剪定はしごおすすめ7選‐選び方や掛ける際のポイントや注意点
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背の高い庭木を手入れするためには、はしごや脚立が必須です。ただし、剪定は高い場所で両手を使って行うため、作業に向いていないはしごでは危険を伴います。
庭木の選定には汎用ではなく、剪定専用のはしごを使いましょう。どのようなはしごでもよいのではなく、選び方や掛ける際のポイント、注意点もあります。
高所での作業になるため、自分で庭木を選定する場合には、十分に注意しての作業が必要です。
この記事では、「選定はしごのおすすめ7選」だけではなく、「はしごの選び方」や「はしごを掛ける際のポイント・注意点」も解説していきます。今後、自分での選定を考えている方は参考にしてみてください。
剪定はしごの種類
剪定はしごは1種類ではなく、さまざまな種類があります。まずは代表的な剪定はしごを3種類、紹介していきます。
はしご・枝打ちはしご
高所の剪定で多く使われているのが、はしごと枝打ちはしごです。はしごは一般的に想像できるもので、木などに立てかけて使います。
はしご単体では使えず、木などに固定する必要があるため、慣れが必要です。しっかりと立てかけたり固定ができていなければ倒れてしまう危険もあり、使用は十分に注意しましょう。
枝打ちはしごは特殊な形状で、通常のはしごよりも使いにくくなります。狭い場所では使いやすいですが、ロープを使った固定や安全帯の使用は必須です。
主に林業など、限られた場所でプロが使うようなはしごです。
少し危険性が高いように感じるはしごですが、その反面、重量が軽く持ち運びやすいといったメリットもあります。ただし、あくまで一般向けではないことを理解しておいてください。
脚立
一般的な家庭でも見かけることの多い脚立は、2つに折り畳める形状です。2つに畳めるので保管がしやすく、家庭でも使いやすい種類でしょう。
また、はしごのように立てかけたり固定する必要がないため、使用場所を選びません。ただし、地面が安定していない場所では危険なこともあり、すべてにおいて安全ではなく、使い方によっても変化します。
脚立の種類は多く、完全に開いてはしごと同じような使い方ができる商品や三脚など、一般的に使われることが多い剪定はしごです。
踏み台
踏み台は、構造上、脚立に似た作りをしていますが、足を乗せる部分が広くとられています。安定性が高く、屋外よりは室内で使われることが多いです。
高さがないため、剪定で使う場合には、比較的、低い木に向いています。
剪定はしごは三脚タイプがおすすめ
数多い剪定はしごの中で、最も使いやすいのは三脚タイプです。三脚タイプであれば安定性が高いだけではなく、はしごのように高所の剪定もできます。
はしごや枝打ちはしごはプロが使うようなはしごであり、安全性は高くありません。また、踏み台も高さがないため、庭木の剪定には向いていないでしょう。
脚立の中でも、一般的な四脚は地面が平な場合にのみ高い安定性を発揮します。しかし、剪定の場合には地面が平らでないことが多く、四脚では反対に安定しません。
三脚タイプであれば、支える部分が1本なので、一見すると不安定でも安定性の悪い地面では反対に安定します。脚立が一般家庭に最も向いているはしごであり、中でも三脚タイプが安定性と作業性を両立しているためおすすめです。
剪定はしごのおすすめ7選
剪定におすすめのはしごは、三脚タイプのものと解説しました。しかし、三脚タイプの脚立でもさまざまな種類が販売されています。
それぞれの特徴など、7つの剪定はしごを紹介します。
ハラックス アルステップ 伸縮式強力タイプ AP-9
アルミ製品を販売しているハラックスの三脚です。AP-3からAP-15まで大きさごとに展開しており、AP-9は中間ほどの大きさで、高さは2.7m、重量は9.5kgです。
それなりの高さがあるため、ほとんどの庭木に対応できます。
ピカコーポレイション 三脚脚立
こちらの三脚は足を乗せるステップが広めに設計されており、脚立の中でも安定した作業を可能とします。高さは2.32mと高すぎず、重量も7.8kgで軽めです。
