トウモロコシは抑制栽培できる?|品種や育てるポイントを徹底解説

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とうもろこし 栽培

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甘くてシャクシャクとした食感で、子供から大人まで愛されているトウモロコシ。
最近ではスーパーでも葉っぱがついたまま販売されていることも多く、新鮮なトウモロコシを味わえる機会も増えてきました。

実はトウモロコシはとれたてだと、生でも食べられるくらい柔らかくて甘いんです…!
トウモロコシの実が大きいので育てるのは難しそうですが、実はコツさえおさえれば簡単に栽培できるんですよ。
ではさっそく、トウモロコシの栽培の特徴とコツについてチェックしていきましょう。

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トウモロコシは抑制栽培できるのか

とうもろこし

トウモロコシは、抑制栽培ができるのか気になる人も多いのではないでしょうか。
抑制栽培とは農業の言葉で、通常春から栽培するものを夏から栽培する方法です。

春から栽培するものを夏から栽培するのは、発芽しにくくなったり、台風の被害にあいやすくなるというデメリットも。
しかし実が成熟するときが秋の涼しい時期なので、長い間熟成することが可能になり、美味しいトウモロコシが作れるようになるのです。

また販売する場合は、他の生産者が作り終わった頃に販売できるので、売れやすいというメリットもあります。
抑制栽培をするときには、台風の影響を受けにくい小さめのサイズのものや、根っこを深くはる品種を選んで栽培することで失敗しにくくなりますよ。

トウモロコシ栽培の特徴

とうもろこし

高温で日当たりが良い場所を好むトウモロコシ。
イネ科で、phが6.0-6.5程度が好適土壌だと言われています。

トウモロコシの栽培のポイントは「確実な受粉」と「害虫対策」です。
受粉しやすくなるように人工的に手助けしてあげることや、2列に並べて栽培するなど工夫が必要。
また、アワノメイガなどの害虫の被害が出やすいので、受粉後に対策をすることがおすすめです。

こちらの記事では、トウモロコシの栽培方法を詳しく解説していますので、あわせて参考にしてください。

トウモロコシの栽培時期

とうもろこし

トウモロコシを育てる方法は、主に苗を育てる方法と、直まきする方法の2種類あります。
種から苗を育てて育成する場合は、まず3月後半から4月上旬にかけて種まきをします。
そして4月下旬に植え付けをし、6月下旬から7月下旬に収穫。

直まきをする場合は5月から7月上旬に種まきをし、7月末から9月末に収穫します。
抑制栽培をする場合は、これよりも2ヵ月〜3ヵ月程度遅らせて育成するのが一般的です。

ではトウモロコシは、どのように栽培するのでしょうか。
まずは、ポットで種まきをして育てる方法についてチェックしていきましょう。

1.種まきをして育苗する

トウモロコシの苗を育てるには、ポットに種をまいて育てるところから始まります。
ポットは、9cm程度のものがおすすめ。
1つのポットに種を3粒ずつまき軽く土をかけて、水をたっぷりかけて育てます。
3月後半はまだ夜は冷えるので、外で育てる場合はビニールハウスやカバーをかけるなどして暖かくしてあげましょう。

ビニールハウスやカバーなどを使う場合は、昼間日光が当たりすぎると高温になりすぎて、枯れてしまうこともあります。
日中はカバーをあけておくなどして、換気をしてあげることが大切です。
発芽した後は、間引きをせずそのまま育てます。

2.植え付けできるように土作りをする

トウモロコシの苗を育てている間に、植え付けをするための土作りをしましょう。
トウモロコシはとにかく日光を好むので、朝日と夕日をたっぷりと浴びられるように南北に畝(うね)を作ることがおすすめです。

また、根っこを深くまでしっかり張るので、深くまで耕して肥料を与えておくことが重要です。
スペースがない場合は1列でも問題ありますが、受粉させるために2列に畝を作るのがおすすめ。
株間は30cm程度、畝幅は90cm程度あけて作ります。
phは6.0-6.5が育ちやすいので、酸性やアルカリ性に大きく傾いている場合は、調整してあげることがおすすめです。

