カラスの駆除方法!自分でできる対策グッズとおすすめ業者6選

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カラスの駆除・予防方法や注意点のまとめです

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

カラスは住宅の近くにも多く生息しており、ゴミを漁ったり農作物を食べたりと、時に大きな被害を与える害鳥です。とくに住宅街では、ゴミを散乱させられたという経験がある人も多いでしょう。

多くの地域ではカラスの対策を行なっています。しかし被害が多い地域では、対策が間に合わないこともあります。

自分でカラスを駆除することは難しいですが、対策や予防は可能です。どうしても駆除したい場合には、専門の業者への依頼がいいでしょう。

この記事では、自分でできる対策や駆除するためのおすすめ業者を紹介します。

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カラスによる被害

カラスの被害

カラスは身近な鳥で、人が被害を受けることも珍しくありません。大きな被害を2つ解説します。

ゴミ荒らしの被害

カラスは雑食性のため、人間が出した生ゴミなども漁って食べます。

住宅街のゴミステーションが荒らされることも多く、掃除が必要になることも珍しくありません。また、街のゴミ箱などが荒らされた場合なども同様で、景観を損ねるだけではなく異臭などの原因にもなります。

自治体によってはゴミを荒らされないようにネットなどの対策を行うこともありますが、必ずしも効果があるとは言えません。また、対策を行うことでゴミ出しが面倒になることも被害と言えます。

農作物や畑での被害

畑では農作物が被害に合うことも多いです。雑食性のカラスは野菜も食べるため、収穫前の野菜や収穫後に保管していた野菜が食べられることもあります。

カラスの被害は街中だけでなく農家でも被害は少なくありません。とくに鳥類は収穫間近の農作物を食べてしまうことも多く、収益に大きな影響を与えます。

カラスを駆除するなら法律に注意!

カラス

カラスなどの害獣の駆除には注意点があります。やみくもに捕獲や駆除を行うと法律違反となる可能性があるため、注意しましょう。

カラスは鳥獣保護管理法の保護対象

カラスは「鳥獣保護管理法」で守られています。

鳥獣保護管理法は、鳥類や哺乳類に属する野生鳥獣を対象とし、鳥獣の保護・管理と狩猟の適正化を図る法律です。野生鳥獣の捕獲は原則として禁止されており、都道府県知事による有害鳥獣駆除の許可を得た場合を除き、捕獲等はできません。

▷参考:鳥獣保護管理法の概要|環境省ホームページ

狩猟鳥獣は条件付きで捕獲可能

鳥獣保護管理法では、鳥類26種・獣類20種が「狩猟鳥獣」に指定されていて、これらは下記のような条件付きで、狩猟による捕獲が認められています。

狩猟を行うための条件

  • 狩猟免許を取得する
  • 狩猟をしようとする都道府県に狩猟者登録する
  • 区域・期間・猟法などの法令で定められた制限を遵守する

カラス類の中で狩猟鳥獣に指定されているのは、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラスの3種です。

▷参考:狩猟鳥獣一覧|一般社団法人大日本猟友会ホームページ

勝手に駆除すると法律違反になるかも?

鳥獣保護管理法に違反すると、1年以下の懲役または100万円以下の罰金に処せられるおそれがあります。被害を受けているからといって、気軽に動物に危害を加えるのはやめましょう。

許可を得ずに個人が今すぐできる対策は、侵入を防いだり、住み着かれないようにしたりするための予防策を講じることです。

困ったら自治体や専門業者へ相談を

カラスの獣害が疑われる場合は、まずは自治体の相談窓口や、害獣駆除の専門業者へ相談してみてください。

ただし、自治体では手続きのアドバイスはくれるかもしれませんが、駆除の手配まではしてもらえません。被害がひどく、直ちに駆除したい場合は、害獣駆除業者に相談するのが近道です。再発防止の施工も依頼できるため、個人で行うよりも長い期間、害獣を寄せ付けません。

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自分でできるカラスの駆除方法

カラスの捕獲や殺処分は許可なしに行えませんが、鳥獣保護管理法に触れない範囲の対策は可能です。自分でできるカラスの駆除方法を紹介します。

レーザーポインターで撃退する

レーザーポインターの光をカラスにあてて退避させる方法には注意点もあります。

レーザーポインターは強い光を発するため、人に向けての照射、とくに目にはあてないようにしましょう。最悪の場合、失明する可能性もあり、他の人だけではなく自分も気をつけなければいけない方法です。