極端に高い庭木だと届かないこともありますが、一般的な家庭の庭木であれば対応できます。
アルインコ(ALINCO) 三脚脚立
アルインコは、建築用の足場などを製造しており、その技術を活かした三脚も注目されています。はしごを支える支柱が太めに設計されているため、不安定な地面でも安定性が高くなります。
高さも2m以下から3m超えまで幅広く展開し、木の高さに合ったサイズを選びやすいです。
アルミス 組立式アルミ園芸三脚
こちらの三脚は組立式を採用しているため、収納しやすくなっています。高さも2.4mほどあり、庭木の剪定にも十分、使いやすい高さです。
ステップは広くないため、安定性という点では少し劣りますが、日常的に使わないのであれば収納のしやすさは重要です。
長谷川工業(Hasegawa)アルミ三脚グリーンステップ
長谷川工業は、少し高さを抑えた脚立を展開しています。1m以下から2.11mまでなので、極端に高い庭木の剪定には向いていません。
支柱は15cm間隔での調整が可能になっており、さまざまな場面で使いやすい高さ、角度に調整できます。
ハラックス アルミ三脚脚立 AMP-5
最初に紹介したハラックスのプロ向け三脚です。APシリーズでは1本の支柱しか高さを調整できませんが、AMPシリーズは3本すべての支柱を高さ調整できます。
植え込みや段差のある場所でも三脚が安定して立てられるようになり、より安全な作業が可能です。
ハラックス アルステップ AP-4
ハラックスが販売しているAPシリーズの中でも、高さを抑えた商品です。高さは1.2mのため、高い庭木には向きません。
しかし、そのぶん、収納は小さく可能なので、ちょっとした剪定には使いやすい商品です。
剪定はしごをお得に手に入れる方法
剪定はしごは決して安い商品ではありません。高さを抑えると価格は低くなりますが、必要な高さがなければ意味がなくなります。
そこで、剪定はしごをお得に手に入れる方法を2つ紹介します。
剪定はしごを中古で購入する
まずは、剪定はしごを新品ではなく、中古で購入する方法です。中古になるため、当然、新品よりも価格は低くなります。
中古なので、欲しい高さや商品が常に揃っているわけではありませんが、ものによっては半額以下で購入できる場合もあります。自分が求めている商品が中古で見つけられた場合には、中古の剪定はしごもおすすめです。
ただし、使用されていたものということを考え、商品の状態はしっかりと確認しておきましょう。支柱を固定する鎖など、安全面で必要な部品もあります。
また、脚の部分が曲がっていた場合なども安定性に欠けるため、不安な場合は新品を購入してください。
剪定はしごをレンタルする
剪定を自分でする場合にも、頻度によってはレンタルのほうが安い場合があります。数日間でも3千円ほどで借りられるため、一時的な利用であれば安くなります。
ただし、季節ごとなど、定期的に剪定を行う場合には、2年ほどで購入した金額に追いつくでしょう。レンタルは、一時的に剪定が必要な場合にのみ安くなる方法です。
剪定はしご(三脚)の安全な使い方
剪定はしごや三脚は、使い方によっては危険な道具です。安全に使用するためにも、しっかりと使い方を確認しておきましょう。
剪定はしごの掛け方
剪定はしごの種類にもよりますが、脚立であれば、乗る部分と支柱部分を繋ぐ鎖がついています。これは、脚立が広がりすぎないようにするためで、つけていない場合には、はしごが広がって転倒する危険性があります。
また、はしごタイプを使用する場合は、木や壁にしっかりと固定しましょう。はしごは自立しないため、固定は必須です。
立てかけるだけでも使えますが、バランスを崩した場合など、転倒や転落の危険が高まります。剪定はしごや脚立は、しっかりと使用方法を守らなければ、重大な事故にもつながります。
掛け方は簡単ですが、はしごであれば固定、脚立では鎖の固定と地面が安定しているかの確認を行ってください。
剪定はしごを使う際の注意点
剪定はしごを使う際、いくつかの注意点があります。何気なく使うのではなく、注意点を頭に入れておきましょう。
