しているかに合わせて剪定方法を変えましょう。金柑の苗を購入する際は、苗が何年目のものか確認してください。

植え付けから3年目までのものは、樹形をつくる剪定が必要です。それ以降のものは、間引き剪定を行います。それぞれ剪定方法が異なるので、詳しく確認しましょう。

金柑の剪定方法1.植え付けから3年目まで

植え付けたばかりの金柑は、樹高が40~50cmの高さになるように切りましょう。枝は三分の一に切りそろえます。

細い枝が密集すると日当たりが悪くなるので、混みあっているところは付け根から切り落として幹に日が当たるよう剪定しましょう。曲がって生えたりしている枝や邪魔になるような枝を切って、日が当たるスペースを確保すると、金柑の木全体が成長しやすくなります。

金柑の剪定方法2.植え付けから3年目以降

3年目以降も細かい枝が伸びて混みあわないように、日当たりや風通しを考えて剪定しましょう。3年目で実をつける場合もありますが、株が充実するまでは実がなっている枝も間引きすることで、よりしっかりした木として成長し、おいしい実を収穫できます。

3年目以降になると太い枝が増えてくるので、切りすぎると実がつけにくくなったり、雑菌が入ったりしてしまうので注意してください。

雑菌が入ると枯れる原因になるので、剪定しすぎないようにしましょう。太い枝を切ってしまった場合などは、殺菌剤を切り口に塗って対処できます。

3年目以降の剪定は、成長してほしい枝に日が当たるよう混みあっている所を間引く、花芽をつけていない枝を切るという点を意識するのがポイントです。

こちらの記事では、庭木の剪定方法を詳しく紹介しています。剪定のコツや必要な道具を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

金柑の剪定のコツ

金柑

金柑を剪定するにあたっての注意点やコツをまとめてチェックしましょう。

ほうき仕立てを行う

剪定は「ほうき仕立て」を目指しましょう。ほうき仕立てとは、ほうきを逆さにしたような樹形を指します。金柑の自然の成長に合わせた形です。

横に広がりにくい金柑の樹形を生かした形なので、幹から生える主枝を残しつつ、主枝から伸びて分岐する細かい枝が増えすぎないよう剪定しましょう。

きれいなほうき仕立ての樹形を作りたい場合は、それほど木が高くならないうちに支柱を立て、扇形に枝を誘引する方法もおすすめです。

軽く切る

十分な剪定は金柑の成長と結実に欠かせませんが、あまりに切りすぎてしまうと木が弱ってしまいます。切ったところから雑菌が入ると枯れてしまうので、切りすぎには注意しましょう。

剪定しなくても自然にほうき仕立てに近い形になるので、軽く切って樹形を整えるという意識で十分です。切りすぎなければ比較的簡単に形が整うでしょう。

専門業者に依頼する

金柑は育つと1m~2mになるので、大きくなりすぎて困る場合や、高所の剪定に不安を感じる場合は、専門業者にお願いしましょう。

自分の身長を超える場所の剪定は脚立を使った作業になり、ケガなどのリスクも高まります。

成長した金柑の木を剪定して小さくするには、切る枝の太さを見極めたり剪定後の枝のケアをしたりする必要もあるでしょう。未経験者が簡単にできるものではないので、プロに頼めば安心です。

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こちらの記事では、剪定にかかる料金を紹介しています。費用の相場をぜひ参考にして、専門業者に依頼してください。

金柑の剪定に必要な道具

剪定道具

よい道具選びは剪定において重要なポイントです。安全に金柑の剪定を行うため、おすすめの道具と上手な道具の選び方を紹介します。

剪定ばざみ

普通のはさみや園芸用の植木ばさみではなく、短く厚みのある刃のついた剪定ばさみを用意しましょう。枝を切るのに適した仕様になっているので、枝の切り口をつぶしたり傷めたりすることなく剪定が可能です。

剪定ばさみには「バイパスタイプ」と「アンビルタイプ」があります。バイパスタイプは上と下の刃が両方動き、鋭く切れてきれいな切り口になります。

上の刃だけが動くアンビルタイプは、太くて固い枝にもおすすめです。

切り口がつぶれてしまうと、そこから雑菌が入り病気の原因になるので、切り味が悪いはさみは使わないようにしましょう。

剪定ばさみの選び方は、手に合うサイズや握りやすさがポイントです。剪定ばさみのサイズは、自分の手のひらの長さに合わせて選びましょう。一般的なサイズは18㎝~20㎝ですが、手のひらが小さい人に合わせた16㎝のものなどもあるので、女性にもおすすめです。