また、日本では極端に高い出力のものは法律で製造や販売を禁止しています。基本的には、安全基準に適合している「PSCマーク」つきの商品を購入しましょう。

超音波で寄せ付けない

カラスに限らず、害獣などを寄せ付けない効果があるとして注目を集めているのが、超音波式の撃退機です。人間には聞こえない周波数の超音波を使用するため、不快感も少なくカラスを追い払えます。

価格としても手頃な商品が多く、形状も様々です。ソーラーで電源を取る商品もあり、日の当たる場所であれば給電も必要ありません。

ただし動物の種類や個体差にも影響されるため、100%の効果というわけではなく、他の対策との併用が好ましい場合もあります。

テグスを貼る

テグスはナイロン製のひものことです。100円均一などでも購入でき、釣り糸での代用もできます。

寄せ付けないというよりも、カラスが侵入しにくく不快感を与えるためのものです。ベランダや農地の上空などに設置することで、カラスの体に絡まって動きを妨害するため、今後も近寄らなくなる可能性があります。

価格も非常に安く、場所によっては簡単に設置できる方法です。

音で追い払う

爆発音や破裂音、人間の大声なども追い払うのに効果があります。中でも最近効果が高いと言われているのが、カラスが鷹などに襲われている声です。

単純にカラスが近づいているタイミングで音を鳴らせば、カラスは離れていきます。ただし大きな音は近所迷惑にもなるため、場所や時間帯には十分に注意しましょう。

スマホなどを利用してカラスの嫌う音を出せるため、簡単でお金のあまりかからない方法です。

その他のカラス駆除のおすすめグッズ

他にもカラスの駆除、追い払うのにおすすめなグッズをいくつか紹介します。

イヤガラス

イヤガラスは、天然羽毛を使用したカラスの人形です。追い払いたい場所や近づけたくない場所に吊るすことで、カラスは危険な場所と察知して近寄りにくくなります。

カラスに対して効果が必要な場合は、逆さに吊るして「仲間が死んでいる」と認識させましょう。シンプルな商品ですが一定数の効果はあり、最初の対策にもおすすめです。

カラスなぜ逃げる

「カラスなぜ逃げる」は非常にシンプルな商品で、広い土地でも数カ所の設置で効果を発揮します。カラスは目が非常によいため、常に動いて光を発する「カラスなぜ逃げる」があると、近寄りづらくなります。

100%の効果とはいきませんが、テレビなどでも紹介されており、効果は高いと実証されました。価格も高くなく、試してみる価値は十分にあります。

さらばカラスくん

「さらばカラスくん」はステッカーになっており、非常に汎用性の高い商品です。ステッカーには紫外線で協力な発光をする素材が使われており、目のよいカラスは近寄りづらくなります。

公式にはヘルメットやベストの後ろ側に貼り付けており、カラスが多い場所ではとくに有効でしょう。また、家などでは塀や支柱などへの貼り付けも可能です。

シールが貼れればどこでも使えるため、設置場所に困っている場合にもおすすめです。

カラスの被害を予防する方法

カラスに限らず、害獣などを駆除するには手間もお金もかかります。先に被害を予防しておけば、お金が無駄になることもなく、ストレスも溜まりません。

また業者などに依頼してカラスを駆除した後にも、予防は怠らないようにしましょう。予防しなければ、何度も駆除業者へ依頼する必要が出てきてしまいます。

予防方法は簡単で基本的なことばかりなので、まずは基本的なことから始めましょう。

ゴミや餌を外に置かない

カラスがゴミを漁る理由は餌を探しているからであり、漁るものがなければ近寄ってくることもありません。

生ゴミを外に置いておきたいのであれば、密閉できる入れ物に保管するなどの工夫をしましょう。また、ゴミは早すぎる時間に出すのではなく、ゴミ収集が来る少し前に出すことで被害を減らせるでしょう。

家周辺をきれいに保ち侵入させない

カラスの頭がいいと言われている理由の1つに、餌を隠す習性があります。カラスは100箇所ほどに餌を隠し、すべての場所を記憶しているとも言われています。

家の周辺に餌の隠し場所が多い場合には、餌の保管場所として使われるかもしれません。植木鉢などにも餌を隠すと言われているため、できる限り家周辺に物を置かないことで、カラスが侵入する理由のない環境を作れます。

カラス駆除は業者利用がおすすめ

カラスを含む害獣駆除業者は全国に数大く展開しており、どれを選べばいいかわからいこともあるでしょう。地域に特化した業者から全国対応可能な業者まで、おすすめを紹介します。