遠い場所や高い場所を無理に剪定しない
剪定する基本は、はしごの近くで行うことです。はしごの移動が面倒だからと、遠い場所や高い場所を無理に剪定しないようにしましょう。
基本的には、体をはしごから遠ざけずに剪定できる範囲のみを剪定し、細かく移動を繰り返してください。はしごの移動は体力も使うので面倒に感じますが、怪我にもつながるため、無理な体制での剪定はやめましょう。
剪定はしごから降りる時は登った向きのまま
剪定はしごや脚立は階段ではありません。ほぼ垂直に登るため、降りる時も登った向きのままです。
階段のようにステップに背を向けると体のバランスが不安定になり、転落する危険があります。
剪定はしごの一番上に乗らない
意外と知らない人も多いですが、剪定はしごや脚立の一番上、天板に乗ってはいけません。天板に乗ると重心が高くなりすぎてバランスを崩します。
もともと高い場所ではバランスの悪い脚立ですが、人の体重が上に行くほど不安定になります。作業する際には天板に乗らず、安定した高さで行いましょう。
天気が悪い時は使わない
剪定はしごや脚立は、決して安定性が高い道具とはいえません。雨が降っていたり風が強いような悪天候時は、転倒などの危険があります。
雨の日であれば、足を乗せている部分が滑ることも多く、転落してしまう可能性があります。強風時には、脚立やはしごごと倒れてしまうこともあるでしょう。
悪天候時には作業をせず、作業中に天気が悪くなった場合にも、すぐに作業を中止してください。
高い木の枝を剪定する方法
木を剪定する場合、必ず剪定はしごや脚立が必要になるわけではありません。状況によっては剪定はしごなしでも高い木を剪定可能です。
剪定はしごを使用しない方法を2つ紹介します。
高枝切ばさみで剪定する
高枝切ばさみは、高い場所にある木の枝を剪定するための道具です。支柱の先にはさみがついており、はしごなどに登ることなく剪定できます。
繊細な剪定は難しいですが、とにかく枝を短く切りたいだけの場合には、高枝切ばさみで十分です。高いところにも登らないので危険も少なく、はしごなどの保管場所にも困りません。
また、商品によっては支柱が伸縮するため、さまざまな高さの庭木に対応できます。
こちらの記事では、剪定ばさみのおすすめを紹介していますので、あわせて参考にしてください。
剪定の専門業者に依頼する
もう1つの方法は、庭木の剪定を専門にしている業者へ依頼することです。剪定作業というのは、高所での作業、害虫の被害などもあり、危険を伴う作業です。
専門業者に依頼した場合には、危険がないだけではなく、はしごや脚立を購入し保管する手間もありません。また、自分で作業を行う必要がなくなるため、時間の節約にもなります。
費用はかかりますが、安全面や時間を考えると、専門業者への依頼が一番でしょう。
剪定を依頼するなら「剪定110番」
庭木の剪定は自分でも可能ですが、剪定はしごやハサミなど、さまざまな道具の購入と保管が必要です。会社員であれば休日に作業を行うため、負担に感じることも多いでしょう。
剪定を専門にしている業者に依頼した場合には、道具の準備も作業の時間も必要ありません。
しかし、剪定を受け付けている業者は数多くあります。多くの業者は地域に根付いていることが多く、個人では依頼しにくく感じることも多いでしょう。
おすすめしたいのは、全国に展開している「剪定110番」です。
剪定110番は全国に展開しており、地域に関係なく依頼できます。また、料金は1本あたり2,100円(税込)からと、安いのも魅力です。
現地での調査や見積もりは無料で行なっているため、とりあえず料金を知りたいといった依頼もできます。
まとめ
剪定に必須のはしごは、さまざまな種類があります。中でもおすすめなのは、安定性の高い三脚タイプです。
また、自分で作業をする時間がない場合には、専門業者への依頼も検討しましょう。剪定は高所で行うため、想像以上に危険な作業です。
専門の剪定業者であれば、道具を準備する必要もなく、依頼するだけで切った枝の処分まで任せられます。
自分で剪定を行う場合には、安全をしっかりと確認し、自信がない場合には専門業者へ依頼しましょう。