トラクターの中古相場は?メーカー別で新品と中古の値段を徹底比較!

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トラクターの写真

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農機具は高価なものが多く、新品ではなかなか手が出しにくいという方もいるでしょう。最近では、脱サラ後に農業を始める新規就農者も多く、年代も若者が増えています。

大型の農機具を導入すると、初期費用は数百万〜1,000万円前後かかります。できるだけ安く農機を買いたいときは、中古農機をチェックするのがおすすめです。ここでは、中古トラクターの価格相場、選び方のコツを解説していきます。

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中古トラクターの価格相場はこれで決まる!

トラクター

中古トラクターの価格に大きく影響するのは、馬力・年式・稼働時間です。それぞれの価格設定のポイントを知ることで、買いたい中古トラクターが適正な価格で販売されているのかを判断できます。お得に買い物をするために、ぜひ参考にしてみてください。

馬力

新品のトラクターは「馬力×10万円」を目安に価格設定されています。
中古農機の場合は、その3分の1程度の価格で売られることが多く
馬力×3~4万円」が適正価格です。新品でも中古でも、馬力が大きいトラクターほど値段は高くなります。

たとえば20~40馬力であれば80万円前後、40~60馬力で220万円、60~80馬力で270万円が一つの目安です。

どんな種類の農業で、何の作業にトラクターを使うかによって、必要な馬力は異なります。「お米を作りたい」「野菜を栽培したい」「酪農を行いたい」など、まず使用目的を明確にしましょう。

その他、耕す土地の土質もポイントです。土質が粘土質の場合、25馬力以上のパワーが必要です。また、消毒をする場合は薬剤を載せるので比較的馬力の大きいトラクターを選ぶとよいでしょう。

年式

中古市場では、年式が古いほど価値が下がります。昔の年式ほど安価で売られていますが、その分整備が行き届いていないことも多く、安ければよいというわけではありません。

また、20〜30年ほど前の年式では、パーツの販売が終了していることもあります。いざ修理に出しても直せなくなってしまうので、購入には注意が必要です。

稼働時間

トラクターの寿命を知るには、稼働時間を確認しましょう。「馬力×100時間」が一般的な寿命の目安です。あとどれくらい使用できるかを把握できます。

寿命の目安を把握するには、購入を検討している商品の「アワーメーター」を確認しましょう。アワーメーターは、エンジンがかかっていた「総累計時間」を表示する機器です。車の価値を走行距離で判断するように、トラクターは総累計時間で寿命や価値が決まります。

中古品の価格相場は、新車の3分の1程度であるため、アワーメーターをチェックして寿命が3分の1以上残っているなら、コストパフォーマンスがよい買い物といえるでしょう。

中古トラクターを購入する際のポイント3点

トラクター

「いざ中古トラクターを購入したものの、思っていた使い心地と違う」「状態がよくないものを買ってしまった…」といったトラブルは避けたいものです。良質な中古トラクターを選ぶために、購入時に確認しておくべきポイントを解説します。

アタッチメントの有無

作業内容によっては、アタッチメントの取り付けが必要です。アタッチメントを取り付ける方法は「2点リンク」と「3点リンク」の2種類があります。15馬力以下の小型トラクターは2点リンクと呼ばれる規格です。2点リンクは流通が少ないため、中古購入が難しいかもしれません。

3点リンクは多種類のアタッチメントをつけられるため、多くの作業に対応します。また、流通量が多く中古機を探しやすいため、これから購入するのであれば、15馬力以上で3点リンクのトラクターを選ぶのがよいでしょう。

トラクターのアタッチメントについての関連記事はこちらを参考にしてみてください。

整備状況

さまざまな条件で中古トラクターが販売されていますが、未整備品を購入する際は注意が必要です。動作に問題があった場合の修理・整備費用は自分で負担しなければならないので、予想以上の費用がかかってしまうケースもあります。

未整備のトラクターを購入する際は、きちんと動作確認がされているか、車体の傷・汚れの程度はどれくらいか、オイル漏れなどの破損はないかなどを確認しましょう。故障による返品交換は受け付けていない店舗も多いですが、中にはアフターケアが充実している業者もあります。

メーカーや修理もできる店舗から購入すると、丁寧に整備されていることが多いでしょう。整備品は未整備品よりも少し価格が高い傾向がありますが、自分で清掃したり、修理・交換を行ったりする手間を省きたいという人に向いています。

部品の年式

古い機種のトラクターは、部品の製造・販売が終了しているケースもあります。20年以上前の機種を購入するようなときは、現在も生産されているのか、何年まで部品供給を行っているのかを調べてから購入するとよいでしょう。メーカー・機種によって期限が異なるため、注意が必要です。

部品が手に入らないと、農機が壊れてしまっても修理ができません。「せっかく購入したのに短期間しか使用できなかった」といった失敗を防ぐために、部品の年式も確認しましょう。

中古トラクターの人気ブランドは?新品や中古トラクターの値段、特徴を比較

トラクターの写真

トラクターを生産している主なメーカーは「クボタ」「イセキ(井関農機)」「ヤンマー」「三菱マンヒドラ農機」です。それぞれ異なる特徴があるため、目的にあったトラクターを購入しましょう。メーカーの特徴と中古価格を「中古農機市場UMM」で取り扱っている事例から紹介していきます。(2021年7月30日現在の在庫状況と販売価格)

国内外のトラクターのメーカーをこちらの記事で紹介しています。あわせて参考にしてみてください。

クボタ

クボタ

新品価格

  • メーカー:Kubota
  • 型式:T245D
  • 馬力:24馬力
  • 希望小売価格:2,337,200~円(税込)

