トラクター用アタッチメントの種類と内容を解説!農家の作業効率に欠かせない心強い味方!

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耕運機 トラクターの写真

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農機具は、農作業を行うときの必需品です。現代の農業は大規模化と人手不足が進んでおり、これを受けて農機具メーカーも工夫をこらしたさまざまな農機を開発しています。その種類の豊富さに、どれを購入すべきか迷う方も多いでしょう。

ここでは、トラクターの各種「アタッチメント」の使い道と選び方を説明します。農機具購入の参考にしてください。

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アタッチメントとは何か

アタッチメント

アタッチメントには「取り付け」という意味があり、その名の通り用途に応じて機器類に取り付けて使用する部品のことです。トラクターの場合、畑の耕作、畝立て、天地返し、草刈り、重量物の運搬など、さまざまな用途に合わせてアタッチメントに付け替えるのが一般的です。適切なアタッチメントを使用することで、作業の効率化が図れます。

アタッチメントの種類と使い分け

アタッチメントには、畑専用のものと田んぼ専用のもの、その両方で使えるものの3種類があります。それぞれの主なものをご紹介します。

畑・田んぼで使えるアタッチメント

まず、田畑共に使用できるタイプのアタッチメントを見ていきましょう。

「ロータリー」万能の代表格

三菱マヒンドラ農機 ロータリー

出典:三菱マヒンドラ農機 ロータリー一覧

トラクターといえば、真っ先にこれを思い浮かべる人も多いでしょう。現場で最も多く使われているのが「ロータリー」です。用途は幅広く、爪が田畑の土を細かく砕いて耕し、天敵である雑草も粉砕します。また、地表に散布した堆肥などをかき混ぜることで土全体に行きわたらせ、さらに収穫作業後には、畝を平らにならすのにもひと役買います。

ロータリーで何よりも重要なのは「爪」です。購入するときは「反転性・すき込み性」「細土性」「耐久性」の3点を押さえて選びましょう。爪が摩耗して先端の幅が0.5~1.5cmまで減ると作業効率も落ちます。定期的なチェックと交換が重要です。

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「プラウ」良質な土壌作りに貢献

プラウ

出典:Aalang – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=2782062による

畑でも田んぼでも、大型機械で耕地を耕していると、耕盤層と呼ばれる硬い層が形成されます。耕盤層では作物が根を張れないうえに害虫や雑草の根、病原菌などがたまり、連作障害の原因にもなります。そのため、定期的に土壌をかき混ぜる天地返しと呼ばれる作業が必要です。

そこでこの「プラウ」が大活躍します。耕盤層を深耕することで、作物の生育環境を整え、土壌に蓄積された堆肥を均一化します。

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「フロントローダー」一年中出番の剛腕選手

トラクターの強力な「腕」となってくれるのがローダーです。人間の手では運べないようなパレット積みの肥料や堆肥、コンテナに詰めた収穫物も軽々と運搬できます。田んぼの整地にも使えるうえに、雪国では除雪作業でも大活躍です。

中古トラクターの中には、フロントローダー付きでお得に流通している商品もあります。購入する前に、中古で流通していないかは、必ず確認しましょう。

「草刈り機」悩ましい雑草を一掃

三陽機器 草刈り機

出典:三陽機器 草刈り機製品一覧

作物の品質を管理するうえで、草刈りは欠かせません。作業者にとっては大きな負担となるこの作業も、フレールモア・スライドモアなどのアタッチメントを使えばあっという間です。人の背丈以上に繁殖してしまった雑草も一気に刈り取れて、作業時間の短縮と省力化を実現できるでしょう。

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「トレーラー」コンバインを圃場まで安全に運搬

中古 トレーラー

もともと牽引(けんいん)自動車を意味するトラクター。このアタッチメントを装着すればその本来の名前の通り、重量物を運べます。コンバインなどの超重量級のものでも問題ありません。最近では、より安全に走行できるように、ブレーキ付きのものも登場しています。

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畑専用のアタッチメント

次に、畑専用のアタッチメントをいくつかご紹介します。

「サブソイラー」水害多発の今こそ出番

YANMAR サブソイラー

出典:YANMAR サブソイラー GBシリーズ

台風や豪雨の被害が年々拡大している中で、最近は田畑での洪水対策が重要になっています。そこで役立つアタッチメントがサブソイラーです。

圃場の下層部に形成される硬盤層に亀裂を入れたり、固くなった土を破砕して柔らかくしたり、圃場の水はけをよくしてくれたりします。土が柔らかくなり、通気性・通水性がよくなることで、作物の養分吸収が旺盛になり、根もよく伸びるようになるはずです。

「マルチャー」あのマルチ張り作業がらくらく

マルチロータリー

出典:YANMAR うね立て・マルチ

畑仕事に欠かせないマルチ張りの作業も、トラクターのアタッチメントでスピーディに終わります。マルチャーをロータリーに接続することで、手作業でのマルチ張りから解放されるでしょう。作物の種類によって、平畝や高畝などのさまざまな形に張れるのも魅力です。

「畝立て機」一気に素早く、美しい畝作り

かつては鍬(くわ)を使っていた畝立ても、今はトラクターのロータリーに「畝立て機」を接続して作業ができるようになりました。広い面積でも一度に何列もの畝を作ることができるうえ、仕上がりも均一です。

田んぼ専用のアタッチメント

最後に、田んぼ専用のアタッチメントを2つ見てみましょう。

「あぜ塗り機」重労働からの解放

畦塗り機

出典:KOBASHI 畦塗り機 製品一覧

田んぼの周囲に土の壁を作り、防水処理を施す「畦塗り」の作業も、専用のあぜ塗り機があれば簡単です。爪で法面を削り、土を掛けながら整形板であぜを整えます。これも、畝立て同様にかつては鍬を使う重労働でしたが、今ではトラクターを活用して美しく仕上げられます。