おすすめの害獣駆除サービス一覧表

サービス名 対応エリア 料金 見積もり
害獣駆除110番 全国 14,300円(税込)~ 無料
アットレスキュー 関東・関西・東海・九州 4,500円(税込)〜 無料
ホームレスキュー 関東・関西・東海 15,000円(税込)~ 無料
害獣退治屋さん 東京・神奈川・千葉・埼玉 11,000円(税込)~ 無料
ハウスプロテクト 関東・関西・東海・九州 要見積もり 無料
ムシプロテック 全国 要見積もり 無料

カラス駆除業者の費用の目安

カラスの駆除を行なっている業者は多く、かかる費用も様々です。大まかには20,000円前後が多くなっています。

ただし駆除の範囲や予防など、内容によって価格は変化します。駆除業者への見積もり依頼がおすすめです。

すぐに依頼したい方におすすめ|害獣駆除110番

害獣駆除110番

料金 14,300円(税込)~
対応エリア 全国
対応 加盟店型
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公式サイト 害獣駆除110番

 

特徴:「1匹残らず徹底駆除」がモットー

害獣駆除110番は、愛知県に本社があるシェアリングテクノロジー株式会社が運営する、害獣駆除の紹介サービスです。

24時間受付のコールセンターを設けているので、夜や休日でも相談可能。日本全国に加盟店があり、施工はお住まいの地域の加盟店が担当します。駆除には毒薬を使わない方法を採用し、「追い出し」と「侵入経路封鎖」で行います。

料金目安は、駆除+消毒+清掃の作業を合わせて14,300円(税込)から。無料の現地調査で見積もりを算出し、追加料金は発生しません。

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中間マージンなしだから安い|アットレスキュー

アットレスキュー

料金 4,500円(税込)〜
対応エリア 関東・関西・東海・九州
保証期間 最長5年
自社対応 自社で一貫作業
見積もり 無料
公式サイト アットレスキュー

 

特徴:全ての作業を自社一貫!

アットレスキューは、2007年に創業して以来、害獣・害虫駆除をメインに経験と実績を積んでいます。

本社は大阪で、全国5箇所に支店・営業所があります。関東地区では、神奈川、埼玉、東京都の一部、千葉県の一部、栃木県の一部。関西地区では大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀、和歌山県北部。東海地区では愛知、岐阜、静岡、三重。九州地区では福岡が対応可能地域となっています。

代理店を通さず、調査から施工まで全ての業務を自社で一貫しています。中間マージンが不要という強みを活かして駆除費用の「業界最安値」を目指し、基本料金は4,500円(税込)から。他社価格への対抗も応相談とのことです。

相談・現地調査・見積もり提案までは全て無料で、見積もり以上の追加料金はかかりません。また、最大5年間の再発保証がつきます。

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最短30分で現地訪問!|ホームレスキュー

ホームレスキュー

料金 12,000円(税込)~(害鳥の場合)
対応エリア 関東・関西・東海
自社対応 自社で一貫作業
保証期間 最長10年
見積もり 無料
公式サイト ホームレスキュー

 

特徴:相談から現地着まで最短30分

ホームレスキューは、大阪府に本社がある害虫・害獣駆除業者です。中間業者を経由せず直接依頼を受けるため、最低限の費用で素早い対応をしてくれます。

支店・営業所は、関西地区に5店舗(大阪、京都、兵庫、奈良)、関東地区に4店舗(埼玉、神奈川、茨城、千葉)、東海地区に1店舗(愛知)、中国地区に1店舗(岡山)、九州地区に2店舗(福岡、佐賀)あります。

コールセンターは年中無休で、メール相談は24時間受付。電話してから、最短で30分後には駆除担当者が現地調査に訪問可能で、その場で見積もりを算出してもらえ、施工後の追加料金はかかりません。

費用目安は、カラスやハトのような害鳥で12,000円(税込)からです。清掃・殺菌・侵入口の封鎖は別途見積もりとなります。侵入口封鎖工事には最長10年の再発保証がつきます。

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首都圏エリア最短20分!|害獣退治屋さん

害獣退治屋さん

料金 14,300円(税込)~
出張対応エリア 東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県
保証期間 最長10年
自社対応 自社で一貫作業
見積もり 無料
公式サイト 害獣退治屋さん

 