中古価格の事例

  • 使用時間:45時間
  • 価格:1,600,000円(税込)

トラクターの国内トップブランドといえばクボタ。「どのトラクターを選べばよいのかわからない」「農業機械を買うのは初めて」といった人は<ボタを選べば間違いないでしょう。

エンジンの耐久性に優れていて、中古でも長く使用できるのがポイントです。他メーカーの製品に比べて少し高額なことが多いですが、その分壊れにくくお得に使える製品が豊富にそろいます。また、10.5馬力から170馬力までさまざまなグレードのトラクターを取り揃えているため、目的にあった農機具を選べるでしょう。


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ヤンマー

トラクター

新品価格

  • メーカー:ヤンマー
  • 型式:YT488ADYUQW
  • 馬力:88馬力
  • 新車時参考価格:10,939,500円(税込)

中古価格の事例

  • 使用時間:102時間
  • 価格:7,770,000円(税込)

トラクター国内シェア2位のヤンマーはエンジンの使いやすさに定評があり、パワフルでスムーズな使い心地が特徴です。農機具のデザインにも力を入れており、スマートな見た目も人気があります。近年では、低燃費で環境に優しい機械も得意としています。

少し手入れに手間がかかる機器が多いものの、丁寧なアフターサービスが充実しているのもポイント。ヤンマーの店舗に足を運びやすい環境なら、安心して使用できるでしょう。

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イセキ

トラクター

新品価格

  • メーカー:イセキ
  • 型式:RTS20
  • 馬力:20馬力
  • 新車時参考価格:2,266,920円(税込)

中古価格の事例

  • 使用時間:51時間
  • 価格:1,470,000円(税込)

1926年創業の歴史ある農業機械専門メーカーで、国内シェアはヤンマーに続いて第3位です。日本で初めてコンバイン、田植機などの開発を行いました。

イセキは大型トラックの評価が高く、お手入れのしやすいシンプルな構造が特徴です。新技術の投入にも力を入れており、特許査定率1位を誇る企業です。(2004年~2010年および2012年~2017年の統計による)

イセキのトラクター新品・中古相場の比較についてはこちらの記事を参考にしてみてください。

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三菱マヒンドラ農機

トラクター

新品価格

  • メーカー:三菱マヒンドラ農機
  • 型式:GSE242
  • 馬力:24馬力
  • 新車時参考価格:2,024,000円(税込)

中古価格の事例

  • 使用時間:15時間
  • 価格:1,800,000円(税込)

三菱マヒンドラ農機は国内で唯一の外資系メーカーです。創業当時は「サトー」というブランド名で知られていました。その後三菱機器販売株式会社と合併し、現在はインドの「マヒンドラ&マヒンドラ社」と協業しています。

世界を見すえたグローバルな観点から商品開発を行っており、大規模経営向けのパワフルな製品が人気です。「人も道具も、長く強く」をコンセプトに掲げ、アフターサービスやメンテナンスも充実しています。

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中古トラクターと同時購入がおすすめ!あると便利なアタッチメント

トラクターはアタッチメントの種類によってさまざまな作業に対応できます。ここでは、あると便利なアタッチメントをピックアップして紹介します。ここで紹介する以外にもたくさんの種類のアタッチメントがあるので、使用目的に合ったものを購入しましょう。

ロータリー

畑でも田でも幅広く使用できる万能アタッチメント。軸に爪を取り付け回転させることで、土壌を砕きながらかき混ぜます。また、ロータリーカバーでかき混ぜた土を平らにならせられます。土を耕し、苗を植えられるよう整えるときなどに大活躍です。

取り付ける爪の「耐久性」「細土性」「反転性・すき込み性」がロータリーの質を左右します。作業面積・土質などによって最適な爪を選ぶことも重要なポイントです。

プラウ

プラウも土づくりに重要なアタッチメントです。土が硬い、水はけが悪い、土中の害虫を浮き上がらせたいといったときに使用します。プラウはロータリーよりも深く土を掘り起こし、土の上下を入れ替える作業が可能です。

プラウは発土板プラウ・ディスクプラウ・チゼルプラウの3種類に分けられ、それぞれ反転装置が異なります。土壌の性質によって向き不向きがあるので注意しましょう。

畝立機

畑を作るときは、水はけのよい土地にするために畝(うね)を立てます。広い土地に畝を立てる場合、鍬を使い自力で作業を行うには限界があります。畝立て機があれば作業を効率化でき、均一できれいな畝が簡単に立てられます。

広い土地で畑作業を考えている人にはおすすめのアタッチメントです。複数の畝をいっぺんに立てられる高性能な畝立て機もあります。

中古農機市場UMMで会員登録がおすすめ

中古農機市場UMM

中古農機市場UMM」は、全国の農家と農機具店をつなぐ、農機具の売買専門サイトです。これから中古トラクターの購入を検討しているなら、ぜひUMM中古市場で会員登録してみてください。

会員登録を行うと、中古農機具がUMMに新しく出品登録されたときにメールで通知が届きます。気に入っているメーカー、農機の種類、近隣の都道府県などで絞り込めるため、自分に合ったカスタマイズが可能です。

「色々な販売サイトを随時チェックするのが大変」「中古農機具をいち早くチェックしたい」といった人は、効率よく商品を探せるでしょう。

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まとめ

アタッチメントによってさまざまな作業に対応する万能なトラクター。中古で質のよいものを購入できると理想的です。馬力や年式、稼働時間などを確認しながら相場を見極め、お得な商品を探しましょう。

複数の通販サイトや店舗を定期的にチェックするのは難しいものです。必要があれば中古農機具販売サイトの会員登録なども利用して、お得に購入できる方法を探すとよいでしょう。

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