3.植え付けをする

畝を準備して、土壌に肥料を与えたら植え付けをします。
ポットに種をまいてから3〜4週間、長さは15cm程度になったタイミングがおすすめです。

ポットの下にまで根が増えて、絡み合っていることも多いので、根っこをなるべく切らないように手で土をほぐしながら、苗を1本ずつわけていきましょう。
株間30cmで2列に植えたら水をたっぷりとまきます。
直植えをする場合も同じく株間を30cmで穴をあけて、3粒ずつ撒いていきます。
トウモロコシはまとめて種をまくと発芽率がよくなるので、3粒同じ穴にまきますが、草丈が15cm程度になったタイミングで間引きましょう。

4.追肥や水やりなどの育て方

トウモロコシは肥料がたくさん必要になるので、追肥をすることが重要です。
1回目は草丈が50cm程度、本葉が5〜6枚程度になったタイミングが目安。
株元に追肥をして、同時に土寄せも行います。

2回目は、株の先に雄穂(ゆうすい)が見えた頃に行います。
雄穂が見えた1週間後が受粉のタイミング。
それまでにパワーを蓄えられるように、しっかりと肥料を与えておきましょう。

また、トウモロコシは根をしっかりと張るので、土寄せをして枝根を生やすのがポイントです。
転倒防止にもなりわき芽が出やすくなるので、追肥をするタイミングで土寄せも忘れず行ってください。
わき芽は光合成を促し転倒防止にもなるので、わき芽かきはせずそのまま残しておくのがおすすめです。

トウモロコシの栽培のコツ

とうもろこし畑

トウモロコシの栽培の方法は「種まき→育苗→植え付け→追肥→収穫」、もしくは「種まき→追肥→収穫」という流れになります。
種まきをするときには3粒ずつまいて発芽を促す、追肥をするときに土寄せをするなど細かいポイントはありますが、全体的なトウモロコシ栽培のコツはどのようなことがあるのでしょうか。

人工授粉させて収穫を増やす

トウモロコシは、メスの穂と雄の穂に分かれています。
雌穂は他の株から飛んできた花粉で受粉し、同じ株の中では受粉が難しい場合も。
確実に受粉させるためには、雄穂を切り取って雌穂(ゆうほ)にこすりつけて花粉をつけるのがおすすめです。

また、トウモロコシは品種が混じりやすいので、同じ畑では1種類のみ作ることがポイント。
同じ畑で複数の品種を作る場合は、100-200m以上離して育成することや、開花時期がずれるように種まき・植え付けをするなど工夫しましょう。

鳥や虫から守る

直まきでトウモロコシを育てるときは、発芽し始めた幼葉のときに鳥に食べられやすいので、注意が必要です。
不織布をべたがけしたり、ネットを作ったりして対策しておきましょう。

また、トウモロコシには「アワノメイガ」という害虫が雄穂に産卵し、幼虫が雌穂の実を食べることが多いんです。
アワノメイガがついてしまわないように、受粉が終わった雄穂は切り取っておくことがおすすめです。

トウモロコシはカラスの被害も受けやすい植物です。カラスの駆除方法はこちらの記事で紹介していますので、あわせて参考にしてください。

ヤングコーンを摘果する

トウモロコシは1株に2〜3本程度雌穂ができますが、実がぎゅっとつまったトウモロコシを作るためには1株に1つだけ雌穂を残すことが重要です。
摘果したコーンはヤングコーンとして食べられますよ。
ひげが出始めて1週間ころに摘果すると食べごろです。

まとめ

トウモロコシの雌穂の髭が茶色になると熟したサイン。
開花してから20〜25日程度たち、毛が茶色になってチリチリし始めたら収穫しましょう。

夜の冷えた時間に糖度が高くなるので、早朝に収穫すると甘いトウモロコシが収穫できます。
また、収穫後数時間で甘みが落ちてしまうので、できるだけすぐに食べるのがおすすめ。

すぐに食べないときには、茹でたあと冷凍しておくと甘いトウモロコシが食べられます。
トウモロコシはコツをしっかり抑えることで、初心者も簡単に栽培できます。
ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。