下記の記事では、剪定ばさみの選び方について詳しく解説しています。おすすめの剪定ばさみなども紹介していますので、参考にしてください。

剪定のこぎり

同じのこぎりでも木工用と違い、剪定用ののこぎりには枝を切るためのカーブなどがついています。剪定ばさみでは切れない太い枝の処置に適しています。

剪定のこぎりもいくつか種類があるので、都合に合わせて選びましょう。

折りたたみタイプは、折りたたんで刃をしまえるので、保管や持ち運びが安全に行えます。とはいえ、より強度の高い安定感のある切れ味を望むなら、折りたたみではないのこぎりがいいでしょう。

刃がカーブしているピストル型は、枝が混みあっているところでも扱いやすくおすすめです。フッ素加工がされていると、樹脂などの付着物をぬぐいやすいので、手入れが楽でしょう。剪定の状況に合わせて選び、利用しましょう。

剪定のこぎりについて詳しくは下記の記事をご覧ください。

軍手・手袋

安全な剪定作業のために軍手や手袋は必ず用意しましょう。枝の鋭い先や幹のささくれ、金柑の実のとげにも注意が必要です。

とげや枝が刺さらないようにするため、軍手は厚手のあるものを選びましょう。作業用のものやガーデニング用のものがおすすめです。

滑り止めが付いている軍手なら、剪定はさみや剪定のこぎりを扱いやすくなるでしょう。

こちらの記事では、草刈りに必要な手袋を紹介しています。怪我を防ぐためには、手袋でしっかり保護しましょう。

金柑を上手に育てる方法

金柑

金柑の剪定を適切な時期に行うとともに、収穫までしっかり栽培を行いましょう。金柑のおいしい実をたくさん収穫するための育て方のポイントも紹介します。

日当たりと水はけのよい場所に植える

金柑の栽培には日当たりのよい環境が必要です。じめじめした水はけの悪い場所ではカビなどの原因で病気になったり、根腐れを起こしたりしてしまいます。

水はけの悪い土にはたい肥や腐葉土などを追加して、土の状態を改良しましょう。鉢植えで金柑を育てる場合は、鉢の底に鉢底石をひき、果樹用の培養土で2年に1回の頻度の植え替えをするのがおすすめです。

鉢植えの金柑の水やりは、土の表面が乾いたら鉢の底から水が流れるほどたっぷり与えましょう。庭植えでは頻繁な水やりは必要ありません。日照りが続いて乾燥が続くときだけ水をあげるといいでしょう。

摘果をする

摘果とは余分な実を摘みとる間引きのことです。摘果をすると、1つひとつの実が美しく栄養たっぷりに成長できます。

すべての実を育てて収穫しようとすると、それぞれの実に栄養が行き渡りづらくなり、翌年の実付きも悪くなります。固まって結実した場所や、上部の新しい芽、下部にたまった実などを摘みとりましょう。

害虫や病気の対策をする

アブラムシやイモムシなどの幼虫やカメムシ影響を受けたら、すぐに対処しましょう。

アブラムシは繁殖スピードが速く、集団でびっちり葉を覆うので、新しい芽に被害が出る前にテープで取り除いたり、薬剤で駆除したりする必要があります。イモムシなども食用旺盛で葉を食べ尽くしてしまうので、ピンセットや割りばしなどですぐ取り除きましょう。

白くなった葉はカビが原因の「うどんこ病」の可能性があります。周りの葉にうつってしまう前に切り取ってください。

実や枝に黒色の斑点があるのは「炭そ病」かもしれません。金柑の木全体に被害が広がるリスクがあるので、実は摘みとって捨てましょう。湿気の多い場所でかかりやすい病気なので、剪定で風通しをよくするのが大切です。

カメムシ駆除について紹介した記事も参照してください。

自分で金柑の剪定が難しいなら「剪定110番」

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金柑が大きくなると、高所の剪定などは安全のリスクを伴うかもしれません。

高所ではなくても、経験がなくて上手に間引きするのが難しいと感じる場合もあるでしょう。そのようなときはプロに任せるのがおすすめです。

業者に頼んで剪定してもらえば、自分で剪定するよりもより早く楽に作業が終わります。剪定にかかる手間や道具をそろえる費用などを、ひとまとめにできるでしょう。

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まとめ

金柑

金柑の剪定は暑くなる前に行うのが大切です。最適なタイミングで剪定をし、元気でおいしい金柑の実を楽しみましょう。

また、高くなりすぎてしまった金柑を自分で剪定するのは、危険ですので剪定業者に依頼するのがおすすめです。