特徴:地域密着でスピーディーな対応

害獣退治屋さんは完全自社施工の害獣駆除業者です。東京、神奈川、千葉、埼玉の4都県に対応し、最短20分で現地調査に来てくれます。

カラスの駆除料金に関してはホームページには記載が見あたりませんが、ハトの場合で16,500円(税込)からと書かれているので、参考にしてください。動物の種類がわからなくても応相談です。相談、現地調査、見積もりまでは完全無料です。ホームページには「駆除の途中で追加必要項目があった場合には都度ご相談」とあるので、不明点は見積もり時によく確認してください。

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再発防止も徹底したい方に|ハウスプロテクト

対応エリア 関東・関西・東海・九州
保証期間 最長10年
対応 自社型
見積もり 無料
公式サイト ハウスプロテクト

 

特徴:再発防止施工に自信

ハウスプロテクトは、埼玉県に本社がある株式会社GROWTHの害獣・害虫駆除サービスです。

対応エリアは広く、関東7都県(東京、神奈川、埼玉、群馬、千葉、栃木、茨城)、中部6県(長野、山梨、愛知、岐阜、三重、静岡)、関西6府県(大阪、京都、兵庫、滋賀、奈良、和歌山)、中四国7県(岡山、広島、山口、鳥取、島根、香川、愛媛)、九州7県(福岡、熊本、長崎、佐賀、大分、宮崎、鹿児島)となっています。

リフォーム会社が母体なので、害獣駆除の知識はもちろん、再発防止施工や被害箇所の原状復帰工事も可能です。万が一の再発に備えて最長10年の安心保証も用意され、再発防止へのこだわりが感じられます。

現場調査・見積もり・出張費用はすべて無料。追加料金は原則として発生しませんが、現場で追加提案をすることがあるそうです。

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害虫も一緒に駆除したい時は|ムシプロテック

ムシプロテック

料金 要見積もり
対応エリア 全国
保証期間 害虫種類によって異なる
自社対応 加盟店式
見積もり 無料
公式サイト ムシプロテック

 

特徴:年間実績 1万件

ムシプロテックは加盟店式の害虫・害獣駆除仲介サービスです。年間1万件の出動実績があり、経験豊富な加盟スタッフが専門的な技術や特殊機材を使い、その場所の状況に応じた方法で駆除を行ってくれます。

ホームページは害虫駆除について中心的に書かれていますが、害獣駆除にも対応しています。料金は要見積もりなので、気になる方は問い合わせてみてください。

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その他の害獣駆除業者はこちら

もっといろいろな業者を比較検討したい方のために、より多くのサービスを掲載した記事もご用意しています。害獣被害が疑われる時の対応、駆除業者の選び方や見積もり取得時に注意すべきポイントなども一緒に紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

カラスの生態

カラスはとても身近な野生生物で、数も多いです。できれば敵対関係ではなく、平和的な関係を築きたいものです。そのためには、カラスの生態の理解が必要です。

カラスの生活

カラスは日が昇る少し前から行動を始め、食べ物などを探します。朝に行動することも、ゴミなどが被害にあいやすい要因の1つです。

日中は捕食ではなく水浴びなどをして過ごし、夕方には寝ぐらの近くへ移動します。寝ぐらへは小規模な群れで移動すると言われており、一説には群れで餌場などの情報交換などを行なっているそうです。

冬には成長したヒナも合流し、1年で最も群れの数が多くなる時期でもあります。

カラスの種類

「カラス」は、スズメ目カラス科に分類される鳥の総称です。日本で一般的にみられるのは主に2種類。スズメ目カラス科の中のカラス属に分類される「ハシブトガラス」と「ハシボソガラス」です。

ハシブトガラス

都心部に多いのはハシブトガラスで、ゴミを漁ったり散らかしたりするのもハシブトガラスです。都心部や街中に生息しているハシブトガラスは人を恐れることが少なく、反対に田舎では警戒心が強くなります。

地域によって性格が異なるのもハシブトガラスの特徴です。

ハシボソガラス

ハシボソガラスは、主に農地の多い田舎に生息しています。雑食で農作物を食べることも多く、被害を受ける農家も少なくありません。

その他の種類のカラス

局地的に生息する種類や、季節限定で飛来する種類、山間部に生息する種類も合わせると、日本でみられるカラスは全部で5種類です。そのうち4種はカラス属、1種は近年カラス属からコロエウス属に分類変更されました。