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「ハロー」田んぼを耕すプロフェッショナル

Kubota 代掻き ハロー

出典:Kubota 代掻きの手順

先にご紹介したロータリーやプラウを田んぼの耕うんに使うと、地面に凸凹ができて雑草が生えやすくなり、田植えもやりにくくなりがちです。田んぼの地面をきれいに整地するには「ハロー」の出番です。

曲面を持った皿状の円盤が砕土を行ってくれる「ディスクハロー」と、弾性を持ったスプリングタインがきめ細かな整地作業を行ってくれる「スプリングハロー」がおすすめです。

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作業効率を高める最新アタッチメント

ここでは、「作業の高速化」をテーマに開発された、2種類の最新アタッチメントをご紹介します。

播種機

播種作業は、種子を一定量ずつ播いていくことが大切です。最新の播種機を使えば正確な播種ができるうえに、時速10kmと素早い作業が叶います。

素早く、かつ正確な播種作業が実現します。

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ロータリー

最新のロータリーは、既存のものよりも耐久性に優れています。その最高速度は時速5.5km。オイルの残量が一目で分かるうえに、作業中でも注ぎ足しができるという親切設計が特徴です。

費用対効果も考慮したうえで、最新のトラクターも検討してみるのも良いでしょう。

アタッチメントの選び方

アタッチメントを購入する場合、重要なポイントになるのがトラクターとの適合性です。この点を見極めないと作業の安全性にも関わってきます。特に重要な5つのポイントをご紹介します。

トラクターの馬力に合っているか

まず、トラクターの馬力に合ったサイズのアタッチメントを選びましょう。馬力が小さいと大きいアタッチメントの性能を活かせません。反対にトラクターの馬力の方が大きいと、アタッチメントを傷めることもあります。

トラクターとの重量バランス

次に重量です。トラクターにとって最も大切なのはバランスです。作業機の取り付けによって重心の位置が大きく変わり、バランスが崩れると転倒事故につながります。トラクターの前輪には、最低限、トラクターとアタッチメントの質量合計の20%以上の荷重が必要です。

3点リンクの「標準」と「特殊」

3点リンクとは、トラクターにアタッチメントを取り付けるための機構です。これには、トップリンクが長くて中折れしない「標準3点リンク」と、三角金具と短いトップリンクからできている「特殊3点リンク」の2種類があり、メーカーによって違ってくるので確認が必要です。

3点リンクの揚力

アタッチメントは、3点リンクに、その質量以上の油圧揚力がなければ使うことができません。トラクターによっては、ロワーリンクヒッチ点での揚力が示されているものもありますが、直装式の場合は、ほとんどのトラクターはロワーリンクヒッチ点の揚力よりも小さい質量のアタッチメントしか上げられない点を覚えておきましょう。

トラクターとのサイズ幅

装着するトラクターの車幅に対応したアタッチメントを選ぶことも重要です。トラクターの輪距やオプションタイヤによって車幅も変わってきます。

トラクターとの適合性を確認

「結局うちのトラクターにはどんなアタッチメントが合うのか」をすぐに確認したいときは、以下のメーカー各社の公式サイトが便利です。トラクターの馬力、作業の用途と内容などから、最適なアタッチメントを検索できます。

参考:松山株式会社

参考:アグリテクノ矢崎株式会社

参考:株式会社冨士トレーラー製作所

長く使うためのポイント

アタッチメントを長持ちさせるには、保管場所や念入りなメンテナンスが大切です。特に以下の4点に注意しましょう。

1.保管方法

本体であるトラクターや他の機械と同様に、錆はアタッチメントにとって大敵です。屋内・屋外のいずれに置く場合も、雨などで濡れない場所に保管しましょう。

2.清掃

作業が終わったら、汚れをきれいに落としておきましょう。ただし、高圧洗浄機などを使うと内部に水が入ってしまうことがあるので気を付けてください。本体であるトラクターの取扱説明書を前もって確認しておくとよいでしょう。

3.接続部分の手入れ

トラクター本体とアタッチメントをつなぐジョイント部分は、グリスを使って錆や摩耗を防ぐようにします。ジョイント部分には常に負荷がかかっているため、こまめな手入れが必要です。ユニバーサルジョイントの摺動(しゅうどう)部は、オスとメスを切り離してから手入れを行います。

4.爪のゆるみ

ロータリーなどの爪も、こまめにボルトを締め直すようにしましょう。爪は意外と繊細で、少しの衝撃でもすぐに緩みます。爪が抜け落ちると大変危険です。

アタッチメントはどこで手に入る?購入でもレンタルでもOK

アタッチメントは、今までは地域のJAや農機具店から購入するのが一般的でしたが、近年はインターネットによる中古商品も充実しています。年に数回しか使わないアタッチメントに、お金をかけるかどうか迷うなら、ネットオークションなどを活用してはいかがでしょうか。

また、農機具販売店によるレンタルサービスもあります。購入に迷っている場合や、一度試しに使ってみたいという方にはこちらもおすすめです。

そのほか、地域の農家同士で協力し合うのもひとつの手です。各種アタッチメントを共同購入して使うことで、費用削減につながります。

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まとめ

アタッチメントにも、用途に応じて多くの種類があることが分かりました。作業を高速化・効率化するために、アタッチメントを換えるだけで何役もこなしてくれる農機具は必須です。

購入する場合も、農家同士で協力し合う方法や、ネットオークション、レンタルサービスを使う方法があります。また、中古農機具の購入を視野に入れるなら、出費を大幅に軽減できるでしょう。中古農機市場UMMへの登録など、中古市場を中心に検討してみてはいかがでしょうか。

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