日本で見られるカラス5種

名前 国内の生息地 特徴
カラス属 ハシブトガラス 全国
都心・山地どこでも
真っ黒
クチバシが大きく太い
額が出っ張っている
「カアカア」と鳴く
ハシボソガラス 全国
平地(都心には少ない)
真っ黒
クチバシがハシブトガラスよりも細い
「ガアガア」と鳴く
ミヤマガラス 西日本(九州の平地部)
冬季に飛来する
大きな群れで行動する
成鳥はクチバシが白い
「ガアガア」と鳴く
ワタリガラス 北海道東部・北部
冬季に飛来する
カラス類の中では特に大型
ハシブトガラスより一回り大きい
人間の4歳児以上に相当する知能を持つ
コロエウス属
(元カラス属)
コクマルガラス 西日本
冬季に飛来する
カラス類の中では特に小型
淡色型(腹が白く羽や頭は黒)と暗色型(頸の後ろと側が黒淡色)がいる
「キュウキュウ」と鳴く

繁殖期のカラスは特に危険!

カラスは繁殖期以外を群れで行動し、多い群れでは数千羽になります。また、繁殖期には人を攻撃することもあるため注意が必要な鳥です。

繁殖シーズンは3〜7月頃

カラスの繁殖シーズンは地域や個体による差が大きいですが、本州では3月頃から7月頃までといわれています。

ハシブトガラスとハシボソガラスでは、ハシボソガラスの方が早く繁殖期を迎えるという情報も見られます。環境省自然環境局のカラス対策マニュアルには、ハシボソガラスの営巣開始時期は「木の葉が芽吹く前」、ハシブトガラスでは「木の葉が茂ってから」と書かれています。

▷参考:自治体担当者のためのカラス対策マニュアル|環境省ホームページ

巣や雛に近づかないようにする

カラスは、人が何もしなければ怖い鳥ではありません。しかし、ヒナが生まれてからの英巣中は気性が荒くなっており、巣の近くを通った人が威嚇されたり襲われたりすることもあります。

繁殖時期のカラスには干渉しないように注意し、巣を見かけた場合や、カラスに攻撃された場合には、速やかにその場所を離れましょう。

またカラスは記憶力が高く、人間も個別に認識します。一度覚えられると数年は忘れないとも言われており、仲間内でも「攻撃対象の人間」として伝達します。

カラスの駆除に関するFAQ

カラスの駆除は、一般的に自分で行うことは少ないでしょう。しかしできる範囲の駆除があれば、自分で行なったほうが安く済みます。

自分で駆除を考えている人の気になるFAQを紹介します。

エアガン(空気銃)でカラスは駆除できる?

エアガンでカラスを撃つことは鳥獣保護管理法違反となり、罰則の対象です。また日本で販売されているエアガンは威力が規制されており、カラスに当たっても大きな影響はありません。

反対にカラスが攻撃されたことを理解し、仕返しをしてくる可能性が高くなります。エアガンでの駆除は危険を伴うだけではなく、法律違反ともなるので絶対にやめましょう。

カラスを駆除するのに資格は必要?

カラスを含む害獣の駆除には、資格と申請許可が必要です。まず、カラスの捕獲や駆除のための道具を使用するには、「狩猟免許」の資格が必要になります。

個人でも取得は可能ですが、カラス駆除のためだけに取得を考えられるほど簡単ではありません。また狩猟免許を持っていても、鳥獣保護管理法に守られているカラスの駆除には各自治体の許可が必要です。

許可を得ていない駆除は違法です。個人でのカラス駆除は難しいことが多く、業者への依頼が無難でしょう。

カラスの巣を見つけたらどうする?

カラスの巣を見つけた場合でも、特にその巣にいるカラスから被害を受けていないのならば、何もする必要はありません。カラスを刺激しないようにそっと見守ってください。

巣があることによって威嚇されたり襲われたりという被害に遭っている場合は、巣の撤去を検討できます。まず巣がある樹木や街路樹、電柱などの管理者を確認し、管理者に被害状況などを伝えて撤去を依頼してください。

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まとめ

カラスは身近な鳥であり、あまりいいイメージを持っている人は少ないかもしれません。ゴミを漁ったり農作物を食べたりと、人に与える被害は多く、駆除を考えることもあるでしょう。

しかしカラスは鳥獣保護管理法で守られているため、勝手な駆除は禁じられています。個人であれば、カラスを近寄らせない対策が一番です。

被害が大きすぎて困っている場合には、専門の駆除業者に依頼しましょう。業者であれば、駆除も予防も可能です。

カラスは非常に頭がいいです。身近な鳥だからと甘く見ないでおきましょう。